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スピード・再現性・巻き上げパワー+カラーローテ。電動ジギング専用ジグ「オシア EJスピード」にNEWカラー登場

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第3のジギング。

それは、電動リールを使用した「電動ジギング」のこと。手巻きでは追いつけないスピード、正確な再現性、釣り人を疲労させない巻き上げパワー。これまで獲れなかった魚が獲れる、新しいオフショアジギングの切り口。

そんな電動ジギングに特化したジグオシア EJスピードは、電動高速ジャークに対応する専用設計で、ハイスピードリトリーブ中のジャークでも回転せず、安定して高速スライドが続けられる形状を持つ…というジグ。

また高速であるからこそ、その一瞬で魚にアピールできるカラーがとりわけ重要…とも捉えられるか。2022年、楽しみな新色が登場。

オシア EJスピード NEWカラー

2022年9月登場

シマノ公式「オシア EJスピード」詳細ページはこちら

登場するのは「008 Aケイムラベイト」「009 Tグロピン」「007 Aシルバー」という、これまでにない強いアピール力を持つ3色。何がどう新しいのか、それぞれの特長とは。

008 Aケイムラベイト

Aタイプのスケールブーストをベースに、紫外線に反応することでさらなるアピール力を生み出す「Aケイムラベイト」は、マグロゲームに欠かすことができないストロングカラー。

009 Tグロピン

透明な鱗の輝きが特長的なTタイプのスケールブーストをグローカラーでアレンジした新提案色「Tグロピン」。

007 Aシルバー

新定番となり得る強い輝きを放つアピールホログラムパターンAタイプのスケールブーストを採用した「Aシルバー」。

いずれのカラーもスケールブーストを採用、またケイムラやグローを採用したカラーもあり、とりわけ強いアピール力が特長的。

どう使い分ける?松岡 豪之氏のインプレッションをチェック

アピール力の強い3色のNEWカラーですが、気になるのはどの色をどのように使うのか。テスター松岡 豪之さんの使い分けがこちら。

電動ジギングでまず揃えていただきたいベーシックアイテム、オシア EJスピード。今回の新色の中でまず押さえたいのがAシルバー。Aタイプのスケールブーストはキラキラしたアピールの強さでパイロットカラーとして活躍してくれます。マグロ類狙いでお勧めしたいのがAケイムラベイト。アピール力のあるAタイプのスケールブーストをベースにケイムラ塗料を組み合わせ、特にディープウォーターでの存在感を意識しました。またグロー系ではTタイプのスケールブーストとグローカラーを組み合わせた新提案のTグロピンはなかなか面白い色に仕上がっています。

僕の使い分けをご紹介すると、まず朝マヅメ(および夕マヅメ)などの光量の少ないときに存在感のあるTグロピンからスタート。光って目立つだけでなく、ベイトがイカのときにもけっこう効きます。日が差してきて光量(紫外線)が強くなったらケイムラ系のAケイムラベイトに、さらに完全に日が上がった晴天のときやソナーにベイトが多く映る場合は、フラッシングアピールで誘うAシルバーを選びます。水深による使い分けも考えていただきたいところですが、基本的に深いポイントは光が届きにくく暗いと想定できるので、日中でもTグロピン、Aケイムラベイトなどは欠かせません。スピード感のある釣りなので、細かい色の組み合わせというより、根本的に特性の異なるベースカラーの違いにこだわるほうが良いと思います。

出典:シマノ公式HP

つまり、基本的には「Aシルバー」を軸に、光量や紫外線量に応じて「Aケイムラベイト」「Tグロピン」をローテーションしていくというようなイメージ。

ここに既存カラー「キョウリンシルバー」や「キョウリンマイワシ」、「メッキグローイワシ」を組み合わせれば、より幅広いシチュエーションに対応することが可能。そのスピードや再現性、巻き上げパラーに加え、“カラーローテ”も大きな武器になると。

001 キョウリンシルバー

002 キョウリンマイワシ

 

006 メッキグローイワシ

スペック&関連情報

品番 カラー 全長(mm) 重量(g) フック 本体価格(円)
JV-223S 全6色 224 230 フックサイズ オリジナルアシストフック: #7/0 2,490円
JV-226S 全6色 232 260 フックサイズ オリジナルアシストフック: #7/0 2,610円
JV-230S 全6色 244 300 フックサイズ オリジナルアシストフック: #9/0 2,840円

サイズは230g、260g、300gの3サイズがラインナップ。

出典:YouTube「SHIMANO TV公式チャンネル」

出典:YouTube「SHIMANO TV公式チャンネル」

出典:YouTube「SHIMANO TV公式チャンネル」

カラーローテの幅が広がり、ますます可能性を見出すことができるようになった第3のジギング「電動ジギング」。

これまでの釣りでは、どうしても獲れなかった1匹を獲るための一手として、いかがでしょうか。

シマノ(Shimano)

1921年創業。1970年に「レジャーを通して人々の健康に寄与する 」という企業哲学のもと、釣具事業部が発足。リール、ロッド、ルアー、用品などクオリティの高いアイテムの開発、製造、販売までを行い、釣具の総合ブランドとして、国内外問わず多くのファンを抱えている。独自の技術も数多く、世界に誇るジャパンクオリティを提供し続けている。