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攻めのミミズ、守りのミミズ。「さとやん」又川 智志【ロングワームのトリセツ】

寄稿:又川智志
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フォローは小さい方のミミズ「3.5″ヤマミミズ」

大きなミミズ(10″カットテールワーム)には反応せず、ボトムを見ているようなバスには、小さい“ミミズ”、小森嗣彦プロが監修した「3.5″ヤマミミズ」でフォローを入れます。

一点シェイクで気付かせる

泳ぐ進行方向の先、目線の5~6m先に小森嗣彦プロ監修する「3.5″ヤマミミズ」0.9gのネコリグをボトムまで落とし、ボトムから離さないように一点シェイクで気付かせて食わせます。

動かし方はラインを張らず緩めずラインを揺する(ルアーの重さを感じない)イメージでシェイクしています。気づかない場合にはピッピッとボトムから軽く跳ねさせて気付かせます。この際もバスの方から見つけて寄ってきてもらうアプローチが大事だと思います。

サイトフッシングで「ヤマミミズ」のネコリグは反則なぐらい釣れてしまいます(笑) ネコリグ以外にもノーシンカー、ダウンショットリグなどいろんなリグで凄く釣れますので、女性やお子さんとご一緒されるときなど、とりあえず魚に触りたい方には凄くオススメです。

カラーセレクトの妙、そしてリグセッティングとタックルと

おすすめカラーのあれこれ

まず10インチカットテールのカラーについて。私が溺愛しているのが「#341ダークブラウンブルーギル」です。

このカラーはナチュラルながら視認性もあり、クリアウォーターでもステインでもどちらにも対応できるカラー。そのため、まずはこのカラーから始めることが多いです。アクションした時に細かいブルーラメが艶めかしくアピールして良い感じなんですよね。

さらにナチュラルに攻めたいときは「#194ウォーターメロンペッパー」を使用するときもあります。

後は「#900レッドシャッド」。なぜか、この色だけ以上に反応する時があるんです。

続いてはヤマミミズ。カラーは「#390スカッパノン/スモールブルーフレーク」が一番好きですね。

ミミズっぽさもありながら、小さいけどシルエットがはっきりするのでよく使います。8割はこのカラーを使っています(笑)

後は「#411エビミソ」もよく釣れます。

池原ダムでは、このエビミソカラーが定番カラーとなっています。実際にエビも捕食しているので、違和感なく口を使うんでしょうね。

リグセッティングとタックルセッティング

10″カットテールワームはノーシンカーで使用。マスバリの#1番をセンターにチョン掛けして使っています。また、ヤマミミズはengine SUPERIOR M2 HOOKの#8番を。シンカーは1/32 oz.を使っています。

私が使用しているタックルですが、10″カットテールワームはMHアクションのロッドにラインはフロロの16lb。そしてリールはハイギアリールの組み合わせです。ストラクチャー回りを攻めたり、50〜60cmのデカバスも視野に入っている為、ハイギアリールに16lbラインだと安心してやり取りできます。

一方、ヤマミミズはULアクションのロッドにスピニング2500番、フロロカーボンラインの3LBを巻いたモノを使用しています。

池原ダムに来られる際はもちろん、皆さんのホームフィールドでもミミズを食っているバスはたくさんいるはず!ぜひ参考にしてみてくださいね。

ゲーリーインターナショナル (Gary International)

トップアングラーとして知られる河辺裕和が代表をつとめる米国・アリゾナ州に本社を置くゲーリーヤマモトカスタムベイツの日本支社。ゲーリーグラブやカットテールワーム、ヤマセンコーなど超ロングラン人気を誇るGaryYAMAMOTOワームなどを中心に扱っているほか、YABIA BRANDなどで独自のアイテムも人気を集めている。
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