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【季節とウイードの高さでリグをローテ】琵琶湖プロガイド国保誠が徹底解説!バークレイ「パワースウェイの使いこなし術」

寄稿:国保 誠
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琵琶湖のバス釣り完全ガイド

ウイードの背丈が高くなると共にネイルリグがアツイ

エビモやフサモが伸びるまでは、ノーシンカーリグやネイルリグを色々使い分けていただければ良いと思いますが、これよりさらにウイードの背丈が伸びてくるとネイルリグの出番。

「パワースウェイ」に刺すネイルのウェイトは3/64oz、1/16oz、3/32oz、1/8ozをウイードの高さや水深などに応じて使い分けます。

初期段階では3/64ozを使用していますが、この時期のエビモやフサモはグングンと成長していくのと同時に、6月中旬に向けて琵琶湖の水位が低下すると共に、ウイードもスグに濃くなってくると思いますので、状況に応じて細かくウエイトを調整すると良いでしょう。ネイルシンカーを指す位置は、ワームの腹側に入っているフックスリットの終わりから1節目のリブの継ぎ目に刺すと良いバランスになります。

 

このぐらいの時期になればウイードの背も高いので、ロッドアクションは前途した動かし方よりも縦に捌きながらリフトするようなジャークがオススメ。高くリフトしている分、着底までの時間も掛かるので、フォール時間は長めに取ると良いでしょう。

タックルセッティングはウイードの濃さがキツくなっているので、ラインを「バニッシュ・レボリューション」(16Lb)へ変更するのも良いでしょう。

 

さらにウイードが濃くなればタックルもより強く

さらに季節が進行してアフタースポーンから回復系が釣れ始めてくると沖のカナダモフラットエリアや、エビモ、フサモエリアでベイトフィッシュを捕食するようになります。このぐらいの時期に入るとエビモエリアではウイードも濃くなり、沖のカナダモエリアでは水深があることもあってラインを沈めるとアクションさせやすくなることから、「バニッシュ・レボリューション」(20Lb)に「ベルサート」( VERC-68MH)を組み合わせたネイルリグがオススメ。リールもラインが太くなり、ウイードも濃くなってきていることから「ZENON BEAST9」に組み合わせるのがベストセッティングです。

 

ベルサート

製品名 タイプ 継数 全長(ft/cm) 仕舞(cm) 標準自重(g) 先径(mm) ルアー(g) ライン(lb) 使用材料 パワー テーパー/アクション 製法 メーカー希望本体価格(税抜)
Versart VERC-68MH BC 1 6’8″/203 203.2 116 1.85 10~30 10~20 カーボン100% MH/ミディアムヘビー FR/レギュラーファースト チューブラー ¥27,500

アブ・ガルシア公式「VERSART(ベルサート)」 詳細ページはこちら

 

ZENON BEAST9

製品名 自重(g) ギア比 スプール径/幅 ハンドル長 ライン巻き取り長 最大ドラグカ ラインキャパシティ PE3号 ベアリング メーカー希望本体価格(税抜)
ZENON BEAST9 195g 9.5:1 32mm/22mm 95mm 95cm 5kg 0.33mm/16lb: 100m 0.37mm/20lb : 75m 100m 9/1 ¥43,500
ZENON BEAST9-L 195g 9.5:1  32mm/22mm 95mm 95cm 5kg 0.33mm/16lb: 100m 0.37mm/20lb : 75m 100m 9/1 ¥43,500

アブ・ガルシア公式「ZENON BEAST9」 詳細ページはこちら

 

この時期、沖のフラットウイードエリアにベイトフィッシュが回遊してパターンがはまる時は、爆発力が高くてビッグバスの連発もあるので、水温上昇してサマーパターンにどっぷりと入るまでに、ぜひお試しください。

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