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【秋=クランク】年間200日クランクを投げる!ビッグボーイこと上田 直紀がとりわけ「秋」にクランクを薦める理由

寄稿:上田 直紀
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秋のバス釣り特集

クランクの釣り方【ディープ編】

続いてはディープです。

基本的にはシャローと同じ考え方

ディープにおいても、基本的に考え方は同じ。シャローのような条件がボトムに存在するエリアや、南湖チャンネルラインのカナダモウィードエッジが沖のクランクポイントになります。

こちらは台風後、濁りが入った時によく釣れ、再現性のある毎年の定番パターンとも言えますね。ここではやはり水深があるので、コリガンマグナムの350・450をメインに巻いていきます。

水通しの良い水深3mのカナダモエリアのロクマル

チャンネルラインをコリガンマグナム350で攻めて57cm

同じくチャンネルライン、コリガンマグナム350で57cm

濁りが濃い時はさほど流すラインも意識せずに、ボトムコンタクトを意識して巻けばボトム付近でひったくっていきます。またギルが多いエリアなんかは浮上中にバイトしたりもします。沖は魚探でギルが確認できれば、尚いいですね。

 

クランクの使い方にコツあり

沖のエリアでのクランキングは、コリガンマグナム350を遠投して巻いてくるやり方と、よく潜るコリガンマグナム450を中近距離でしっかりウィードにコンタクトさせ手数を増やすやり方があります。

使い分けとしては、比較的魚がフィーディングに入ってる時間帯や状況下ではコリガンマグナム350で面を広く探り、クリアアップしたときやウィード依存性が高い状況ではコリガンマグナム450を使用し、手数を増やしていきます。

カネカ沖の4mラインのカナダモウィードエッジをコリガンマグナム450で巻いて55cm

 

おすすめカラー&タックル

 

シャローエリア

秋のシャローエリアでおすすめのカラーは、夏に続き「ガンメタチャートグリッター」「マットブルーバックチャート」「ドットタイガー」「クロキン」など、ウィード+濁りの状況でもしっかりアピールできるカラーがオススメ。

#25 ガンメタチャートグリッター

#35 マットブルーバックチャート

 

使用しているロッドはdepsHGC-77XS/GPボアコンストリクター BOACONSTRICTOR

 

Length:7’7”|1piece|Lure Weight:3/8~2oz|Line:12~30lb|Action:X-Heavy Slow Taper|Grip Length:440mm(Grip脱着可)|自重:約185g|Price:¥57,200(税抜¥52,000)

リールはアルカンセRG-C HS 、ラインは東レビッグバスフロロ16ポンド。とにかくウィードから引きずり出すため強く、なおかつキャストがウィードのあいだに的確にスパスパショートキャストで決められるタックルがベストです。

 

ディープエリア

秋の沖オススメカラーは、ずばり「パープルマスタード」「ホライズンシャッド」

#45 パープルマスタード

#06 ホライズンシャッド

 

更に晩秋になると「チャートオイカワ」「ブルーバックチャート」「ドットタイガー」「セクシーシャッド」「デッドリーケタバス」「クロキン」など…比較的しっかりとした膨張カラーが良くなっていきます。

 

ロッドはシャローと同じです。パワーはもちろん、長さのあるHGC-77XS/GPボアコンストリクター BOACONSTRICTORは、沖で飛距離が重要となる場面にもピッタリのロッド。リールはアルカンセNSやメタニウム、ラインは東レビッグバスフロロ14ポンドでやります。

 

秋のクランク、お伝えした通りこれまでに実績は十分です。参考にしていただければ幸いです。

deps

1996年設立。日本屈指のデカバスハンター奥村和正氏が代表を務める、京都府に拠点を置く総合ルアーメーカー。 ロッド「サイドワインダー」シリーズや「サイレントキラー」「デスアダー」といったプラグやワームなど、数々のデカバスに直結する名作を多数輩出。
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