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【サイズも数も期待大】磯からメバルを狙う「磯メバル」の楽しみ方/磯の選択方法・装備・タックル・狙うべきポイント

寄稿:花田 浩晃
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メバリング特集2020

磯メバルの楽しみ方(基本編)

さて、磯メバルの良さを紹介したところで早速本題へ。

ここではエントリーする磯の選択法と釣行に基本的な装備紹介やタックル、狙うべきポイントなどを紹介していきます。

 

エントリーする磯について

「磯メバル」と聞いて波を被るような荒磯を想像する方がいるかもしれませんが、私が楽しんでいる磯メバルポイントは基本的にアクセスが良く、足場の良い地磯。車から遠くてもだいたい徒歩で10分以内程です。

メバルはそもそも磯にしかいないような魚ではありませんからね。漁港の近くだったりシャローエリアに隣接する磯も多く、気軽に楽しんでいます。

 

磯メバルを楽しむための装備

そんな磯場でも転倒や落水の危険が全くないわけではありません。安全装備はしっかりと準備し装備してからエントリーすることが重要となります。

私の磯でのメインスタイルは、膨張式ではない浮力体があるライフジャケットに、フェルトスパイクソールのブーツ式ウェーダーを組み合わせて使用しています。

 

浮力体があるライフジャケットは、転倒してしまった時に胴体を衝撃から守ってくれるし、落水してしまったとき岸に寄せられ浮力体が岩に擦れて破れてしまったりもありません。そこで、浮力体のあるライフジャケットを使うようになったのです。

波しぶきをかぶることもあるので、レインウェアもお忘れなく

続いて何故ウェーダーを着用するのかというと、私のホームエリアが最大干満差が4mとなる地域の為、エントリーする際や戻る際に通路が水没する事が多々あるからです。また、磯からシャローエリアに移動しウェーディングして楽しむ事もあるので結果的にこのスタイルに落ち着いています。

 

もっと気軽に楽しみたい場合は、全く濡れない足場が高い磯場や、エントリー中にショアラインを歩行しなくて良いポイントをチョイスし、ウェーダーのかわりにフェルトスパイクシューズで楽しんでもらえば良いと思います。

 

また、磯場で意外と怪我しやすいのが手です。岩場には牡蠣殻やフジツボ、カメノテなどが生えていたりして手指を切りやすいんです。ちょっとバランスを崩して、手で支えただけで怪我をすることも。そんなところからグローブは必ず着用します。

 

ウェアについては大体こんな感じですがデイゲームで必要なものを補足すると、帽子に偏向グラスです。これは、沈み根や藻場など、メバルが付いているストラクチャーを探すのに必要になってきます。

 

後はナイトゲームで磯に入る場合に忘れてはいけないのがヘッドライト。夜になればもちろん足場が見辛く大変危険になります。明るい満月の時ならまだしも新月の闇磯で磯メバルを楽しむ場合には、高照度のヘッドライトを装備する事をオススメします。あれこれ使ってみたんですが、照度は500lm以上でバッテリーが長持ちするものが使いやすいですね。また、電池式であれば予備の乾電池も忘れずに準備しておきましょう。

 

もちろん、夜釣りであればポイントに入る前に日中にポイントを下見しておくとか、潮位差を確認しておくなども必要です。安全第一で楽しんでくださいね。

 

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