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【夏の釣りに迷ったらコレ:Part 3】~見落としがちな夏のディープ…と夏バスと冬バスの共通点~

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ヘビーネコリグ

三つ目は…ヘビーネコリグ

3つの中で最も喰わせ方向に振っているリグとのことですが、シンカーのウエイトとしては3g以上とネコリグとして重めなネイルシンカーを使用することで、バイブレーションやフットボール並みのフォールスピードを得られるそう。同じ感覚で使えるのが嬉しいですよね。

ここで、使用するワームは「ファットウィップ5inch」。

張りがあるマテリアルは、シンカーの脱落やワームのみが飛んでいく事を少なくでき、また水圧のかかるディープにおいてもしっかりとした操作性とアクションが可能になるようです。

ちなみに…三角断面が特徴のファットウィップ5inchですが、三角の頂点を跨ぐようにフックセッティングする事で、少しのロッドアクションでより機敏にアクションさせることができますよ~とのこと。お試しあれ。

 

瞬テキ

最後の四つ目は…瞬テキ

いわゆるファットウィップ3inchのテキサスリグ(ペグなし)ですが、これが皿池等のベースが浅いフィールドの真夏のディープ(深場)でも抜群に効くみたい。

使いドコロを伺うと、最大水深が2m程のフィールドでシャローの見える範囲内には全くバスが見えない場合など、一見『どこにいるんだろう?』と思った際には瞬テキの出番だそう。

岡さんが言うには「そのフィールドの中での“ディープ近辺にある何かしらの地形変化”に必ずバスが付いていて、ライトリグでさえも口を使ってくれないような状況でも『喰わせとリアクションを両立した瞬テキ』であれば喰わせられる事が多々ある」んだそう。

シンカーのウエイト的には3.5gが使いやすいそうです。

 

まとめると…

瞬テキはな少し例外だとしても、他の3つに共通しているのは…「頭(前)に重心が集まっているルアー(リグ)」ということ。

どういうことかというと、重心が頭(前)方向にある事で、水圧がかかるディープでも操作性が良く、また『ストンッ!』とフォールすることで冬同様に喰い気のないバスにスイッチを入れて、リアクションで喰わせる事ができるんだそうです。

誰もが狙うカレントが効いた場所やシェードではなく、最も他と差が出せる可能性がある夏のディープの釣り。

文字通りかなりディープな釣りとなりますが、ぜひお試しあれ!!

 

というわけで、3回に渡りお伝えしてきた【夏の釣りに迷ったらコレ】シリーズ。

外せばとことん厳しい…イメージの夏の釣りではありますが「Part1」から振り返ると、バスの居場所や釣り方がかなり絞れるはず。

ぜひ参考に、熱中症対策を万全に夏の釣りを楽しんでいただければ幸いです。

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