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今年のワイドは下物を釣れ!?たまらんばい永野が今年のワイドパターンを紐解く

寄稿:永野 総一朗(たまらんばい永野)
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釣果から考察する今年のパターンについて

少し前までは、ツインテール4インチが6:4くらいで優勢でしたが、最近はシングルテールの釣果が多い印象。私の感覚ではツインテール:シングルテール 3:7くらいでしょうか。

エリアも広い範囲ではありますが、圧倒的に釣れているのはズバリ「下物浚渫エリア」。

レンジもまちまちですが、エビモ&カナダモの台地狙いの方が釣っています。ちなみに、私自身は西岸や六本柱南のフラットでやっておりますが、こうして釣果を見ていると下物の方が釣れていると思います。だだっ広すぎるフラットよりも狙いやすいのかもしてれませんね。

ジグのウェイトは3.5g~5gが中心。フリーリグも良く聞くので、ふわっとしたフォールが効いているようです。

ここからは私の釣りでも同様になりますが、圧倒的に釣っている人に共通するのは「しっかりしたスポットを持っている」ということ。

バスのフライがいたり、フライをハスが食いにきたり、ギルがいたり。

何らかの理由でエサがたまっており、定期的にフィーディングが起こる場所。スポットの規模でいえば基本ボート1台が、同じ方向に投げて狙える範囲。そのくらい食うスポットが狭い場所ほど、シビアな反面、爆発力があります。

 

エリアを絞り込むために乱投あるのみ

この画像は、個人的にはだいたいオオカナダモだと認識しているのですが、これから秋にかけてはこの“良質のオオカナダモ”が生えているスポットを見つけている方が良い釣りをします。

そして、このスポット探し…実は“魚探ではほぼ見つからない”んですよ。

釣り込んで釣り込んで、釣れた場所やバイトがあった場所をマークしていき「なんかこの辺釣れるなあ~」ってところから浮かび上がってきます。

結果的に、ちょっと背が高いなとか、エッジでも少し張り出してるな、ってことが後から分かったりするんですが、気付かないレベルがほとんどだと感じます。

なので探すコツは「乱投あるのみ」。ガンガン流して釣って釣れたところや、ボイルするところをしっかり分析することです。ひろーくやって、バイトだけでも良いのでどんどんデータをとっていった方が辿り着く確率は高いかと思います。

この人釣ってるなあ~~って人はそんなスポットをしっかり見つけています。

見つけなくてももちろん釣れますが、まとめて大釣りするにはやはりスポットが必要です。でもこのスポット探しが楽しいんですよね。

 

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