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【バス釣りルアーの使い方】ワーミング後編【琵琶湖-春夏対応=解説=国保誠、柴田洋生、冨本タケル】

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日本を代表するビッグレイクで、日本で随一のデカバス出現レイクとして知られる琵琶湖。
そんな琵琶湖での釣りをマンキツするための釣り方、ルアーを紹介します。
出典:琵琶湖のバス釣り完全ガイド・シーズン4

今回紹介するのはワーミングパターン。

どの時期も必ず必要なのがワームを使った誘い! ここでは春から初夏にかけてのウイード攻略を中心に、あらゆる状況に対応するためのワーミングテクを前編、後編に分けて紹介。
今回の後編解説してくれるのは、国保誠、柴田洋生、冨本タケルという3人のスゴ腕プロガイドさんです!
内容は琵琶湖の春~夏にかけての攻め方について解説いただきました。

国保誠のワーミングパターン

柴田洋生のワーミングパターン

冨本タケルのワーミングパターン

解説=国保 誠 Makoto Kokubo

_MG_7486-国保誠

●琵琶湖ガイド情報●
国保誠ガイドサービス=ガイド受付☎077-585-8616(レークマリーナ)
出船マリーナ:レークマリーナ(守山市木浜町1641)
ガイドエリア:南湖メイン
ホームページ:http://www.makoto-kokubo.com/
ブログ:http://ameblo.jp/makoto-kokubo/
使用ボート…トライトンTR20XHP
遊漁船登録番号:滋賀第18号
_MG_6943

釣行に役立つオススメ情報サイト=「ウェザーニュース」、「琵琶湖河川事務所
琵琶湖オススメランチどころ=ヤマハマリーナ

 


パターン解説

ウイードを攻略するためのテキサスパターンのキモは、シンカーのウエイト選択をシビアにし、いかにナチュラルなフォールで誘うことができるかにかかっています!

アフタースポーニングのバスとアーリーサマーのバスに効果的なパワーホッグのTXパターン。
アフタースポーン期のバスを狙っていくパワーホッグTXでは、3.5g、5gのペグ止めナシのシンカーフリーTXが◎。1.5-3mで水深のエビモが生えているシチュエーションでハマります。


出典:バークレイ
具体的な使い方は水面まで伸びる前や伸びたエビモにアプローチし、エビモに絡めながらリフトし、リフトしてからは絡んだエビモから外し、ラインスラックをだして完全なフリーフォールで落とします。こうすることでシンカーだけが先にボトムまで落ちていき、ノーシンカー状態のパワーホッグが後からゆっくりと落ちていきます。ラインスラックをだしたまま待っているとフォール中や着底後にバイトがでるのがこのパワーホッグTXパターンです。

ちなみにこのパターンのキモはシンカーウエイトを重くしすぎないこと。シンカーが重いと、ラインをエビモに絡ませた状態でエビモのトップまでリフトする時にウイードがシンカーウエイトに持ちこたえることができずに寝てしまうから上の方までリフトすることができなくなり、 フォールの距離をとることができなくなりバイトが減ってしまいます。

なのでエビモが伸びはじめてまだ茎や葉がしっかりとしてない段階では3.5gをセレクトし、エビモがしっかりと立ってきて、密度が高くなるにつれて5g、7gへとウエイトを重くしていきます。シンカーウエイトはエビモの根元まで落とすことができる、もっとも軽いウエイトをセレクトすることにより、多くのバイトを得られます。

また、アーリーサマー期のTXパターンでは、沖に広がるカナダモの中に徐々にバスが入りはじめるのでTXのシンカーをペグ止めし、カナダモの中に落とし込んでいくというパターンが効果的になります。エビモでのフリーTXパターンと同じくカナダモの上までリフトすることがキーとなるので、シンカーウエイトのセレクトはカナダモの中に入るもっとも軽いウエイトをセレクトしてあげるとよいでしょう。

シチュエーション解説

アフターはエビモエリアのインサイド側&沖め!アーリーサマーでは水通しがよいエリアのプラスαスポット!

アフタースポーン狙いのエビモのTXパターンではシャローからミドルレンジに伸びるエビモエリアがキーです。
で、このパターンがはじまりだす時期にはインサイドラインの1.5-2mラインに生えるエビモエリアが好調となり、徐々に周辺のウイードが伸びてくるとともに水通しが悪くなりはじめると、レンジが深くなった沖めのエビモエリアが好調となります。なので、インサイド側のエビモエリアでの反応が悪くなったなら水通しがよいエリアのエビモを狙っていくとよいでしょう。

アーリーサマーのパワーホッグTXパターンにおいては、アーリーサマーということもあり水通しがよいエリアという要素がキーとなるのですが、水通しがよいエリアの中でもカナダモのアウトラインに張りだしやクランクしている所といったもう1つの変化がプラスαされたスポットを見つけることが重要です。こういったスポットはビッグバスの連発もありますよ。

ベストマッチルアーはコレ!
バークレイ パワーホッグ4inchのTX【ピュア・フィッシング】

アフタースポーンのエビモエリアTXパターンでキーになるアクションは、ノーシンカー状態でのスローフォール。
その点、パワーホッグはノンソルトの低比重マテリアルを使用しているのでフリーフォール時のフォールスピードは極めて遅いのが特長。この時期のバスは、このスローフォールによく反応してくれれます。カナダモエリアでのTX攻めにおいてはスリ抜けやすい形状と張りのあるマテリアルから軽いシンカーでもカナダモの中に落とし込みやすいことから、パワホがこの釣りにマッチしてるんです。テキサスシンカーは3.5g、5g、7gを選択

国保誠のワーミング使用タックル

■使用タックル…XーGLAIVE FXNCー610M MGS(ピュア・フィッシング)+レボエリート8(ピュア・フィッシング)+ハードコアクイックショットFC14㍀(デュエル)

FXNC-610M MGS Technical Performer(ベイト)
ウィードにスタックした感覚を捉えることができるシャープ過ぎないティップとロングディスタンスでも確実にフッキングを決めることができるベリーからバットのパワーを生むことができたナノコンポジションカーボンとセミマイクロガイドのコンビネーションの良さを実感することができるのがテクニカルパフォーマー610Mです。
3/16~5/16オンスのロングカーリーや5インチクラスのテキサスリグや5.6インチの高比重ワームのノーシンカー、そして1/4~1/2オンスのコンパクトスピナーベイト、シャロークランク、トップウォーターなど様々な釣りに対応できるミディアムバーサタイルロッドです。

出典:ピュア・フィッシング


出典:ピュア・フィッシング

出典:デュエル

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