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【ニュータイプ】ネーミングセンスがステキな太っちょメタルジグ「メタボスイマー」の狙いとは?

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今から10年前となる2006年の流行語大賞。当時は荒川静香選手のイナバウアーや、ハンカチ王子、ミクシィといった今では懐かしいワードが流行語としてノミネートされていた。そのノミネートの中にひときわインパクトのあるワードとして登場したのが「メタボリックシンドローム」だった。

ご存知の通り、メタボリックシンドロームとは肥満を示す概念であり、正確には内臓脂肪型肥満+高血糖、高血圧、脂質異常症のいずれか2つ以上が症状として表れている状態を示すものだ。今では当たり前のように「メタボ」として定着し、巷ではそれを改善する薬品や健康法がブームを過ぎて定番化されている。

そんなメタボの名称を持ったユニークなネーミングのメタルジグ「メタボスイマー」が、クレイジーオーシャンから登場する。

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クレイジーオーシャンでは、これまでにフラッシングを主体としたメタルジグの「オーシャンフラッシュ」を発売し、誰でも手軽に楽しめるフラッシュジギングを提唱してきた。

その、お手軽&楽しいというコンセプトを継承しつつ、これまでのメタルジグでは攻略しづらかったシチュエーションを攻めるために開発されたのが、このメタボスイマーだ。

メタボスイマーが得意とするのは、ズバリ潮流の速い海域や状況。ズングリとしたフォルムが潮の抵抗を極限まで抑制するため、素早いフォールと巻き抵抗の軽さが持ち味。同じウエイトのオーシャンフラッシュと比べるとその差は歴然だ。

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また、ウエイトのわりにサイズ感は非常にコンパクトなので、小さなベイトを捕食しているタイミングでも大きな武器となる。

アクションはジギングでイメージするようなワンピッチなどの激しいものではなく、基本的にタダ巻きでOK。ユラユラと左右に揺れるアクションで、ナチュラルにバイトへ持ち込むことが可能だ。ただ、その反面、アピール力という意味では少し弱いので、状況に応じてオーシャンフラッシュとの使い分けがキモとなる。

なお、現段階ではプロトのため詳細は未定だが、ウエイトは80~160gを想定。夏頃の発売に向け、最終調整の真っ最中だ。

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すでにクレイジーオーシャン太田氏のブログでは、メタボスイマーによる釣果がゾクゾクとあがっている。今年の秋はメタボスイマーで肥満系ビッグフィッシュを狙ってみたいところだ。