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サーフエギング!気になるタックルの最適解。NOTOMONプロスタッフが十数年かけた現在地

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秋が深まるにつれて、アオリイカは日ごとにサイズを上げていき、盛り上がってきています。

そんななか足元から沖まで広く探れるサーフエギングは、じわじわと人気が出てきた釣り方のひとつ。堤防からのオカッパリエギングと同じ部分もあれば、サーフならではの違いもあり、道具選びに迷う声も聞こえてきます。

サーフエギングを提唱しているNOTOMONのスタッフがフィールドでいちばん多く受ける質問は「タックルは何を使っているんですか」だそうです。

ということで今回は、石川県のサーフをホームに十数年アオリイカを追いかけてきたNOTOMONプロスタッフの谷本栄一さんと、NOTOMON代表の北出弘紀さんに、いま実際に使っているタックルを教えてもらいました。

NOTOMONスタッフでサーフエギングの第一人者谷本栄一さん

この記事の要点

  • ロッドは8.6ftのMクラス(セフィアXR S86M)が基準。暗いうちの手前狙いには8.3ftのML(S83ML)を使う
  • リールは2500番クラスのボディで、ダブルハンドルを推奨。ドラグは強めに締める
  • PEラインは0.5号の8本撚りが標準。始めたばかりなら0.6号、横風や速い潮では0.4号
  • リーダーは2号が基準。近距離は8lbクラス、夜や根の多い場所は2.5号。毎回新品に替える
  • エギは「NOTOMON Swim Master 3.1(スイムマスター)」。サーフではシンキングの3.1Sが主力で、北出さんはフローティングの3.1Fを好んで使う

サーフエギングとは|オカッパリエギングとの違い

サーフエギングは、砂浜や砂利浜からエギを遠投し、広い範囲のアオリイカを探るエギングのスタイル。エギでイカを狙う基本は、堤防のオカッパリエギングと変わりません。違いは、遠投した先でイカが掛かる場面が多い点と、波打ち際の波や小石でリーダーが傷む点です。

能登半島を拠点にするNOTOMONは、こうしたサーフでエギを巻いて泳がせる釣りを提案しています。

サーフエギングの主役は能登半島発のエギ「NOTOMON Swim Master 3.1」

谷本さんの釣りの中心にあるのは、NOTOMONのサーフ向けエギ、「Swim Master 3.1(スイムマスター3.1/95mm)」。

サーフではシンキングの3.1S(19g)が主力で、フローティングの3.1F(17g)と使い分けます。ボディに内蔵したタングステンウエイトがキャスト時に後方へ移動し、飛行姿勢を安定させる重心移動構造です。FとSでタックルは替えず、同じ組み合わせで投げています。

谷本栄一さん(NOTOMONプロスタッフ)のサーフエギングタックル

近距離攻略

遠投攻略

リールとエギは共通で、ロッドとラインシステムを距離に合わせて替える構成です。

ロッドは86Mが基準。手前のアオリイカは83MLで攻める

サーフエギングのロッドは、8.6ftのMクラスが谷本さんの基準。飛距離を左右するのはロッドの長さよりバットパワーで、使用するロッドを9ftや10ftまで伸ばすと投げ続けたときに疲れが出てきます。遠くも近くも探れる長さとして選んだのが86Mでした。

83MLは、暗いうちに手前にいるイカを狙う「最初の一投」用。いきなり沖でアオリイカを掛けるとほかのイカが手前に寄りにくくなるため、まず手前を静かに探り、それから沖へ広げていきます。

リールは2500番クラス+ダブルハンドル、ドラグは強めから

リールの番手は2500番クラスで十分、ただしダブルハンドルを選ぶのが谷本さん流です。

ハイギアはハンドル半回転で約40cm巻き取るので、シングルハンドルだとハンドルが回ってステイ中のエギが動いてしまうそう。ダブルハンドルならどこで止めてもエギは止まったままです。

ステラ C3000SDHHGは2500番クラスのボディにひと回り大きなスプールを組み合わせたモデルで、PEを200m巻いたまま、傷んだ先端を切りながら使えます。

ドラグは強めに締め、沖で抱いたイカにもフッキングの力を届けるのが谷本さんの設定。

PEラインとリーダーの太さの目安

PEは0.5号の8本撚りが標準。

8本撚りは飛距離が出る反面、糸が柔らかくトラブルも出るので、始めたばかりの人は0.6号から入るのが谷本さんのおすすめです。

横風や速い潮のときは0.4号を使います。

リーダーはフロロ2号が基準で、近距離の83MLでは8lbクラス、夜の大型狙いや根や藻が多い場所では2.5号(12lb)まで上げるそう。号数の表記はメーカーによって違うため、ポンド数で選ぶのが確実との助言でした。リーダーを毎回新品に替えるのも、目のいいアオリイカに違和感を与えないための谷本さんのこだわりです。

北出弘紀さん(NOTOMON代表)のサーフエギングタックル

NOTOMON代表の北出弘紀さんも、サーフエギングに精通するひとり。なかでもフローティングの3.1Fを使ったサーフエギングが大好きだそうです。

NOTOMONの公式サイトでは3.1Fを、表層からごく浅いレンジを巻いて探るモデルとして紹介しています。夕まずめから夜、朝まずめにかけて、エサを追って浮いたイカを狙う設計です。

Swim Master 3.1が再入荷、オンライン限定のSDも登場

「Swim Master 3.1」は、フローティング、シンキングの全アイテムがそろってオンラインストアに再入荷しました。オンライン限定販売のSD(Sinking Deep/22g)も販売開始です。

今回紹介したタックルについては谷本さん自身は「あくまで一例」と前置きしています。

サーフエギングは今も進化を続けている釣りで、エギもタックルも釣り方も、これからさらに変わっていくはず。今回のセッティングを基準にしつつ、ホームのサーフや季節に合わせて、いろいろ試してみてください。アオリイカがさらにサイズを上げるこれからの季節、自分なりの組み合わせを見つけていくのもサーフエギングの楽しみです。

谷本栄一さんのサーフエギングタックル解説動画

今回のタックルは、NOTOMON公式YouTubeの動画でも谷本さん本人が解説しています。

ロッド、リール、PEライン、リーダーの仕様と設定を、選んだ理由とあわせて詳しく語る内容。記事とあわせて見ると、それぞれのアイテムを選んだ背景がより立体的に伝わります。

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