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【ジグトレーラー考察】ワームには越えられないオンリーワンの性能「ポーク使いこなし術」

寄稿:岡田 翔生
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岡田翔生の「オカショー的考」

オカショー的考 ジグトレーラー「ポーク編」
ラバージグのお供に不可欠、永久不滅ポークラインドについて

前回のソフトベイトに続いて、今回はポークです

さて、前回同様ラバージグのお供について。

今回はポークということで、これは特殊系のトレーラー。主に低水温期に使います。 ポークの良い所は、なんといってもスローに誘いを掛けた時の艶めかしいデロデロとした動き。 前回紹介した「ベローズギル」や、他にもジグトレーラー用チャンクのように、いまやポークのようなアクションを有するソフトベイトは多く存在します。 しかしポークには、いまだプラスチックトレーラーには越えられない、オンリーワンの性能を発揮する瞬間があるので、使わなくなるなんてことは無いのです。

岡田 翔生(SHOKI OKADA) プロフィール

O.S.P勤務の若手オカッパリアングラー。オカショーという愛称で親しまれ、並木敏成のアシスタントを日々務めながら、毎週末フィールドに出てバスフィッシングを楽しんでいる。地元である千葉県の印旛新川、高滝湖のようなマッディシャローでのオカッパリスタイルを得意とする。

驚くべきオンリーワンの性能

それが…“低水温期のしなやかさ”というトコロ。

水温が10℃を下回ってくると、ほぼ全てといって良いほど、ソフトベイトの動きは固く、しなる動きが小ぶりになっていきます。特にジグが着底したあとの余韻アクション(ジグがトン!と着底し、クチャっと折れたポークのテールがじわ…っともとの姿勢に戻るあのアクションです)に関しては顕著で、よくこなれた一軍ポークのそれは、どんなソフトベイトでも再現は不可能といって良いでしょう。一般的な水温では見た目の動きは同じにできるかもしれませんが、その質はまったく異なります。

そして、低水温でスローなコンディションのバスは、得てしてその“余韻アクション”にこそバイトしてきます。「ロッドワークで似たような動きが出せれば十分」とは到底思えないのが現状なのです。

 

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オススメポークルアー

岡田のオススメポークは、釣り吉ホルモン社の「ハードだじぇい」、もしくは「ぶーたん」。いわゆる「No.11ポークフロッグ」に相当するサイズです。

ハードだじぇい 3pcs【釣り吉ホルモン】

 

釣り吉ホルモン公式「ハードだじぇい 3pcs」詳細ページはこちら

ブーたん/No.11ブー 3pcs【釣り吉ホルモン】

釣り吉ホルモン公式「ブーたん/No.11ブー 3pcs」詳細ページはこちら

このサイズですと「O.S.P JIG 03″HUNTS”」などのコンパクトなフィネスジグにもマッチしますし「O.S.P JIG 01」を枝のスキマに射抜く時も邪魔にならないのでカバー撃ちにも使いやすい。これより大きいサイズのポークも使わないことは無いのですが、いま流行りのパワーフィネスに競合するようなスポットを撃つため、なかなか「ビッグダディ」のようなフルサイズトレーラーはバイトが出にくいのが実情です。

ポークを使いこなすために…

保管について

まずポークですが、豚の皮を使用しておりますのでむき出しでの放置は厳禁。

乾いてしまい、再起不能のガビガビになってしまいます。使用前の保管は買った時の容器のまま保管しましょう。私の愛用している釣り吉ホルモンの保存容器は、すべて塩分濃度MAXの中性水で満たされております。

使った後のポークを戻すと、塩分濃度が低くなりスグ腐敗してしまうので注意です。

たまに塩を足して塩分濃度を高めに保ちます。 釣り場に持ちこむ時は、使う分だけチャック付き袋にいれて、ラバージグに刺したらポークがついたラバージグもそのままチャック付き袋で持ち運び。この時、ソフトベイトの袋を取っておいて流用が便利です。

育てる?

さて、このポークですが、モチロン天然素材のそれで出来ておりますので、使いこむごとにこなれて、クタクタになっていくのです。サッカーシューズでもありますね。

動物の皮はある程度負荷をかけると、どんどんしなやかになっていくのですが、ポークも同じ。 「ピッグダディJr.」は特別で、脂身オンリーなので、すぐクタクタになりますが、一般的なポークルアーは皮付きなので、育てる必要があります。 育てる方法はいくつもありますが…私が実践するのは以下の流れです。

①まずジグに刺した段階。硬く、ブキブキした感触を指で揉み、少々クタらせます。

②塩水保管のため、淡水につけるだけでも柔らかくなってきますが、はじめにわざとスキッピングさせたり、パチーン!と水面に叩きつけたりなどして、負荷をかけます。

③そこで再度指で揉み、よく慣らします。

これで、大抵良くなりますので、釣りスタートです。 さらに、バスをどんどん釣るたびにクタクタになっていきます。バスの噛む力というのはカナリあるらしく、がじがじさせる度にテロテロになっていく、そんな過程も楽しいのがポークです。

特に釣り吉ホルモンさんのポークは、指で慣らしたもので十分即戦力になりますよ!

最後にオカショー的考察、1尾の価値をあげよう

いかがだったでしょうか。

ポークルアー、冬の貴重なバスを釣るために欠かせないアイテムです。

私が考えるに、大事に大事に、手間をかけて育てていくルアーで貴重なバスを釣る。これは、これからのバス釣りのひとつの完成形といいますか、あるべき姿なんじゃないかと思います。 「育てる」=「たくさん投げる(使う)」ということでもあるので、必然的によく釣れる…というバイアスもモチロンあると思います。特にバズベイトとか。

ただ、これだけ多くの時間をかけて狙う1尾、せっかくなら何にも変え難い価値ある1尾にしたいと思うもの。 前回から続くラバージグ&ポークというのは、ジグとトレーラーのどちらも手間暇かけて大事に仕込むことで、それで釣れた時の喜びを大きくする作業である、とも思うのです。 「テキトーなもので釣れちゃった!」より、「これだけ大事にしているモノに食いつかせた!」のほうが、ロマンを感じませんか? 少なくとも私はそこに、バス釣りがやめられない一つの理由があると思うのです。

みなさんもぜひ、手間暇かけたオタクなバスフィッシングをしてみては?

O.S.P(オー・エス・ピー)

2000年6月設立。日本のみならず世界で活躍した並木敏成が代表として自身の経験を活かし、「10 Years Standard(10年基準)」をコンセプトにモノ作りを行う。日々生み出されるルアーは定番となり、多くのバスアングラーから熱く支持されている。
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