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ハタを追い続けて培った、知識と経験の集大成。 ロックフィッシュゲームに不可欠な存在「GRクロー」の誕生秘話と、その圧倒的な魅力。

寄稿:魚岡 翼
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ライトロック入門

皆さん、こんにちは!

キジハタばかり釣っているダイワ・フィールドテスターの“つん”こと「魚岡 翼」です。

近年、ロックフィッシュゲームの盛り上がりが高まる中、エントリーするアングラーさんも全国的にカナリ増えてきたように感じています。しかも、今までは「この地域ではなかなか釣れない…」と言われていたようなエリアでも、ハタ類の釣果が増え始めており、今や全国各地でロックフィッシュゲームが楽しまれるようになりました。その流れもあり、各メーカー様からも定番ワームはモチロン、特化型や尖ったコンセプトのワームまで、本当に沢山のルアーが発売されています。釣りをする側としても、「どんな意図で作られているのか?」を考えながら見るだけでも面白い時代になりましたね。

魚岡 翼(Uooka Tsubasa ) プロフィール

1997年11月11日生まれ、福岡県在住。圧倒的な釣果と躍動感あふれる釣りが魅力のロックフィッシュアングラー。魚を手にした際の晴れやかな表情からは、釣りに対する純粋な情熱が伝わり、単に釣るだけでなく、海の状況やヒットした瞬間の興奮をリアルに共有する彼のスタイルは、見ている側に「次は自分も!」と思わせる魅力に溢れている。まさに、自然と真剣に向き合うアングラーの理想を体現する一人。

GRクロー【ダイワ】

そんな中、今回ご紹介させていただくのは「GRクロー」というハタ専用ワーム。

GRって何?」と思われる方も多いと思いますが、GRは“グルーパー(ハタ族)”を意味しています。ただのクロー系ワームではありません。 実際にハタを追い続けてきた経験と「こういう動きが欲しい」「ここで食わせたい」という現場の感覚を詰め込んだワームになります。では、これからガッツリ深掘っていきたいと思います!

ダイワ公式「GRクロー」詳細ページはこちら

開発経緯について

まずは「GRクロー」の開発経緯についてお話しさせていただきます。

実は数年前…いや、10年以上前。 ダイワから“HRF KJモデル”というシリーズが存在していました。当時からキジハタを本気で狙っていた自分は、カナリ鮮明に覚えています。 知っている方もいらっしゃると思いますが、当時としては結構ハタに寄せられたルアーでした。しかし、時代の流れと共に、姿を見る機会が少なくなりました。

そこから数年。

とある出会いがあり、ハタゲームについて深く話し込む機会がありました。 その中で自然と、「もう一度、本気のハタモデルを作りたいよね」という話になり、そこからコソコソと開発をスタート(笑)。

新章!HRF GRシリーズ

そして現在“HRF GRシリーズ”として待望の復活。

その“GRシリーズ”第1弾として生まれたのが「GRクロー」です。

最初のモデルで求めた点は、“全国どこでも使いやすいクロー系”。

誰にでも扱いやすくて、 シッカリ魚から反応を得ることができる。 それでいて、ここぞ! という場面では大型も狙える。そんなワームを目指し、沢山の方に協力をしていただきながら開発を進めていきました。

どんな特長がある?

ではここからは「GRクロー」の特長についてお話しします。

甲殻類の威嚇ポーズを演出する「爪」

まずは最大の特長が“”の部分です。

この爪は、甲殻類が威嚇する時のポーズをイメージしています。

ハタ類は爪が立っている瞬間より、“倒れ込む瞬間”に反応することがカナリ多いです。 自分の中では、爪を畳んだ瞬間が“捕食される側の弱さ”に見えているんじゃないかと考えています。なので「GRクロー」は、“一瞬だけ爪が立つ”ように設計。

さらに、外側と内側で厚みを変えることで、水をシッカリ掴みながらもレスポンス良くアクションするよう設計。 シッカリ水を押してアピールしつつ、爪だけが先に倒れ込む絶妙な動きを出せるようにしています。柔らかさはありながら、広範囲へ存在感を出せる長さと水押しもカナリこだわったポイントです。

ボディ自体の倒れ込みを防ぐ「パドル」

次に、爪の間にある“パドル”。

ここもカナリ重要な役割があります。

爪だけだと水を受けすぎて、ボディごと倒れ込みやすくなってしまいます。 そうなると、せっかくの姿勢変化が速すぎてバイトチャンスが短くなってしまいます。そこで、パドルを配置して水抵抗を生み、ボディの倒れ込みを遅らせています。

アクションを入れた際は、強めの水押しを発生させる為、存在感もシッカリあります。

着底時にワームを立ちやすくする為、頭部分を「中空化」に

次に頭部分の“中空化”。

ここもカナリこだわった部分です。

頭を中空にすることで、着底時にワームが立ちやすくなります。 さらにフォール時も垂直姿勢になりやすく、シンカーとの隙間も生まれるため、魚から見た時のシルエットもカナリ良くなります。特にナイトゲームや、ネチネチ誘うようなスローな釣りではカナリ効果的で、ショートバイトの軽減にも繋がっています。食い渋ったハタに対しても、“魅せて食わせる”流れを作りやすいのがこの中空ボディの強みです。

全てにおいて細かく動き続ける「4本の足」

続いて“4本の足”。

この足はリフト中、フォール中、ステイ中…常に細かく動き続けます。実はここもカナリ重要です。ロングステイをしていると、他のパーツは動きが止まりやすいですが、この4本の足だけは細かく揺れ続け、魚に対して常に誘いを入れてくれます。しかも波動も独特で、爪やパドルとは違う“ピリピリ系”の微波動を出してくれます。

身切れを軽減する拘り

身切れを軽減する以下のような拘りも…。

オフセットフックを使用する際、アイからクランク部分にかけて裂けやすくなる問題がありますが「GRクロー」は、ワンポイント補強が施されている為、フッキング時にも破れにくい高耐久仕様になっています。さらに、ボディには針先を隠せるスリットが設けられているため、根掛かりを軽減しながら藻場や荒い地形も攻めやすくしています。

GRクロー」は、沢山の経験と現場の答えを詰め込みながら作り上げたワーム。ただ動くだけではなく、 「どう食わせるか」 「どう見せるか」 「どうバイトに持ち込むか」…そこまで細かく考えて作っています。

皆さんもぜひ試していただき、最高の魚と出会ってみてください!

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出典:YouTubeチャンネル「LureNews.TV」

ダイワ(DAIWA)

1958年の創業、リール、ロッド、ルアー、用品などあらゆる釣り物のフィッシングタックルを扱う総合ブランドとして、国内、海外に多くのファンを抱えている。ジャパンクオリティの品質の高いアイテムを日々開発、その過程で、世界初となるテクノロジーも数多く輩出している!
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