いよいよ本格的な冬が近くなり、フィールドは寒くなっていますね。「寒いからコタツで待機…」ではなく、冬に狙えるターゲットに向けて、今回はゼニスから発売されている、名前のよく似た2つのロッドシリーズ「Schelm（シュレム）」と「SchelmCross（シュレムクロス）」を紹介！

シュレム・シュレムクロス【ゼニス】

名前が似ているこの2シリーズ、実は共通のDNAを持つ兄弟分でありながら、得意とする釣り方がちょっと違うんです。両機種とも、ショアでもボートでも使えるロッドですが、今回はその違いと選び方を解説！

共通点は「遊び心」と「7ftの汎用性」

まず、シリーズ名になっている「Schelm（シュレム）」は、ドイツ語で「やんちゃな、イタズラ好きな」という意味。 その名の通り、「専用ロッドの枠にとらわれず、イタズラ的にいろんな魚を釣って遊んでほしい」という想いが込められています。そのため、ショア・オフショアを選ばず、幅広いターゲットを狙うことができます。

そして両シリーズに共通する特長が、「7ft台」のラインナップがあること。このレングス、ボートでの取り回しが良いのはもちろん、オカッパリでも扱いやすい長さ。「ボートで穴撃ちを楽しんで、帰りに漁港で根魚と遊ぶ」なんて使い方が一本でできちゃうのが、この兄弟の魅力の一つ。

【兄貴分】パワーと粘りの「シュレム」

まずは兄貴分の「シュレム」から。 こちらは、ボートゲームや冬のビッグワン狙いに主軸に置いたシリーズ。7ft台のボートゲーム対応モデルから、サーフなどで活躍する遠投用ロングレングスモデルまでラインナップ。

ゼニス公式「シュレム」詳細ページはこちら

最大の武器は、「30t中弾性ナノカーボン」を採用したブランクスによる「粘り」。低水温期特有のショートバイトも、ロッドがしなやかに追従してフッキングに持ち込み、掛けてからは強烈な突っ込みを粘りでいなします。

「冬こそ大型狙い！ ボートサワラや磯からのロックフィッシュで温まりたい！」というパワーゲーム派には、こちらがオススメです。

【弟分】繊細さと携行性の「シュレムクロス」

対して、冬のライトゲーム全般をカバーするのが「シュレムクロス」。こちらは「シュレム」のコンセプトを継承しつつ、より繊細なターゲットに特化したライトバーサタイルモデル。

ゼニス公式「シュレムクロス」詳細ページはこちら

こちらは比較的軽量なプラグやジグ単、メタル系ルアーの操作性が抜群！ チューブラーティップを採用しているので、厳寒期の小さなアタリもしっかり手元に伝えてくれます。モデルによって、アジングやメバリング、バスやクロダイなどにも向いています。

さらに嬉しいのが、携行性に優れた「4ピース（モバイルモデル）」がラインナップされていること。 年末年始の帰省や旅行先での「ちょい釣り」にも持っていけるのが魅力。冬の旅先で釣りを楽しむことができます。

冬を楽しむためのイタズラ兄弟

サワラや大型根魚など、寒さを吹き飛ばすパワフルな引きを楽しむなら「シュレム」 。メバルやバスなど、冬のライトゲームを繊細に攻略したいなら「シュレムクロス」 。

ちなみに、今ならオクマ ゼニスの公式オンラインストアで、「シュレムクロス」とオクマのリールのセットがセール中！気になる方はぜひチェックしてみてくださいね！

ゼニス

ゼニスは福岡県北九州市にあるロッドメーカー。ショアからオフショアまで幅広くルアーロッドを展開。ロッド製作工程の多くを自社で行い、高品質で定評がある。

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