穴場!? 聖地!?
「アユ釣り」と聞くと、少し敷居の高い「友釣り」をイメージするかもしれません。
しかし今、ルアーフィッシングの世界では、もっと手軽でゲーム性の高い「アユルアー(アユイング)」が一大ブームを巻き起こしています。
そんな最先端のアユルアーフィッシングを思いっきり楽しめる川が、実は身近な関西に存在します。
今回ご紹介する滋賀県北部の「杉野川」は、アユルアーの魅力が凝縮された、まさに”発見されるべき穴場”フィールドなのです。

「アユルアー(アユイング)」の第一人者の1人・ゴールデンミーン仲谷氏と杉野川に行ってきたのですが、釣果は上々でした
なぜ「杉野川」がアユルアー、アユイングに最適なのか?
驚くほどのアクセス性
杉野川の魅力は、そのアクセスの良さにあります。
北陸自動車道の木之本ICから車で約20分。京阪神や中京圏から日帰りで十分射程圏内なので、「午後から少しだけ…」という気軽な釣行が可能です。
初心者も安心!親切なフィールド
川への入口には「河川侵進入口」等の標識が設置されており、初めて訪れる人でもポイントに迷うことがありません。
道路からすぐ入川できる場所が多く、険しい道を歩く必要がないのも嬉しいポイントです。
ルアーマンの心を掴む川相
杉野川の多くのポイントは川幅が広すぎず、アユルアー用ロッドで十分に対岸を狙える絶妙なスケール感です。
また瀬やトロ場が連続する変化に富んだ渓流相は、「どこにキャストするか」を考えるのが楽しく、まるで渓流トラウトを狙うかのようなゲーム性の高いアユイングが展開できます。
良型アユとリーズナブルな料金
杉野川で釣れるアユは比較的グッドサイズが多く、その強い引きは一度味わうと病みつきになるほど。
これだけの好条件が揃いながら、遊漁料は日券2,000円と非常にリーズナブル。気軽に挑戦できるのは大きな魅力です。

杉野川での釣りには入漁券が必要です。杉野川漁協組合事務所で購入するか、フィッシュパスでの購入をお願いします
杉野川攻略の鍵は「機動力」と「タックル」
変化に富んだ杉野川では、有望なポイントを次々と探っていく「ラン&ガン」スタイルが釣果への近道。
この釣りで真価を発揮するのが、仕舞寸法が短い「テレスコピック(振出)ロッド」です。
振出ロッドならルアーを付けたままサッと縮めて次のポイントへスムーズに移動できます。
この機動力の差が、一日の釣果を大きく左右するのです。
例えば、ゴールデンミーンの「ブレインストーム鮎110[振出モデル]」のようなロッドは、コンパクトに収納できるため、藪漕ぎや車での移動も非常に快適。
ラン&ガンスタイルがメインとなる杉野川では、こうしたタックル選択が釣りを何倍も快適にしてくれます。

仲谷氏が愛用している「ブレインストーム鮎110[振出モデル]」 は、縮めると125cmになるので、ルアー(針)を付けたままのポイント移動もスムーズなのが特徴
「ブレインストーム鮎110[振出モデル]」
「ブレインストーム鮎110[振出モデル]」は、大河川の対岸や強い流れの向こう側を射程に収めるパワーはもちろん、振出竿にありがちな感度低下を防ぐため、あえてソリッドティップ部をジョイント式に設計。
これにより、ロングディスタンスでも明確なアタリを伝達します。
さらに、遠距離での視認性を高める「GMグリーン」カラーのティップ、万一の破損に備える「スペアティップ」、移動時に竿先を守る「専用トップカバー」が標準付属。
ラン&ガン時に便利な配慮が満載のアユルアーロッドです。
タイプ | 品番 | 全長(ft/m) | 自重(g) | 仕舞寸法(cm) | 継数 | 適合ルアー(g) | 適合ライン(lb.) | 本体価格 |
ベイト | BSAC-110 | 11 / 3.30 | 144 | 125.0 | 4 | 5〜21 | 4〜10 | ¥22,000(税別) |
スピニング | BSAS-110 | 11 / 3.30 | 138 | 120.0 | 4 | 5〜21 | 3〜10 | ¥21,000(税別) |
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清流がさらに快適になる「GMアユベルト」
次に、あると便利なアユルアーアイテムの紹介です。
アユルアー(アユイング)は、清流に足を踏み入れながら狙うスタイルは、爽快感抜群です。
ただし、水中を歩き回る釣りなので、できるだけ荷物は少なくしたいもの。
そこでおすすめしたいのが、ゴールデンミーンの「GMアユベルト」です。

価格:¥3,600(税別)
サイズ:フリー(ウエスト最大時117cm)
一見シンプルなベルトながら、必要な装備をしっかり集約できるのが最大の特徴。
ランディングネットを差し込める「タモ・ネットホルダー」がついているので、ネットをスマートに携帯可能。
また釣れたアユをキープするアユ舟やアユバッグを装着できるDカンを2つ装備しています。
長さ調整機能付きバックルなので、ワンタッチで簡単にベルトの脱着ができます。
さらに、遊漁証などをしまえる「ファスナー付きクリアケース」や、オモリや小物をしまえる「ファスナー付きポーチ」がついているので、必要なアイテムをまとめて持ち歩けます。
「こんなベルトがあれば便利なのに」と思っていた人にはまさに朗報。
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【自分仕様に最適化】シンプルだから、可能性は無限大。
さらにこの「GMアユベルト」の素晴らしいところは、自分好みにカスタムし放題なこと。
ポーチやホルダーの位置は自由自在。
右利きでも左利きでも、一番使いやすい場所にセッティングできます。
「プライヤーホルダー、ロッドホルダー、ドリンクホルダーを追加しよう」なんて、自分だけの“アユイング最強ベルト”に育てていく楽しみもあります。

「GMロッドポスト DX」を装着すると、簡易的にロッドも収納でき、完全に両手をあけることも可能です
足首をしっかり守る!「GMアンクルガード」
アユルアー(アユイング)は、吸水速乾性タイツを履いてウェーディングシューズで川に入ることで、清涼感をダイレクトに味わえるのが醍醐味。
しかし一方で、岩や流木、苔など滑りやすい障害物が多い川での釣りは、足首を含む下半身の怪我リスクが常に付きまといます。
特にタイツスタイルの装備は膝パッド入りが多いものの、足首周りのプロテクションが手薄になりがち。
そんな悩みを解決してくれるのが、「ゴールデンミーン」の「GMアンクルガード」です。
「GMアンクルガード」は、ネオプレーン製のサポータータイプで、ウェーディングシューズなどを履いたうえから、足首にくるりと巻き付けて固定するだけの簡単装着。
しっかりフィットしながら、足首まわりをやさしくしっかりガードしてくれます。
岩場に足をぶつけたり、転倒したときの衝撃から守られるのはもちろん、ちょっとした擦れ傷や擦り傷の防止にも効果的。
何より、足首まわりのホールド感があると安心感が大きく違います。
またネオプレーン素材は適度なクッション性があるだけでなく、水に濡れても乾きが早いので夏の釣りでも快適です。
河川や渓流の冷たい水に足を浸しながら安全に釣りを楽しむのは、やはり最高のひととき。
そんな釣りのワクワク感を存分に満喫するためにも、シンプルかつ頼れる「GMアンクルガード」は必携アイテムとなりそうです。