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【雪解けからはじまる春】東北のメジャーフィールド”八郎潟”を「ブルフラット」で完全攻略。

寄稿:小倉 千弥
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春のバス釣り特集2020

皆様いかがお過ごしでしょうか。シラフ小倉こと、小倉 千弥です。

私が住む北の大地では、冬になるとフィールド全体が凍りつく、アングラーにとっては恐怖のイベント「オフシーズン」が存在します。

約5カ月間バスと触れ合えないことに耐えきれず、何度か凍った水面にブルドーズをキャストしてみたことがあります。

結果、むなしく氷上を滑るパターンと、シンプルに雪に埋まるパターン以外存在しないことが分かってから、大人しく家で過ごすようになりました。

今回のオフシーズンは、来るべき春のスポーニングシーズンに向け「女子の気持ちを知ろう」をテーマに恋愛モノのドラマを見て恋心の勉強をしておりました。

バスも人間の女子も恋する気持ちについては一緒だろう!釣りに応用できるはず!という謎理論から見始めましたが、女心というものがますますわからなくなってしまいました。

やっぱり人とバスは違う!というわけで…さぁ、待ちに待ったシーズンインです!

小倉 千弥(Ogura Kazuya) プロフィール

depsフィールドテスター。YouTubeチャンネル『つがるは今日も釣り日和』配信中。 青森県在住アングラー。八郎潟で開催中のバスフィッシングトーナメント『HBA』に参戦中。 14年度HBAクラシック優勝、17年度HBAクラシック優勝のクラシック通算2勝。 バスフィッシング以外にも、十和田湖ヒメマスフィッシングや青森県内のショアフィッシング、オフショアフィッシングにも挑戦中。 青森、八郎潟をメインに、東北地方の様々な釣りを配信するマルチアングラー。

 

八郎潟の春

我が愛すべきホームレイク、八郎潟。

 

バスボートで思うがままに走り回れる広大なフィールドで、ロコアングラーがディープと呼ぶ水深が”3メートル”程という、超がつくほどのマッディシャローレイク。

八郎潟の1番の特徴は『リップラップ』。

 

流入河川部以外の全てのショアラインには石が敷き詰められ、初めての方が見ればその全てがおいしそうに見え、気がつくと夕暮れまでクランクベイトを引き倒してしまうような、魅力的な世界が広がっています。

 

雪解けから始まる八郎潟の春

八郎潟の春は雪解けから始まります。

冬季期間湖面が完全凍結し、ようやく水面が朝日を浴びるのが3月上旬。東北以南の地域が、やれ春爆だ!やれプリスポーンだ!とシーズン一番の賑わいをみせる頃に、メタルバイブでワンチャンゲームをスタートする私達。

基本的には関東圏に比べて、約1カ月ほど季節が遅れて進行していきます。

この雪解け直後の水温は日中でも4度前後。水温4度の釣り方ですか?それは、またの機会にしましょう。

3月下旬、水温で言えば9度台から水温13度台、八郎潟では5月に入るまでの期間にめちゃくちゃ効く釣り方があるんです。

それはブルフラット【Deps】の釣り。

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