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【直感クランキング】小森嗣彦がメガバス注目のNewルアー「Super-Z」を紐解く。

寄稿:小森 嗣彦
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【Z1とZ2】2つのタイプがリリース

Z1とZ2の違いとそれぞれの使いドコロ

Super-Zは潜行深度の違いで2タイプがリリースされます。

1つ目はZ1。

 

これは最大深度2.3mで、1.5mまでのボトムをコンスタントに狙うのに適しています。

もう一つはZ2(ジーツー)。

 

こちらはテスト時の最大深度が2.9mでZ1に比べると+60㎝程潜ります。1.5~2.3mの水深をコンタクトさせて使えます。

具体的な使い方として何点か挙げると、Z1は北浦や霞ケ浦の石積みやゴロタ石のあるようなエリアが主戦場となります。 他にはリザーバーのシャローフラットに沈む流木などを遠くから狙うなど、飛距離を生かしたロングリトリーブで用途が多いと思います。

 

一方Z2は、潜入角度もZ1より深いため、横方向だけではなく縦方向へのアピールを加え、さらに幅の広い使い方ができそうです。

LBOⅡは飛距離だけではなく、着水後、瞬時にウエイトがルアーの前の位置へと復帰するので、立ち上がりが早いことも特徴です。 それを生かして、葦際やレイダウンの隙間へピッチングでクランクベイトを撃っていく、手返しのいいクランキングが可能。

このテクニックは昔から印旛沼のローカルテクニックとして知られており、Super-Zはこの釣りには最高のパフォーマンスを発揮します。

 

写真のバスもこのテクニックで葦際に沈む流木の横でキャッチしました。ぜひSuper-Zでこういった使い方もトライしてみてください。

 

伊藤社長に解説動画も施肥チェックしてみてください

出典:YouTubeチャンネル「LureNews.TV」

 

小森 嗣彦(Tsuguhiko Komori ) プロフィール

JBのトーナメンターとして、同協会の最高峰TOP50プロシリーズを戦うトーナメントプロ。年間チャンピオン3回(最多)TOP50優勝6回(最多)2008年にはJBスーパーバスクラシックを制覇、2012、2018にはBasserAllstarClassicを制している。シーズンの合間には琵琶湖、桧原湖、北浦、亀山ダムでガイドも行っている。論理的考え方でバスフィッシングとトーナメントを攻略する。1974年生まれ兵庫県神戸市出身、千葉県在住。

メガバス(Megabass)

1986年8月15日設立、静岡県浜松市を拠点とするルアーメーカー。デストロイヤーをはじめとする各ロッドシリーズ、各種バス、ソルトルアー、リールなど、あらゆるフィッシングタックルを輩出。 同社のCEO伊東由樹氏はアングラー、そしてルアー、ロッドデザイナーとしても有名で、同氏の手掛けるタックル&ルアーは実釣力の高さに加え、優れた機能美、造形美を放ち、国内外で高い評価を受けている。
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