ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

【メバルプラッギング】“門永 晴記”的シチュエーション別カラーセレクトの極みとは

寄稿:門永 晴記
  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

クリア系カラーの有効性とカラーの選び方

基本となる場所や有効なルアーが分かってきたところで今回の本題でもあります「プラグのカラー」について話を進めていきましょう!

ここからの内容は、20年以上メバルゲームをやってきた経験から僕が感じた事を元に話していきます。

 

よくビギナーの方から「なぜメバルプラグはクリアカラーが中心なのか?」という質問をいただきます。

これは、非常に目が良いとされるメバルをワームよりも波動の強いプラグで騙すには「シルエットをなるべくハッキリ出さない」ことが有効だとされています。

それに加えて、周りの色に溶け込みやすく、常夜灯や月明かりを「入射↘︎反射↗︎吸収⇅透過↓」させるクリアカラーならではのアピール力がメバルがもっとも好む存在感になっているのではないか?と個人的には考えています!

 

その日の状況に合ったレンジやアクションのプラグを見つけたら、それからカラーセレクトで「存在感」を微調整してあげる感じです!

ひとつだけ強いて言えることは、メバルプラッギングはどんな釣りよりもカラーチョイスが重要だということですね!!

 

シチュエーションで選ぶオススメカラー

月夜

月夜はシルエットが出やすいため光の透過率の高いカラーがオススメです!

クリア系の中でも、チャートやピンク、オレンジなどの色が薄ら乗ったカラーが月明かりの反射を抑えてくれて効果的です!

クリアオレンジシルバーグリッター

クリアチャートグロウグリッター

 

闇夜

新月の闇夜では比較的アピール力のあるカラーがオススメです!

マット系のクリアは僅かな光も吸収しやすく、シルエットを抑えながらもふんわりと膨張させたアピールが可能です!

マットゴーストシラス

マットゴーストチャート

 

波気

実際には微風で少し波気のある日の方がプラッギングに適した場合もあります。

水面の揺れでプラグの存在感は薄れるので、ソリッドカラーや背中に濃い目の色が乗ったクリア系がオススメです!

マットブラックグロウグリッター

GGイナッコ

 

常夜灯

常夜灯の周りこそクリアカラーが有効です!

オレンジ灯や水銀灯、LEDなど光源の種類でもアタリカラーは変わってくるので数種類のクリアカラーがあると安心です! 明暗部を意識してアプローチしていきましょう!

クリアレッドグリッター

クリアピンクヘッドゴールドグリッター

 

ベイト付き

アングラー側のイメージにもなるのですが、基本的に活性のあるベイト付きのメバルにはホロ系や強めのラメが有効です!

メガバスのライトゲームプラグにはクリアベースに一部分ホロやミラーが貼ってあるカラーがあるので、ホロに苦手意識のある方でも使いやすく、かつよく釣れます!

個人的にも「CLEAR SHIGYO」は、見た目・実績とも傑作といえるカラーではないかと思います!

クリアシギョ

GGイナッコ

 

オールラウンダー

やはり無色透明にほんのりラメが入ったクリアカラーがいろいろな場所・状況で安定した釣果が出るように思います。

先ずはプレーンなクリアから試してみるのがオススメで、そこから存在感を調整していくのがよいと思います!

クリアシルバーグリッター

クリアシラス

これらのオススメカラーは、あくまでも無数にあるシチュエーションの中の一部分を簡単にお話ししただけで全てではありません。 もちろん感覚的なものもあるのでアドバイスのひとつとして参考にしてみてください!

 

とはいえ! これから初夏までが年間を通して間違いなくプラッギングでデカいメバルが釣りやすくなる季節です!

プラグのアクションだけでなく、カラーローテーションも非常に大切! シチュエーションに合わせたカラーチョイスで春爆を堪能してみてくださいね。

 

プラッギングタックル

ロッド/メガバス:礁楽プロトタイプ SL-72LS

リール/メガバス:GAUS20X

ライン/バリバス:アバニ ソルトウォーターフィネスPE X8 0.2号

リーダー/バリバス:ライトゲームショックリーダーTIフロロカーボン4LB.

2 / 3
前へ 次へ