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擦れ強度20%UP。シマノのPEライン「PITBULL 8+」が”とにかく”強い3つの理由。

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魚と釣り人を繋ぐ大切な”ライン”。

ナイロン、フロロ、エステル…たくさんの種類がある中で、使用頻度の高いラインと言えば「PE」だと言う人は少なくないはず。

ライト系からビッグゲームまで、今やPEラインなしでは成立し得ないシチュエーションが多々あることもまた事実。

アングラーとは切っても切れないPEライン。 あなたは何を基準に選びますか?

 

PIT BULL8+(ピットブル8+)【シマノ】

2020年3月登場予定

名だたるシマノインストラクターから定評のあった「Mission Complete」シリーズが、「ピットブル」シリーズに進化。”とにかく強い”ということに特化し、コスレ強度 当社比20%UPを実現した超高強度ライン「ピットブル8+」。

 

…その驚異的な強さを紐解くカギは3つ。

1:素材が違う

日本製の原紙で、高強度・低伸度が特長の高分子量ポリエチレン「IZANAS®」のアップグレードモデルを採用。

※IZANAS®は東洋紡(株)の登録商標です。

…つまり、もともとの素材からして強いということ。

 

2:編み方が違う

PEラインといえば、”編んでいる”ことが大きな特長。4本撚り、8本撚りなどは編み上げたラインを構成している繊維の本数であることはご存知の通り。

今回はその編み方も一新され、今までとは異なる「TOUGH CROSS 2」という製法を採用。

これ、どういう製法かというと…ラインを編むときに縦方向だけのテンションではなく、全体にしっかりテンションを掛けて”締め込み”ながら編んでいくというもの。

 

FGノットなどの摩擦系ノットでラインを締め込むと、色が変わって硬くなりますよね。要は、それに近い状態を製造の段階で行っているということ。そのため表面が硬化し、コスレに強くなるんです。

写真下(ピンク)がTOUGH CROSS 2を用いて製造されたライン。 テンションを掛けて編んであるので、写真下の方が繊維の浮き上がりが少ないことが確認できます。

加えて、しっかり編み込むことで繊維同士がしっかり干渉し構造が安定、結果伸びが極端に少なくなりルアーの操作性・感度が向上。 実際、テストでは1%の伸び率(100mで1m伸びる)という数値も実現しています。 …従来品は2~3%(100mで2~3m伸びる)ということなので、とにかく伸びないラインであるということがわかりますね。

 

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