ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

今江克隆のルアーニュースクラブR 第976回「フカボリ!ビッグベイト&ジャイアントベイトの超ディープでの可能性」の巻

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

池原ダム・ディープ攻めの定番リグをやり込むと…

ナゼ、この「ディープトレーサー(以下:DT)」にコダワったかと言うと、このリグ、イマカツの「バスロイドJrトリプルダブルDSF」と非常に相性が良く、1週間前には61cmが8m前後の「DT」&「バスロイドJr」で釣れており、池原ダムの「DT」攻めでは定番ルアーの一つになっているから。

その理由が、スローでもよく動く多関節の効果と、大型リップとボディの形状バランスから立木が非常に多い池原ダムのボトムでも根掛かりによるロストが極めて少ない…からのようだ。

さすがに5,000円級のビッグベイトに1,600円級のDT、合わせて7,000円近いルアーを1日○個もロストして丸ボーズだったら、普通の家庭のお父さんだったら嫁さんに家から追い出されそうですからね。まぁ、その前にメンタル折れますけど…。

ところがどっこい、そこは一応ルアーメーカーのオーナーと言うこともあって、今回は「レプリケーターDSF」のテストという大義名分で、何個ロストしようがお構いナシ(本当はそんなことありません)、誰もが絶対怯んで投げないだろうと思われるような生還不可能に見えるエゲツない立木まみれの深海にガンガン投入すれば、50cmの1本程度は釣れるはず…と言う大富豪戦略で挑んだのである。

持ち込んだ「レプリケーターDSF」は20個以上、「デカリケーター」も10個以上、これを全て池原ダムに奉納する覚悟で攻めに攻め切って「テスト」して来た。

で、また結果から言いますと…その全てをロスト…奉納損害額40万円…かと思いきや、「レプリケーターDSF」のDTリグをほぼ2日間7〜8割の時間投げていたがロストはなんと「ゼロ」。

バツグンの鬼立木回避能力を発揮し、2日間でロストはゼロ。「 デカリケーター300」には2oz、「レプリケーター180DSF」には1ozがベストマッチ。 ただ1oz、全く手に入らんのですけど…

恐らく90%の人が怯んで通せない備後筋の立木嵐群のど真ん中を、超絶厳しくキャスティングとドラッギングで攻め切ったが、「レプリケーターDSF」の大型リップのガードバランスが素晴らしいのか、DTのガード効果が予測以上だったのか、引っ掛かっても711のグランドスタリオンGT-Xの長さと高さを活かしてシャクれば、全て生還する結果になった。

タックルは「グランドスタリオンGT-X」を「レプリケータDSF」DTリグ1ozに使用。 初めて使ったがレボシリーズ最大のビッグギアを搭載した「レボ・ビースト1:73」がすんばらしく使いやすく、極楽な軽い巻き心地には驚かされた。 今後のこのリールの一軍導入が一気に増えること間違いナシ

2 / 4
前へ 次へ