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イヤ~なターンオーバーを克服できるシークレットルアーと攻め方を公開

寄稿:小林 翼
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小林 翼(Tsubasa Kobayashi) プロフィール

2015年/2016年にはJBTop50へ参戦していたこともあり、ホームレイクである榛名湖(はるなこ)で開催されている群馬チャプターでは、5回の年間優勝を果たす。 現在はJBマスターズに参戦中の凄腕トーナメンターである。

こんにちは、小林 翼です!

普段、私は榛名湖(群馬県・はるなこ)をメインフィールドに活動しています。

そこで今回紹介する内容は、ズバリ 「秋」の釣り!

「秋」という時期はバスの活性が高い時期でありながら、ボトムと表層の水が入れ替わる「ターンオーバー」といわれる現象が起こる時期でもあり、なかなか一筋縄では行かない厳しい季節。

そんな中、釣果が安定しなくて難しい「秋」の「ターンオーバー」に超効果的な攻め方を、紹介していきます!

 

ターンオーバーには「フラッシング+スロー」が効果的!

まず、これからの時期は日中と夜中の気温差が激しくなり、ボトムと表層の水が入れ替わるターンオーバーという現象が起きます。

ターンオーバーが起きると湖では泡が浮き、ボトムでは不純物が増えて水が悪くなり、バスの活性が下がり、口を使わせるのが難しくなります。

その様なやる気の無いバスに有効な条件というのが「フラッシング+スロー」という釣り方なんです。

 

「フラッシング+スロー」が効くレンジは状況によって異なるので、水面からディープまでの攻め方について解説していきたいと思います。

 

水面で効果的なフラッシング&スローパターンは「遠投して放置」

まず、「水面でのフラッシング&スローパターン」が効く条件が挙げられます。

その2つの条件とは?

①風が弱い場合

まず条件の1つとして挙げられるのが風が弱いこと。

風が弱いとワカサギが水面近くに浮きやすくなります。そのワカサギを捕食する為に、バスも水面近くまで上がって来ます。

 

 

②ワカサギ釣りをしている人が多い事。

ワカサギ釣りの方が多いと、ワカサギを掛けてからキャッチするまでの間に、バレたワカサギが弱って水面に浮いてきます。

そのワカサギをバスが捕食しに来ます。

 

この「風が弱い」「ワカサギ釣りをしている人が多い」という2つの条件が揃った時に「遠投&放置」のフラッシング&スローパターンが激ハマりするんです!

 

で、このパターンで私が愛用しているルアーなのが、デルゼ【ティムコ】とトラファルガー7【ティムコ】という2種。

この2種はシルエット、仕上げとも、ベイトフィッシュとなっているワカサギに似たルアーで、かなり効果的なんです。

 

「遠投&放置」のフラッシング&スローパターンで愛用しているルアーはこの2つ

左:デルゼ【ティムコ】 右:トラファルガー7【ティムコ】

出典:ティムコ

 

両方ともに、少しの波で揺れをもたらす設計なので、横揺れをすることにより、フラッシングが発生します。

そのフラッシングでバスがルアーを発見し、バイトに至らせます。

 

このやや軽めのルアーを遠投させるべく、PE0.4号を使用

それらのルアーを遠投する為には、エイシス70SLP+J【ティムコ】 のような6f後半から7fのロングロッドと、距離を出す為のソルトウォータースペシャル PEエギULT0.4号【サンライン】がオススメです。

サンライン公式「ソルトウォータースペシャル PEエギULT」詳細ページはこちら

 

 

リーダーは根擦れに強いトルネード Vハード1.25号を使用します。

サンライン公式「トルネード Vハード」詳細ページはこちら

 

ソルトウォータースペシャル PEエギULTは「強力」「張り」「感度」「耐摩耗性」に優れた「ULT-PE」ラインが採用されています。

15m×4色の鮮明ベースカラーに2.5m毎のマークが施されているので、天候を選ばず、ドリフトコースや風がある時などの、ラインメンディングが目視で見やすいラインになっています。

リーダーとの結束はキャストした時に、ガイドへの接触を抑えたFGノットを勧めます。

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