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キハダマグロのキャスティングゲーム講座【誘い出しやホットケメソッド、ラインメンディングなど】

寄稿:小野田賢一
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重要なポイント

ここで重要になってくるのは、このラインスラック処理する「ラインメンディング」になるわけですが、まずキャストした直後に風などで出るラインスラックについては飛距離を殺さずになるべく着水直後からルアーと自身の間のラインを一直線にすることが大切です。

これにはキャスト後、ルアーが着水する直前にスプールから放出されているラインを手で止め、ロッドティップを水面へ突っ込むくらいにしてルアーが着水すると同時にライン全体も水面へ着水させることが大切です。

「誘い出し」ではこのラインが一直線になった直後からアクションを加えればエラーを起こすことはかなり減少しますが、もんだいは「ホットケ」メソッドです。

キャスト直後の処理が決まっても潮の流れやボートの進み具合によってラインを引っ張ってしまうことが多いので、ここは一度スプールをフリーにしてルアーを完全静止させる時間を5秒とります。

それか、一瞬ルアーは動いてしまうもののボートが勢い良くかなりのスピードが出ている場合は、水面に浮かびループ状になっているラインを現在半円になっているループの逆にロッドでコントロールし、逆方向に半円ループを作ることで余分にラインを放出しなくてもルアーにテンションがかからない状態を作ることができます。

他にも様々なテクニックで「ラインメンディング」の方法はあると思いますが、この2種類が基本となりますので、ぜひ覚えてみてください!

 

最後に使用ラインについて

キハダキャスティングの他にもシーバスでのドリフト釣法や、バスフィッシング、チヌトップなど多くの水面系の釣りで威力を発揮しますのでワンランク上の「ラインメンディング」を自分の釣りに取り入れ釣果倍増を狙いましょう!

今シーズン初期に私がキャッチした20キロ台のキハダはこの「ラインメンディング」を駆使したホットケメソッドでバイトを誘発。

その時使用していたラインは「サンライン・モンスターバトルPE6号」+システムショックリーダー150Lbでした。

キャスティングスタイルでのマグロ・ブリをターゲットに設計した高強力ハイグレードPE ライン。
8本組プラス表面特殊樹脂加工を施すことによりガイドとの摩擦が軽減されキャスト性、操作性が格段にアップしました。
50m間隔に約2mのブラックマーキングを入れることにより、ヒットポイントや取り込みまでの距離が把握できます。
(カラー:スカイブルー/300m単品・200m単品)

出典:サンラインン公式

 

サンライン公式「ソルトウォータースペシャル キャストアウェイ・モンスターバトルPE」詳細ページはこちら

 

 

 

異種特殊コポリマーナイロンブレンド製法により、低吸水で高強力、高耐摩耗特性のリーダーです。
独自のTRP加工により、撥水性とスベリ性に優れ、しなやかで扱いやすく、ノット・システムの完成度を高めます。
強力と伸度のバランスを考えた精密加工条件設定により、ネバリエネルギーを最大限に発揮します。
しなやかで特性の伸びが、ジグ・ルアーの動きを損なうことなく演出し、フッキングした大物の過激なショックも吸収し、ネバリ強く確実にゲットし ます。
低水温、低気温時でも十分扱いやすく、オールシーズンに対応します。
12LB(#3)~70LB(#16):平行巻、80LB(#18)~150LB(#40):普通巻
(カラー:ナチュラルクリア/50m単品))

出典:サンライン

サンライン公式「ソルトウォータースペシャル システムショックリーダーナイロン」詳細ページはこちら

 

 

 

しなやかさの中に適度なハリがある「サンライン・モンスターバトルPE6号」は非常にラインコントロールがしやすく、強度も抜群!これからサイズが上がってくる遠州灘のキハダキャスティングには必須のアイテムとなりますのでぜひお試しください!

 

サンライン(SUNLINE)

1977年設立、山口県岩国市を拠点とするラインメーカー。 独自技術の開発力が高いだけでなく、大手材料メーカーや大学研究機関との連携・共同研究 により、最新テクノロジーを駆使したライン開発も進めている。また各分野に約400人強のフィールドテスターがおり、現場からのフィードバックも豊富。 最新テクノロジーが導入されたあらゆるジャンル(バス、ソルト、トラウト、鮎、へらぶな、渓流など)のラインを続々と輩出中!
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