家邊克己の「週刊!アジングマニアックス」第10回 2日目はシンガポールでボートアジング
ポイントは水深18m前後のかなり落ち込むブレイクライン周辺
今回のポイントですが18m前後の水深で潮下の方に50mぐらいまで落ち込むブレイクラインがあり、そこにサガエが生息しています。
サガエは浅い所まで出て、エサを捕食するらしく潮上に船を止めて潮下を釣るらしいです。
船をブレイクにあまり近づけるとサガエが警戒して出てこなくなるのでブレイクまで100m以上の距離を取ります。
ポイントに着きましたが、本来は船の後部からダウンに釣るらしいのですがダウンの釣りは余りしたくないのでアップに投げるために船の先端に入りました。
今日のタックルは昨日と同じでHSR-610にサーパス0.25号、リーダージョイントライン1.7号。
グリッターヘッドは濁っているのでより目立つようにアカキンをワームはキメラの こうはく を使用しました。
海面を見ているとサガエがボイルしているのが見えその辺りに放り込んでレンジを探っているといきなり引ったくって行きました!
キタ!キタ!!キタ!!!
一年ぶりのサガエの引き!
これを味わいたくてここまで来たので楽しい〜!
流れが早いので引きが半端なく強くなります。
特にサガエは幅があるのとなかなか弱らないのでアドレナリンが出まくりです!
浮いてきたのは、40cm弱のレギュラーサイズのサガエでした。
最初の1投目から釣れたので今日は入れ食いかと思ったら潮止まりになり、サガエのボイルもなくなり沈黙の海になりました。
潮止まりのタイミングでボトムフィッシュ狙いに変更
しばらく色々やってみましたが潮が止まると、やはり何をしてもアタらないので狙いをボトムフィッシュに変更。
タックルをEMR-64に変えてSタッチを付けたARメソッドにジグヘッドの代わりにグリッターヘッド1.7gを付けてワームをキメラ(しろ)を選択しました。
濁りを考えた時にシルエットのはっきりしたメソッドの方が良いのかもと考えての選択です。
しかし、どのような魚か分からないため、アタリが無ければ次々とリグを変えるつもりです。
早速ポイントに着き、ボトムを取り探り始めました。
落とすと何か分かりませんが、すごくアタリます。
サイズが小さいのかフッキングしないので、何が食ってきているのかもさっぱり分からない状況です。
多分、ベラの一種かなと思うのですが、姿が見えないのでなんとも言えません。
アタリがあってから少し間を置きアワセるようにすると、ハタの小さい物からベラみたいな魚まで釣れだしました。
やはりあの細かいアタリの主はベラだということは確認できたのですが、潮は相変わらず動きません。
小魚のアタリはあるもののまったりした時間になりました。
終わりの時間が迫り、最後のひと流しとなりました。