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オカッパリシーバス!橋脚の明暗攻めの極意【寄稿by門永晴記】

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X-80マグナム

こちらも説明不要のメガバスのスーパーベストセラー「X-80SW」のサイズアップバージョン。

X-80マグナムです。

マグナムサイズモデルのハチマルです!

こちらの重心移動システムは、タングステンバランサー3発のシステムで、もしかしたらLBOと同等?ひょっとしたらそれ以上?の爆発的な飛距離を出せるぶっ飛びジャークベイトです!

全長は115㎜とオリジナルのハチマルよりもかなり長めのシルエットになっていますが、そのアクションはオリジナルモデルのレスポンスをしっかりと受け継いだ完璧なものになっています!

ハイピッチロールがもたらす素早く激しい明滅とハチマル特有のキレッキレのアクションは、まさに橋脚の明滅を引くために生まれたルアーではないのかと思ってしまうほど!

使い方はミディアム〜ファストリトリーブで、狙ったポイントに定位する魚の目の前を「パパパッ!」と通してリアクションバイトを誘発するイメージ!

 

X-80マグナムの裏技テク紹介

それでも反応が薄い場合には裏ワザの「ジャーク&フォール」でさらにアクションにメリハリを付けて狙っていきます!

エギングの要領で明暗部でジャークさせてフラッシィング!そこから闇側に流しながらフォーリングさせていくイメージ!

時にこれが恐ろしく反応することがあって、釣果0を覚悟してからこのメソッドに切り替えて、そこから三連発なんて日も実際本当に珍しくないんですよ!!

 

ジャークベイトのカラー選択について

そしてジャークベイトのカラーのチョイスなんですが、あくまでも明滅によるフラッシィングを意識して使っていくので僕の場合はホログラムベースのカラーを基本にしています!

そこからフィールドの水色に合わせて、濁り気味ならグリ金、赤金、チャートバック系。

逆に澄み潮ならクリア系・クリアホロ系。みたいな感じで合わせていきます!

 

ルアー操作のコツについて解説

最後に明暗部にルアーを上手く通してやるコツなんですが(流れのある橋脚上流側の場合)

先ず一番大切なのは、その長い明暗の何処を狙うべきかを決めること!

明暗のラインをX軸と仮定すると、そこから対角にあたるY軸を定めてやります。

このY軸は基本的に地形からできる流れの変化が出るラインを定めます。他の場所よりも流れが効いている筋や潮目が頻繁に出る筋など。

そしてこの2つの軸が交わるポイントを必ず意識して、そこにルアーを「最適な角度」で通してあげることが大事なんです!

最適な角度は使うルアーによって違ってきますが、今回紹介しているジャークベイト3本なら、ルアーのアタマが下流側かもしくは流れに対して直角に向いているタイミングが一番適した角度だと思います!

流れに対してアタマが上向き方向になるとジャークベイトは暴れ過ぎてしまいますからね!

キャストはXYのポイントの少し沖で直接明暗に入れず少し上流側にルアーを入れます。

引きしろを取りすぎるとコントロールが難しいので適度な場所に着水させます。

着水後はロッドの向きや角度、リトリーブスピードを調節しながら、ルアーを操るというよりもメインライン(PEライン)を操るイメージでポイントにルアーを誘導させていきます。

メインラインを水面に乗せて流せばルアーのアタマは下流側に向きますし、逆に水面からラインを離してリトリーブすれば少しづつルアーは上流側に向いていきます!

この動作を素早くこなせるようになればXYのポイントに最適な角度でルアーをトレースできるようになります!

かしこまって説明すると何だか難しく感じますが、慣れれば誰にでもできると思うので先ずは練習してみてください♪

皆さんも是非この3本のジャークベイトを使って橋脚でのナイスな一本を狙ってみてください!

今まで反応しなかったシーバスから高次元でバイトが得られる可能性を持ったルアー!それがジャークベイトです!!

 

使用タックルの紹介!

ロッド: アステリオン AST-101M【メガバス】

リール: GAUS30X【メガバス】

ライン: アバニ シーバスSi-X(9月発売予定)【バリバス】

リーダー: VEP 22lb【バリバス】

ルアー: ONETEN LBO SW ONETEN MAX LBO SW X-80 MAGNUM【メガバス】

 

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