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今江克隆のルアーニュースクラブR 第947回「オカッパリ巻きシャッドの最新動向」の巻

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
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「ゲキアサ」の起源と歴史

もともと関西ではまず存在しない霞ヶ浦のあまりの岸際の浅さに、地元ロコアングラーに「激浅やな~」と言った言葉がキッカケで、地元ロコアングラーたちの熱望で生まれたのが、霞ヶ浦発信の超シャロー攻略プラグが「GEKIASA(ゲキアサ)ミノー」シリーズである。

初代ゲキアサ(リップライザー130 GEKIASA)」は、メキシコ釣行専用に作った130mmのビッグミノー「リップライザー130」を水深70cmダイバーに改良して誕生したのだが、翌年100mmサイズの「ゲキアサⅡアライブローラー」、昨年は一から作り直した完全特化型の「ゲキアサⅢコンプリーター(130mm)」が誕生した。

ここまでは霞ヶ浦の春の名物、大型ワカサギの産卵接岸パターンを狙うビッグミノー路線で始まったゲキアサだった。しかし、「ゲキアサⅢコンプリーター」で完成を見たことで、次なる狙いを定番大本命である超シャローランナー小型シャッドへと方向性を転換したのが今年の「ゲキアサシャッド(58mm)」である。

偶然にも自分もカスミ名物の強い逆風下でもベイトで使え、水深1m以内を攻略できる「ハデ過ぎないアクションのシャッド型シャロークランク」が霞水系では絶対に欲しいと思っており、その第一弾が昨年ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得した「ixi(アイバイアイ)シャッド type-R」の開発に繋がっていた。

昨年春のTOP50北浦戦でそのixiシャッドに窮地を救われたことで、さらに潜行深度が浅く、ピッチの早い「ゲキアサシャッド」の開発に着手することになった。

会場前で行なわれたエバーグリーン試投会は、ファンが途切れることなく大人気。「スーパースティード」の受注人気が凄く、秋まで入手困難!?に…。

試投会でバスが3匹も釣れちゃうハプニング。さすが自動釣れ釣れアクション発生の「エアリアルレジェンド」。

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