こんにちは!ダイワ「月下美人」テスターのYOSHIKIこと田中良樹です。
今回は、この秋新たに登場したアジングロッド「月下美人 RX AJING」を実際に使ってみた印象や番手別の特長を紹介したいと思います!

RXシリーズは、月下美人に新たに追加されたグレードのロッドシリーズで、なんと実売価格が2万円以下という驚きの価格帯。アジング入門タックルの常識を変えるロッドとなっています!
月下美人 RX AJING【ダイワ】
アジングロッドに求める性能は、人によってさまざまだと思います。軽さ、感度、キャスト性能、操作性、魚を掛けたあとの安心感……。もちろん、どれも大切な要素です。

そんな中、今回の「月下美人 RX AJING」で特にこだわっているのが、「リグを自在に操ること」と「アタリを感じて積極的に掛けていくこと」。
僕自身、アジングでは「誘って、アタリを感じて、掛ける」という一連の動作を非常に大切にしているので、実際に使ってみて、このロッドが目指している方向性をかなり感じることができました。
「月下美人 RX AJING」を手にして、まず感じたのがブランクのシャープさです。
今回のRXシリーズでは、X45でブランクを補強し、HVFナノプラスを採用することでレスポンスを高めています。

実際にジグヘッドを操作してみると、ロッドを動かした分だけリグが素直についてくる感覚があります。アジングではワームをただ巻くだけではなく、ロッドを少し持ち上げたり、シェイクを入れたり、フォールさせたりと、細かな操作を組み合わせます。そのときにロッドの動きとリグの動きがズレてしまうと、思ったようにワームを操作できません。
その「自分の操作をリグに伝える」という部分が非常に分かりやすい。個人的には、ここがこのロッドの大きな魅力だと感じました。

アジングでは、アタリが出た瞬間に素早くフッキングする必要があります。特に活性が低い状況では、モゾッとした小さな違和感だけが伝わってきて、そのままではアジがワームを離してしまうこともあります。
だからこそ、アタリを感じた瞬間にロッドがレスポンスよく動いてくれることが重要です。

「月下美人 RX AJING」は、高弾性ブランクによる張りを活かした設計になっていて、操作からフッキングまでの動作をシャープにつなげやすい。「アタリを感じてから掛ける」というアジングの醍醐味を、かなり楽しみやすいロッドだと思います。
特に、普段から積極的に誘って掛けるアジングをされている方には、このレスポンスの良さをぜひ体感してほしいですね。
全5機種ラインナップ
今回のラインナップは、54UL-S、510UL-S、64UL-S、64L-S、710ML-Tの全5機種。
それぞれに明確な役割があります。
その中でも僕がまず手に取ってほしいと思うのが「64UL-S」です。1g前後のジグヘッドを中心に使いやすいスタンダードモデルで、軽量リグを操作しながらアジを探していく釣りに非常にマッチしています。

長さも6ft4inchなので、短すぎず長すぎず。常夜灯周りの近距離戦から、少し沖へキャストして広く探る釣りまで対応しやすいレングスです。
「アジングを始めたけれど、もう一歩踏み込んだ釣りがしたい」そんなアングラーにも使いやすいと思います。
近距離のアジングを突き詰めたい方には「54UL-S」。0.5g前後のジグヘッドを得意とするショートモデルです。
常夜灯の下でアジのライズを狙ったり、足元から近距離を丁寧に探ったりする釣りでは、ショートレングスならではの取り回しの良さが武器になります。ロッドを立てて細かくシェイクするような操作も行いやすく、軽量リグを繊細に扱いたいときに面白い一本です。

一方で、同じく0.5g前後を得意とする「510UL-S」は、少し長さがあるぶん、しなやかさを活かした操作がしやすいモデル。
この2本は似ているようでキャラクターが異なるので、釣り場や自分の好みで選んでみてほしいですね。
「もう少し重たいジグヘッドを使いたい」「潮が速い場所でリグをしっかり操作して魚を掛けたい」そんなときに使いたいのが64L-Sです。

1.5g以上のジグヘッドを中心に、より積極的なアジングを展開できるモデル。ULクラスよりも張りがあるので、ジグヘッドを操作したときのレスポンスもさらにダイレクトになります。
潮が効いている場所でレンジをキープしたり、少し強めにアクションを入れてリアクション的に食わせたりと、私の得意なヘビージグ単アジングとの相性が良いですね。
そして、フロートやキャロを使った遠投アジングで活躍するのが「710ML-T」。今回のラインナップの中では、明確に遠投・沖攻略を意識したモデルです。
軽量なジグ単では届かない沖の潮目やブレイクを狙い、遠投先でアタリを取って掛けていく。そんな釣りをしたい方には、かなり頼りになる一本です。
リアバランスだから操作しやすい
「月下美人 RX AJING」の特長として、グリップ周辺の設計も注目してほしいポイントです。
ロッドの重心をリア側に設定しているので、ロッドを立ててシェイクするような操作が行いやすくなっています。
そしてこの価格帯なのにIPSのリールシートが搭載されています。

アジングでは、リールを巻くだけではなく、ロッドを立てた状態で細かな操作を続けることがあります。そのときに先重り感が強いロッドだと、長時間の釣りでは操作の負担になってしまいます。
その点「月下美人 RX AJING」は、リアバランスを意識した設計になっているので、ロッドを立てた操作を多用するアングラーには、このバランスの良さを感じてもらえると思います。

アジング入門タックルの常識を変える!
今回は「月下美人 RX AJING」についてご紹介しました!
0.5g前後を繊細に扱うショートモデルから、1g前後を基準にしたスタンダードモデル、さらに1.5g以上を扱うヘビージグ単モデル、そしてフロート・キャロで沖を攻略するロングモデルまで。その日の状況や自分の釣り方に合わせて選べるラインナップです。
個人的には、アジングで「もっとワームを思い通りに動かしたい」「アタリを感じて積極的に掛けていきたい」という方に、ぜひ一度使ってみてほしいシリーズです。

魚を探して、誘って、アタリを感じて、掛ける。そうしたアングラーの操作をリグへ伝え、さらにアタリを捉えてフッキングへつなげるためのレスポンスを、この価格帯でハイレベルに実現したロッドです。

もちろんハイエンドモデルに比べると、自重や軽快さでは敵いませんが、このクラスにしては出来過ぎなシリーズだと感じました。アジングの楽しさを、よりダイレクトに感じさせてくれる。それが僕が実際に「月下美人 RX AJING」を使って感じた印象です!
ぜひ自分のスタイルに合った一本を選んで、「月下美人 RX AJING」でアジングを楽しんでみてください!
























































