シマノサポートアングラーの清水彩香です!
今回は福井県・鷹巣沖のメタルスッテゲームをお届けします。当日は二枚潮に棚のバラつきと、一筋縄ではいかない超テクニカルな状況。そんな渋い状況下で連発へ持ち込んだアプローチや、今季の鷹巣沖攻略に向けた重要なポイントを、実釣レポートを交えて詳しく解説します!
二枚潮&深場攻略!タフコンディションの鷹巣沖へ
今回の実釣の舞台は、福井県の三国・鷹巣エリア。狙うはもちろん夏の風物詩・ケンサキイカです!
鷹巣沖といえばアンカーを打って狙うスタイルが基本ですが、今季は潮が速い日が多く、パラシュートアンカーを使った「パラ流し」での展開が増えています。魚影の濃い浅場を避け、水深100m前後の深場を中心に狙うケースが主流です。

この日も例に漏れず潮が速いパラ流しで、水深は97m。さらに船泣かせな「二枚潮」が発生しており、狙うタナによってはライン角度が大きく付いて“おまつり”もしやすい、非常に釣りづらい状況でした。
しかし、こうしたテクニカルな日こそアングラーとしての腕の見せ所。攻略を目指して実釣スタートです!

実釣スタート!潮と風を見極めたタックルセレクト
ポイントへ到着し、まずは25号のメタルスッテにロングタイプの仕掛けをセットしてアプローチを開始します。


今回の釣行のために用意した仕掛け。最初はロングタイプを選択。
この日は風や波自体は穏やかだったため、繊細なアタリを目感度・手感度で積極的に掛けにいける「セフィア エクスチューン メタルスッテ B66M-S/F」をチョイス。アクティブに誘ってイカの反応を探っていきます。

25号のメタルスッテをロングタイプの仕掛けにセット
渋いアタリをどう乗せる?仕掛けとアプローチのローテーションで連発!
実際に竿を出してみると、想像以上に難しい状況であることが分かってきました。アタリは「モゾッ」とした微小な変化ばかりで、イカが二度、三度と追いかけて触ってくる気配がありません。通常の誘いではアタリが出ても乗らないケースが多発します。

そこで、ロングステイでじっくり見せたり、ゆっくりとしたテンションフォールを入れる意識に切り替えたところ、水深40mで待望のヒット! ヒットスッテは「セフィア スイスイドロッパー 1.8号(エビムラサキ)」でした。


セフィア スイスイドロッパー 1.8号(エビムラサキ)でキャッチ。
しかし、その後は30m、25mとヒットレンジがバラバラで、船内でタナを共有しても連発しません。ヒットレンジが特定できず、広く探らざるを得ない厳しい展開が続きます。
ここでタックルを「セフィア XR メタルスッテ B68MH-S/R」に持ち替え、仕掛けを「Aリグ(※オモリグ要素を取り入れた仕掛け)」へ変更。今季の鷹巣沖は潮が速い日が多く、Aリグやオモリグが優勢になる場面が非常に多いと感じています。この変更が功を奏し、再び水深40mでキャッチ! やはりAリグは潮に馴染みやすく、シブい状況でもアタリが明確に出てくれます。


速い潮に翻弄されながらも、なんとか釣果を重ねていくことに成功。
後半に入り上潮が緩み始めたタイミングで、再びメタルリグへ戻しました。タナを「25mより上」と浅場に絞り込み、号数も20号へサイズダウン。キャストして広範囲からカーブフォールで探ると、船中でアタリが止まった時間帯に見事、ケンサキイカを連発させることができました! 状況変化に合わせてスッテの号数や仕掛けを柔軟に変える重要性を、改めて実感した瞬間です。

状況に応じて適切なリグを選択できるかどうか、釣果の差になってあらわれる。
今季の三国・鷹巣沖を攻略する5つのポイント
日々の釣果傾向や今回の実釣を通して見えてきた、今年の三国・鷹巣沖で釣果を伸ばすための必須ポイントをまとめました。
潮の速さは刻一刻と変化します。状況に合わせて枝の長さを調整したり、イカメタルとAリグ(オモリグ)の両方をすぐに使い分けられるよう準備しておきましょう。
大きすぎるドロッパーはアタリが極端に減り、釣果が伸び悩む原因になります。2号までのサイズがベストです。
潮が緩んだらライン角度を観察し、船宿指定の範囲内で一番軽い号数に落とすと乗りが良くなります(※極端に軽すぎるとおまつりの原因になるため注意してください)。
深場エリアで上から下まで全層を探ろうとすると「タナ迷子」に陥りがちです。船内で出たヒットレンジを参考に、狙う層をある程度絞り込んで効率よく探りましょう。
潮の状況や集魚灯に寄る魚(シイラやサゴシなど)の気配に応じて、「〇〇mより下には落とさないで」と指示が入る場合があります。トラブル回避や仕掛けの高切れ・イカの横取りを防ぐためにも、指示棚は必ず守りましょう。
難しさに秘められたイカメタルの魅力
素直に数釣りが楽しめる日も魅力的ですが、今回のようなテクニカルな日ほどアングラーの試行錯誤が釣果に直結し、「自分の技術で釣った」という深い達成感を味わうことができます。あれこれ攻略法を考えていると、時間はあっという間に過ぎてしまいますね!
現在の鷹巣沖は、胴長の大きな良型サイズも混ざり始めており、非常に面白いシーズンを迎えています。皆さんもぜひ、攻略要素満載の鷹巣沖イカメタルに挑戦してみてください!

使用タックル

ロッド:セフィア エクスチューン メタルスッテB66M-S/F
リール:バルケッタ Fカスタム151DHXG
ライン:セフィア8+ PE0.6号
リーダー:セフィア マスターフロロリーダー3号
※以上、すべてシマノ
ロッド:セフィアXR メタルスッテB68MH-S/R
リール:バルケッタ プレミアム151DH
ライン:セフィア8+ PE0.6号
リーダー:セフィア マスターフロロリーダー3号
※以上、すべてシマノ
セフィア コロコロスッテ25号(シマノ)
セフィア スイスイドロッパー1.8号(シマノ)
セフィア スイスイスティック70/80(シマノ)
オモリ25号
この記事を書いた人






















































