ルナキア「LK5102S-LLS」
この秋、テンリュウの人気ロッド「Lunakia(ルナキア)」がフルモデルチェンジを果たす。どれも役割の明確なスペシャリティを持つ機種が揃うが、今回はLK5102S-LLSをピックアップ。

LK5102S-LLSスペック

| 品名 | Type | 全長(m[ft]) | 継数(本) | 調子 | 仕舞寸法(cm) | 穂先形式 | ルアーウェイト(g) | ライン(mono/lb) | ライン(PE/号) | リアグリップ(mm) | 先径(mm) | 自重(g) | 使用繊維 カーボン/グラス(%) | 本体価格 |
| LK5102S-LLS | S | 1.78[5’10”] | 2 | EXF | 91 | CS | MAX 4g | MAX 3lb | 0.15-0.3 | 145 | 0.7 | 44 | 94/6 | ¥47,500 |
ちなみに、少し前にフィネスなショートモデル「LK512S-ULS」についても配信しているのでそちらも併せてチェックしていただけるとうれしいです!
フィネスの中のド真ん中

ルナキア LK5102S-LLSは、ジグ単が軸となるフィネスゲームの中で、ド真ん中といえるモデル。前回ご紹介した「LK512S-ULS」がアンダー1gのジグ単で近距離戦で超繊細なバイトを取るのに対し、今回紹介する LK5102S-LLSは1gほどから3gほどまでのジグヘッドを扱うのに長けたモデル。これに加えスプリットショットなど比較的軽めのリグへの対応力も兼ね備えるという。
つまりは一般的にメチャクチャよく使うウエイトのリグにハマる、まさにど真ん中というモデル。
前作「LK582S-LS」から2インチの延長、さらに鋭く

LK5102S-LLのベースとなったのは前作の「LK582S-LS」。モデルチェンジ前のルナキアの中でも人気の高かった、フィネスゲームのオールラウンダーであった。
LK582S-LSのDNAを確かに受け継ぎつつも、その中身はより攻撃的で、アングラーの腕を一段階引き上げるかのような先鋭化を果たした仕上がりとなっているそうだ。
というのも、比較するとブランクス長を「2インチ」延長。注目すべきは、グリップ長はそのままに、有効レングスとなるティップ側のみを伸ばしている点だ。たった5cm程度の違いと侮るなかれ。
この延長によりスイング時のストロークが広がり、港湾部で多用する1〜3gのジグ単を、沖の潮目や明暗の奥へと正確に撃ち込む確かなキャスタビリティを獲得している。
さらに、これはフルモデルチェンジしたルナキア全体にいえるが、ベリーからバット部にかけては東レの高弾性カーボン素材を新たに採用。前作の持ち味が「マイルドな食い込み」であり、その点は残しながらも、キャスト時やアクション時にさらにシャープに仕上げたという。
面白いのが対応ルアーウェイトで、実は上限が前作の2gから4gへと拡大しているのだ。ジグ単にとどまらず、スプリットショットリグまでカバーする懐の深さも手に入れている。
竿屋としての矜持。あえてマグナフレックスを非採用
また、代名詞とも言える独自の製法「マグナフレックス」は非採用。

その理由はただ一つ、「コンマ数秒のフッキングレスポンス」を極限まで突き詰めるためだ。ティップには、ターゲットに違和感を与えずにリグを吸い込ませるしなやかなカーボンソリッドを採用。そこから繋がるチューブラー部には強い張りを持たせている。

マグナフレックス製法を用いれば、たしかにより美しい曲がりを作ることはできるが、バイトを感じてから即座に上顎を貫く「掛け」の釣りにおいて、曲がりがスムーズすぎるがゆえに生じるごくわずかなフッキングの遅れすら許さないコダワリの仕上げとしたという。

そんなわけで軸となるのはやはりジグ単となるだけに、モノフィラメントラインとの相性に特化させ、バット部にFuji製ATガイドを配置。すべてはタフコンディション下でのショートバイト…という場合でも確実に獲るセッティングだ。
まさに中核
ルナキアのフィネスゲームの中で中核を担うモデルであり、アジングやメバリングを楽しむ方であれば、悩むくらいなら「迷わずコレ」な1本。とにかくできる事の多いこの一本は、自分のスタイルに必要な「次の一手」が自然と見えてくるロッドにもなるのかも!
発売は9月を予定。楽しみです!!
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