岡田翔生の「オカショー的考」

オカショー的考 ジグトレーラー「ポーク編」
ラバージグのお供に不可欠、永久不滅ポークラインドについて
さて、前回同様ラバージグのお供について。
今回はポークということで、これは特殊系のトレーラー。主に低水温期に使います。 ポークの良い所は、なんといってもスローに誘いを掛けた時の艶めかしいデロデロとした動き。 前回紹介した「ベローズギル」や、他にもジグトレーラー用チャンクのように、いまやポークのようなアクションを有するソフトベイトは多く存在します。 しかしポークには、いまだプラスチックトレーラーには越えられない、オンリーワンの性能を発揮する瞬間があるので、使わなくなるなんてことは無いのです。
驚くべきオンリーワンの性能
それが…“低水温期のしなやかさ”というトコロ。
水温が10℃を下回ってくると、ほぼ全てといって良いほど、ソフトベイトの動きは固く、しなる動きが小ぶりになっていきます。特にジグが着底したあとの余韻アクション(ジグがトン!と着底し、クチャっと折れたポークのテールがじわ…っともとの姿勢に戻るあのアクションです)に関しては顕著で、よくこなれた一軍ポークのそれは、どんなソフトベイトでも再現は不可能といって良いでしょう。一般的な水温では見た目の動きは同じにできるかもしれませんが、その質はまったく異なります。


そして、低水温でスローなコンディションのバスは、得てしてその“余韻アクション”にこそバイトしてきます。「ロッドワークで似たような動きが出せれば十分」とは到底思えないのが現状なのです。
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オススメポークルアー
岡田のオススメポークは、釣り吉ホルモン社の「ハードだじぇい」、もしくは「ぶーたん」。いわゆる「No.11ポークフロッグ」に相当するサイズです。

釣り吉ホルモン公式「ハードだじぇい 3pcs」詳細ページはこちら


釣り吉ホルモン公式「ブーたん/No.11ブー 3pcs」詳細ページはこちら
このサイズですと「O.S.P JIG 03″HUNTS”」などのコンパクトなフィネスジグにもマッチしますし「O.S.P JIG 01」を枝のスキマに射抜く時も邪魔にならないのでカバー撃ちにも使いやすい。これより大きいサイズのポークも使わないことは無いのですが、いま流行りのパワーフィネスに競合するようなスポットを撃つため、なかなか「ビッグダディ」のようなフルサイズトレーラーはバイトが出にくいのが実情です。



ポークを使いこなすために…
まずポークですが、豚の皮を使用しておりますのでむき出しでの放置は厳禁。
乾いてしまい、再起不能のガビガビになってしまいます。使用前の保管は買った時の容器のまま保管しましょう。私の愛用している釣り吉ホルモンの保存容器は、すべて塩分濃度MAXの中性水で満たされております。

使った後のポークを戻すと、塩分濃度が低くなりスグ腐敗してしまうので注意です。
たまに塩を足して塩分濃度を高めに保ちます。 釣り場に持ちこむ時は、使う分だけチャック付き袋にいれて、ラバージグに刺したらポークがついたラバージグもそのままチャック付き袋で持ち運び。この時、ソフトベイトの袋を取っておいて流用が便利です。

さて、このポークですが、モチロン天然素材のそれで出来ておりますので、使いこむごとにこなれて、クタクタになっていくのです。サッカーシューズでもありますね。
動物の皮はある程度負荷をかけると、どんどんしなやかになっていくのですが、ポークも同じ。 「ピッグダディJr.」は特別で、脂身オンリーなので、すぐクタクタになりますが、一般的なポークルアーは皮付きなので、育てる必要があります。 育てる方法はいくつもありますが…私が実践するのは以下の流れです。
①まずジグに刺した段階。硬く、ブキブキした感触を指で揉み、少々クタらせます。
②塩水保管のため、淡水につけるだけでも柔らかくなってきますが、はじめにわざとスキッピングさせたり、パチーン!と水面に叩きつけたりなどして、負荷をかけます。
③そこで再度指で揉み、よく慣らします。


これで、大抵良くなりますので、釣りスタートです。 さらに、バスをどんどん釣るたびにクタクタになっていきます。バスの噛む力というのはカナリあるらしく、がじがじさせる度にテロテロになっていく、そんな過程も楽しいのがポークです。
特に釣り吉ホルモンさんのポークは、指で慣らしたもので十分即戦力になりますよ!


最後にオカショー的考察、1尾の価値をあげよう
いかがだったでしょうか。
ポークルアー、冬の貴重なバスを釣るために欠かせないアイテムです。
私が考えるに、大事に大事に、手間をかけて育てていくルアーで貴重なバスを釣る。これは、これからのバス釣りのひとつの完成形といいますか、あるべき姿なんじゃないかと思います。 「育てる」=「たくさん投げる(使う)」ということでもあるので、必然的によく釣れる…というバイアスもモチロンあると思います。特にバズベイトとか。


ただ、これだけ多くの時間をかけて狙う1尾、せっかくなら何にも変え難い価値ある1尾にしたいと思うもの。 前回から続くラバージグ&ポークというのは、ジグとトレーラーのどちらも手間暇かけて大事に仕込むことで、それで釣れた時の喜びを大きくする作業である、とも思うのです。 「テキトーなもので釣れちゃった!」より、「これだけ大事にしているモノに食いつかせた!」のほうが、ロマンを感じませんか? 少なくとも私はそこに、バス釣りがやめられない一つの理由があると思うのです。
みなさんもぜひ、手間暇かけたオタクなバスフィッシングをしてみては?



























































