こんにちは。O.S.P開発の“麻生 雅之”です。
今回は、2026年8月上旬に登場する「ラクシュミ55SP」の内容をお伝えします。
O.S.Pのミノーシリーズには大きい順で「ルドラ 130(SP/F)」(130mm)、「ヴァルナ 110(SP/F)」(110mm)、「ライゼ 110F」(110mm)、「阿修羅II 925(SP/F)」(92.5mm)、「ドゥルガ 73(SP/F)」(73mm)、と来まして「ラクシュミ 55 SP」(55mm)という流れになります。ちなみに“ラクシュミ”とは美・富・豊穣・幸運を司るインド神話に出てくる女神のことです。


オカショーが早春の榛名湖で陸っぱりで釣った写真です。良いバスですね~!!
ラクシュミ55SPとは?
「ラクシュミ55SP」は、55mmサイズのサスペンドタイプのミノー。
#10サイズのフックが2個装着されてます。潜行深度はキャストの範囲で1.0m程度になります。このサイズのミノーは総じて重量が軽く、飛距離がイマイチなのが多いのですが、「ラクシュミ55SP」は良く飛んでキレのあるハイピッチな巻き感をアングラーにシッカリと伝えるという点に重きを置いてデザインしました。

| Length | Weight | Type | Hook | Ring | Color | Price |
| 55mm | 2.8g | Suspend | #10 | Eye #1 / Hook #0 | 13 | 1,925円(税込) |
O.S.P公式「ラクシュミ55SP」詳細ページはこちら

「ラクシュミ」の雑誌広告で使用した、競合品との飛距離テストの内容
1位のA社ミノーは重量が3.8gあってシルエットもフラットサイドクランクに近い体高で動きも強め。対して2位の「ラクシュミ55SP」は重量2.8gで飛距離がこの結果になっております。バスが人の存在をプレッシャーに感じる距離感ってあると思うんです。
特に水質がクリアなバックウォーターとか、シャローマッディーでもA級と言われるようなメジャースポットって、バスが敏感になっている為。遠目からアプローチができるメリットって、釣果に繋がると考えています。
極ハイピッチの代償
「ラクシュミ55SP」の試作ではボディー・リップ形状、リップ角度、ウエイトバランスといった基本的要素は当然のように追い込んで設計したものの、さらに性能で飛躍できる可能性がある部分がABS樹脂の肉厚でした。
一般的なミノーの肉厚は0.8~1.2mm程度で、厚ければ強度は出るし、薄ければ強度は弱まる分アクションレスポンスが向上しますが、薄すぎると接着工程の不良をはじめとした色んな製造上のリスクを孕んでおります。

ラクシュミ55SPの内部構造
事情はあるにしても、性能を追求する段階でそんなことは言うてられないので試作段階で0.8mm、0.75mm、0.7mm、0.65mmと肉厚を薄くしていくと「ん? なんだこれ、すげーぞw」って言うてしまうほど、アクションレスポンスが得られるようになりました。0.8mmでも気持ち良いハイピッチな巻き感で良かったのですが、さらに上を行くこの感じ。「コレはキテるっ!」と開発部の“甲斐君”とプールで騒いでましたね。

55mmというサイズ感もあり、生産サイドと何度もすり合わせと対策を行って協力してもらい、なんとか希望する天肉で製造することが出来るようになりました。
代償としてはやはり強度面が十分ではない点です。ですが、実釣テストも繰り返し行い、薄いからと言って使えないレベルではなく、通常の使用であれば許容の範疇であることは確認して、リリースすることにしました。
強度面で特に気を使って欲しいのが熱膨張です。ちょうど今頃の真夏の炎天下なら、保管時に車内放置は車内温度が70度に達したりするのでNGですし、またクリアBOXに入れたまま黒いカーペットの上に置いておいても余裕でBOX内温度が80度に達するのでNGです。風通しの良い日陰でお願いしたいです。スミマセンが「ラクシュミ55SP」の扱いは特に気を使って欲しいです。




7月21日の週のつい先日、“オリキン”さんが真夏の高滝湖で「ラクシュミ」でボコボコに釣ってくれてます。近日中に「O.S.P」動画で公開予定です!!
ベーシックな使い方
バスの捕食対象がベイトフィッシュの時に有効。
さらにサイズ感でルアーを見切るということがあります。特にワカサギレイクなんかは、ルアーサイズが釣果に影響を与えたりすることも多々あります。「ドゥルガ 73(SP/F)」は70mmクラスなので、そのサイズ感がベストの時もあれば、55mmの「ラクシュミ55SP」のようなサイズ感が圧倒的! みたいなことも。
水中を観察して「どのくらいのサイズだろうか?」みたいなヒント探しをするのもアリだと思います。ローテーションしながら巻き続けて探るのもアリかと。タダ巻きはミディアムでOKですが、アクション破綻する限界の超高速、アクションが感じ取れる範囲でのスローの3パターンがオススメです。

3月上旬、春の高滝湖。「ラクシュミ」のプロトでキャッチしました!サンドバーに掠らない程度の潜行レンジです。
ロッドは縦捌きすると横に飛びやすくなります。
重心移動で固定はされていないので、連続でショートトゥイッチをすると、たまにウエイトがルーム内を移動してトリッキーに動いてくれたりもします。
低水温期の定番の使い方だと思います。
バスがルアーを追える距離が短い時に特に有効で、ストップは何十秒もしなくて良く、経験上5秒程度で十分です。手返しが良いのもハードルアーの利点ですからね!
出しどころ
バスは浅瀬にベイトを追い込んで捕食することが多いです。
浅瀬と言ったらキリがないので、地形的変化があるような場所の浅瀬。例えば岬が張り出しているようならば付け根の部分だったり、流れが合流する場所の流れが巻くような浅瀬だったり、バックウォーターでも深みがあるそばの浅瀬。そういう場所は、砂が堆積しやすいから浅瀬になってたりして、捕食場所にもなりやすいと思います。
チョコレート護岸も、①であげた浅瀬と同じ考え方で良いと思います。
切れ目だったり、護岸のデザインの変わり目だったり。何か変化があるような護岸も捕食場所になったりすると思っています。
表層付近にハス、オイカワ、ワカサギなどが泳いでいるエリア。
そのエリアのストラクチャー周りやシェード、もしくは流れが巻くような場所で、連続ショートトゥイッチもアリ。ルアーの動くスピードがユックリだとルアーを見切る時もあるので、見切られないぐらい速めのスピードで動かすと良いかもです。相模湖で試作品のテストをしている時、30cm前後のバスですが延々と釣れた経験がありますよ~。

カラー
「ラクシュミ55SP」のカラーラインナップはこちらの通り。
ざっくりと分類してみますと…。

※パール塗料が薄くて、ボディが透けるのはゴースト系に分類してます。
ゴーストアユ G01

テイスティシャッド P23

GFスポーンレッド PGF48

KFGシラワカ H88

旨ワカサギ PC91

潤るワカサギ S76(うるると読みます)

黒金オレンジベリー H04

アイスシャッド H09

銀鱗 H23

クラウン H59

HFワカサギ HF76

リアルワカサギVer.2 RP87

マットタイガー M14

カラーで釣果に差が出ることは必ずありますが、何が正解かまではたどり着けないこともあります。ゴースト系、パール系、フラッシング系、チャート系と所持できればベストですが、まず1個となるのであれば、高滝湖とかで遊ぶことのある僕個人としては“HFワカサギ HF76”が無難かと思います。2個目であれば“マットタイガー M14”、3個目であれば“旨ワカサギ PC91”ですかね。
タックル
ルアーの重量は2.8g。
スピニングタックルがメインになってくると思います。
ロッドは操作性と持ち重りの無い6ft~6ft2inのULくらい、ラインはPE0.4~0.6号+リーダー5Lb.か、フロロカーボンライン3~4Lb.あたりが気持ち良く扱えると感じます。リールのドラグは通しのフロロカーボンラインなら、自分は気持ち弱めに設定しており、PEラインなら更に弱めに設定します。
フッ、と啄むバイトもあるので初期掛かりでフックポイントが弾かず絡むイメージを持ってラインシステムとドラグを組みます。あくまでもイメージですが、ラインって伸びるのですがジワジワって伸びて、初期は伸びてないです。そこでフックポイントを載せるためにもドラグに少し仕事をして貰うイメージ。

テスト時に釣れた時のタックルの写真です。フェンウィック_テクナGP62SULにラインはシーガーフロロリミテッド4Lb.を使ってます
野池をはじめメジャーレイク、リバー攻略で55mmサイズのミノードコロは大いにあると思っています。バスのサイズが小さくてもルアーに果敢にアタックしてくれてるので、数釣るにも良いですし、サイズを狙うにもイケるルアーです。
トレースコースをイメージしながら、キャストして、ラインメンディングし、巻いたり止めたりして、想像力MAXでやるミノーの釣りって面白く、自分が好きな釣りです。「ラクシュミ55SP」で、是非、その楽しさを堪能していただきたいです!
「あ~、ミノーしたくなってきましたw」。
























































