夢、憧れ。やってみたい気持ちはあるけれど、自分にはできないよなという諦めもある。
魚はなんとか捌ける。でもその次のステップ…となると、どうも及び腰になったりして。では、この人はどうやって「姿造り」を覚えたのでしょうか。
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この人…とは、佐藤 寿晃さん。料理人ではない、独学で姿造りを覚えたというシャウトのフィールドスタッフの一人。そして、以下は記者がご本人に姿造りについて伺ったお話し。
姿造りに挑戦したキッカケは?
家族や釣り仲間が驚いたり喜ぶ刺身の盛り方がないかと考えた時に、オリジナルの姿造りをしてみようと始めたのがきっかけです。

その後はYouTubeやInstagramでさばき方を見たり、釣った魚を捌いて骨の位置や構造、内臓の位置を覚えていきました。やり始めると、なんだかんだで半年くらいで形になり、徐々に思うような動きを付けられるようになってきました。

姿造りを作る際に難しいこと、楽しいことをそれぞれ教えてください
よりリアルに盛り付けするために半身を刺身に、残りを飾るのですが、さばいた裏面が見えないような角度と動き、構図を考えるのが難しくもあり楽しい点です。

思い付きでバランスを見ながらを盛り付けていくのですが、使用したルアーやタックルなどを使って釣れた時のパターンを再現したり、オリジナルの姿造りができた時の達成感、あと一番は家族や釣り仲間、知り合いの方が喜んでる顔を見た時が作ってよかった!楽しい!と感じる瞬間です。
姿造りにしやすい魚(練習しやすい魚)はなんですか?
アジが大きさも丁度良く捌きやすいと思います。一番値段も手ごろで手に入りやすいので練習にピッタリです。

姿造りにする時の為に頭を残したまま捌いていくのですが、マゴチやオニオコゼなど上から潰したような形の魚は、まな板の上で横向きにならずなかなか難しいです。
姿造りを覚えたい人がまずするべきことはなんですか?
包丁を入れる場所を覚えて、なるべく骨に身が付かないようにおろせるように練習するをいろんな魚で試すといいと思います。生きている魚の動きや表情を見て、構図や出来上がりのイメージを頭の中で考えたり、絵に描いて見るのもいいと思います。

また包丁は、牛刀や三徳包丁などご自宅にあるものを研いで使えば魚をおろせますが、刺身にする時に、よく切れる柳刃包丁があると、均一に綺麗な断面で切れるのであった方がいいと思います。写真は実際に使用している包丁ですが、上からから最近購入した出刃庖丁15cm五寸、母親が使っていた小出刃約10cm、いつから家にあるかわからない柳刃包丁24cm八寸。全て自分で研ぎ直して使っています。
あと魚のサイズに合わせた大皿って探してもなかなか無いので、いろんな大きさの皿を揃えておくと便利です。

魚全般でどの魚が一番美味しいと思いますか?
美味しい魚が多すぎて一番といわれると難しいですが、アラ(クエではない方の)を低温熟成させたものが美味しいと思います。
ジギングの外道でよく釣れるカサゴやソイなどの根魚は、刺身、煮ても焼いても美味しいですし、鋭い歯でラインを切られる厄介者のエソも、骨も多いしリリースする方が多いですが実は美味しくて。シュウマイにしたり、つみれにしてお吸い物にすると上品な味で美味しいです。

カサゴの煮付け
ホウボウやカナガシラは、頭やアラからの出汁が良くでるので、アクアパッツァや味噌汁が最高です!

カナガシラのアクアパッツァ

カナガシラとメバル、カサゴのパスタ
釣ったからには、美味しく食べる。それでこそ釣り人たるもの。
生魚を切るだけの刺身は、盛り付け次第で魚の切り身から“料理”へと昇華する。その最たるものが姿造りではないかと。
気になる方はお試しあれ。























































