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グラスルーツ「エンゲージ ナイヴス」バスロッドに待望のパワーレンジロッドが登場!

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グラスルーツでは2026年Newモデルとして7機種のエンゲージ ナイヴス バスロッドが新たにラインナップに加わる。

今回はNewモデルの中から、ベテランアングラー成田紀明氏の理想を具現化したENGAGE Knives EKC70Hを紹介したい。

これまでエンゲージ ナイヴスシリーズにはヘビー系ロングレングスロッドがラインナップされていなかったが、これまでニーズが高かったパワーレンジロッドがいよいよ市場投入される!

Model Sub name Length Power Taper Lure weight Line Material Blanks Rod weight Lure/Technique Price
EKC70H 7 feet 0 inch H MF 1/4-1oz. 10-25lb. Premium Synthetic チューブラー 134g カバージグ、ヘビーTX、スイムジグ、ビッグスプーン、アラバマ、ライトスイムベイト、ヘビキャロ ¥57000 (税別)

成田紀明とロッド開発・村中義明の出会い

成田氏とグラスルーツロッド開発村中氏との付き合いは古く、二人の出会いは約30年前に遡るという。霞ヶ浦の流入河川の一つである桜川で釣りをしていると、上流から漂流してくるアルミボートが一艇…。

その時に「すみませーん!ガス欠でして、少しガソリンを分けてもらえませんか?」と声を掛けてきたのが成田氏だったのだそうだ。笑

当時、彼はまだ高校生だったが船舶免許を取得し、土浦のレンタルボート店マルトボートにアルミボートを置いていて、「バイクよりもアルミボート!」をと、バイトで貯めた預金をはたいてマイボートを所有するほどのバスフリークだったそうだ。

「ガソリンを分けてもらったお礼に明日も釣りをするなら一緒にやりませんか?」となり意気投合。そして気付けば30年経った今でも変わらぬ付き合いが続いているという。

成田紀明のスタイル

成田氏のフィッシングスタイルはというと、低地のマッディーシャローレイクや河川ではスピニングタックルはほぼ使わず、ベイトタックルオンリーのパワー系ストロングスタイルで押し切るという釣りで、特にテキサスリグを用いたカバー撃ちに定評があり、経験と実績に裏打ちされたスキルを持つことで知られている。

ガイド業に従事する傍ら、古くはWBSトーナメントやJBトーナメント、TBCトーナメントで輝かしい実績を残し、アメリカのFLWトーナメントにも単身挑んできたキャリアがあり、それらの経験を経て成田氏のカバーフィッシングのスタイルや概念が一気に磨かれた印象だ。

また、アングラーとしての顔のみならず、前スポンサーメーカーからはシグネイチャーロッドブランドを長きに渡り任されていて、数々の名作ロッドをリリースしてきた経歴も持っている。

成田紀明氏。グラスルーツ・ロッド開発の村中氏との付き合いも長い

そんな旧知な仲の二人が本気で作り上げたパワーレンジロッド。

ナイヴスEKC70Hとは果たしてどんなロッドなのだろうか?

ナイヴスEKC70Hが生まれた理由

成田氏がシャローカバーでパワーフィッシングを実践する上でロッドに対して重要視しているのは基本に忠実な操作性とパワーのバランスだ。

理想像とのせめぎ合い

テキサスリグやジグをカバーに撃ち込んで操作する際にある程度ティップが利く方がシェイク等の操作性は良くなるが、あまりにソフト過ぎるとティップがもたれ過ぎてしまい、ルアーの挙動が不明瞭になるばかりか、メリハリの利いたアクション入力が難しくなってしまう。

また、もたれ過ぎるティップはカバーからリグをピックアップする際に抜けが悪く、その煩わしさからキャストのリズムが保ち難くなるという。

逆に、スティッフなスローテーパーにし過ぎると今度は繊細な操作感が薄れてしまうデメリットが顕著になってしまうことから、経験に裏打ちされた「丁度良い」バランスが重要になって来るのだ。

そこで成田氏が選んだのはヘビーパワーながらティップから曲がりの頂点がバット方向へスムースに移行するミディアムファストテーパーだ。

リグの操作性やピックアップの動作を損なわない範囲でスティッフなティップを作り込み、カバーの奥の奥からでもバスを引き出せるトルクフルなバットパワーを有したロッド。

そんな成田氏が理想とするシャローカバーパワーフィッシング対応のKnives EKC70Hの開発に着手したのが2023年のことだったという。

当初、理想とするロッドイメージ像を互いに共有するシンクロ率は高く、早々にイケてるロッドに仕上げるイメージがあったそうだが、開発に着手すると現実はそう簡単ではなく、ミディアムスローテーパーと比較すると、ミディアムファストテーパーのロッドはミドルセクションのパワーを上げる必要があり、どうしてもグリップ手前あたりに持ち重りを感じ、それが払拭出来ない問題にぶち当たり、何度も試作を繰り返したそうだ。

東レ トレカM40X × アラミド × ハイテーパー

また、リールを支点にした重量バランスで、ロッドを縦に操作した時にロッドティップが45度の角度で「スッ」と上を向くカウンターバランスや、ガイドセッティング、グリップレングスと、プロトを煮詰める程に細部までこだわり、マテリアルや製法についてもテストを重ね、最終的にベースマテリアルには東レTORAYCA M40X + アラミドシンセティックファイバーを採用するに至った。

更に、ドラスティックなハイテーパーと組み合わせる事で、7feetレングスとは思えない軽量感を伴ったハンドリング性能と、曲げ込む程に湧き上がるように発揮されるトルクフルな粘り強さの両立に成功したのだという。そして2シーズンのテスト期間を経て完成したのがEKC70Hという訳だ!

このナイヴスEKC70Hは、ややティップにリグの重量を乗せられる操作感と、カバーからバスを引き剥がす強靭なバットパワー、その両者を繋ぐスムースなミドルセクションを融合させたイメージのロッドで、パワー系と言ってもただ硬いだけではなく、あらゆる重量級ルアーを扱えるバーサタリティーも備えたロッドだ。

グラスルーツ・ロッド開発の村中氏。成田氏と二人三脚でEKC70Hを作り上げた

3/16〜1oz前後のテキサスリグやカバージグを用いたヘビーカバーへのピッチングやパンチングは勿論、スイムジグ、ヘビキャロ、ヘビースピナーベイト、ビッグスプーン、アンブレラリグ、ライトスイムベイトなど、あらゆるパワーフィッシングや重量級ベイトに適応するバーサタリティーを備えている。

これまでのENGAGE Knivesシリーズに欠けていたパワーレンジのロングロッド!

ロッド開発のスペシャリストがタッグを組んで完成させた至高の性能をぜひ味わってもらいたい!

グラスルーツ公式「エンゲージ ナイヴス」詳細ページはこちら

GRASSROOTS(グラスルーツ)

GRASSROOTSとはUSのスラングで人から人に伝わる文化やコミュニティーを指す言葉。釣りとは親から子へ、友から友へ、世代や国境の垣根すら越えて継承され、育まれてきた長い歴史を持つ文化。創り出されるフィッシングタックルが様々なアングラーに伝わり、愛され続け、そして釣りの文化を継承する輪廻の一部になって欲しい。GRASSROOTSの社名にはそんな願いが込められている。実釣性能は勿論のこと、機能美を纏ったディテールを持つフィッシングタックルを今まさに世に放とうとしている新進気鋭の注目メーカー
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