ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

【チラ見せ】開発中“小型TRエギ”の話/KEYSTONE

  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

皆さんこんにちは。

KEYSTONE(キーストン)開発スタッフの“久保 健一郎”です。

昨年から調整を続けている現在開発進行中の“小型TRエギ”。今年の元旦に、デイブレイク2.7号(25g)として「キーストン・ダイレクトショップ」のオリジナルブランド「REVOLT」で、少量販売をしましたが、ご購入いただいた方々からの、ご意見や関係者からのご要望を元に現在も調整→試作→実釣テストを続けています。

そんな“小型TRエギ”も徐々に完成へと近づいています。今回は、簡単にはなりますが、開発段階のお話をこの場でさせていただきます。

久保 健一郎(Kenichirou Kubo) プロフィール

企画開発、生産管理、営業も兼任。 エギング歴20年、船イカ歴17年の超エキスパート。平戸や呼子、糸島のショアエギング、玄界灘でのイカメタルゲームやオモリグ、胴付きでの船イカ釣りに精通。釣り以外に好きなモノは、甘いもの、エクアドル産高級バナナ、太秋柿。

北陸フィッシングフェスタでサンプル展示/意見の多かった“もう少し軽くて小さくても良い”と言う声

6月末に開催されました「北陸フィッシングフェスタ」でサンプル展示していたトコロ、いただいた意見の中で特に多かったのが「もう少し軽くて小さくても良いのでは?」という声。エリアによっては、9月頃からティップランの開幕で、水深も10~20mからとのことで、現在ヘッドを小さく軽くして調整を進めています。

2.6号(22g)に決定/イカの反応も◎

7月中旬に行ったテスト釣行では、2.6号(22g)がベストマッチでした。

扱い易く、短時間でも良く釣れてくれました。因みに水深は15~20m。2.6号(22g)に関しては、水キレの良さを考えてヘッド形状を設計しています。

当初の2.7号は、一部のメーカーさんのキャップシンカーが上手く装着できませんでしたが、2.6号に変更後は、様々なメーカーさんのシンカーが装着可能です。

2.5号(19g)も作成/2タイプ異なるヘッド形状

写真左から2.5号19g、真ん中2.6号22g、右はサイズ変更前の2.7号(25g)。全てヘッド形状が異なります。特に2.5号は、あえて面を作っています。

その理由とは…?

その理由は、水深の浅い10~20mの場合、あまり風が吹かず、船が流れないという状況で、少しキャストして狙ったり、潮の流れを受けやすいように、あえて面を作っています。当然、様々なメーカーさんのキャップシンカーを装着できるように調整しました。

以下写真の1杯は、エギの動きを確認していたトコロ、猛チェイスしてきて海面で抱いてきた1杯。エギを止めているだけでは抱かず、水平移動させ、イカから逃げるような動きをさせたところ即抱き。

アクション後の水平移動はティップランの動きそのもの。ティップランが釣れる理由はこの動きなんだと再認識。

ジェットチェイサーに命名

2.5号2.6号はデイブレイク改め“ジェットチェイサー”と命名。

跳ねる動きはまさにジェット。動きも釣果もバッチリ。現在REVOLTでの発売に向けて急ピッチで工場側と調整しています。

販売に関して、KEYSTONE公式オンラインストアのみの販売とさせていただき、2024年9月4日(水)20時~販売開始とさせていただきます。価格は880円(税込)です。

ある程度の数量をご用意しますが、売り切れの場合は10月末までに生産可能な数量分のご予約も受け付けます。今回、性能をお試しいただきたいという思いで、ご購入しやすい価格にしました。今回販売後に仕様変更の可能性もありますので、ご了承ください。

KEYSTONE

1999年創業のイカ釣り用品専門メーカー。 量産の難しい硬質発泡ウレタン素材をエギボディに採用し、純日本製クオリティで世界中のイカを魅了している。2012年にはメーカー直営ショップを本社近くにオープン。店頭での販売はもちろん、オンラインストアの運営も行っている。
釣りの総合ニュースサイト「LureNewsR(ルアーニュース アール)」