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【月下美人EX・57UL-T ~燕(EN)~】タクトのように操り、強烈なバイト感度で掛ける!

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アジング入門

ダイワのSWライトゲームを担う「月下美人」ブランドの最高峰ロッドである月下美人EXに追加モデルが登場する。

月下美人EX 追加2機種

追加となったのは2機種。「57UL-T 燕」「76ML-T 剛」だ。シリーズで最もショートレングスの超繊細モデルが57UL-T ~燕(EN)~であり、シリーズ最長レングスかつ唯一のMLとなるのが76ML-T ~剛(GOU)~だ。いずれもT=チューブラを表している。

これにて、月下美人EXとしては全6機種となった。

アイテム 全長(m) 継数 仕舞寸法(cm) 標準自重(g) 先径/元径(mm) ルアー重量(g) 適合ライン ナイロン (lb.) 適合ライン PE(号) カーボン含有率(%) メーカー希望本体価格(税別)
月下美人EX AGS 57UL-T・Q 1.70 2 88 42 1.2/6.9 0.3~5 1~3 0.1~0.3 98 67,000円
月下美人EX AGS 510UL-S・Q 1.78 2 92 43 0.7/6.8 0.3~5 1~3 0.1~0.3 100 66,000円
月下美人EX AGS 66L-S・Q 1.98 2 102 47 0.6/7.8 0.5~8 1.5~4 0.1~0.4 100 68,000円
月下美人EX AGS 68L-T・Q 2.03 2 104 48 1.1/7.8 0.5~8 1.5~4 0.1~0.4 98 68,000円
月下美人EX AGS 74UL-S・Q 2.24 2 115 51 0.7/8.3 0.3~5 1~3 0.1~0.3 99 69,000円
月下美人EX AGS 76ML-T・Q 2.29 2 118 82 1.3/9.9 1.5-10 1.5~5 0.15~0.5 99 72,000円

ジグ単アジングに渡邉長士が用いた「燕」

さて、そんな月下美人EX。渡邉長士さんが、ショートレングス超高感度チューブラモデル「57UL-T ~燕(EN)~」を用いたデイアジング実釣動画が以下だ。

 

実釣時に渡邉さんが実践していたこと、また使用していたワームなどについてはすでに配信済の記事にてチェック頂ければ幸いです!

【渡邉長士のデイアジング・相棒ワーム】小魚か浮遊か!月下美人ピンビームと月下美人ブレーキンビーム活用法

さて、動画内でもお伝えしているように、撮影時はジグ単攻略。そして、なかなか口を使ってくれないアジを相手にいかにして口を使わせるか、リアクションを引き出すかという部分にフォーカス。

△シリーズ最もショートのULアクションでチューブラ。抜群の感度と操作性を誇る57UL-T (燕)

日中のアジは基本的にそこまで活性が高くない。ナイトゲームと比較すると釣りにくい部分があるのが正直なところで、だからこそ渡邉さんのデイアジングは細かなロッドアクションでリグを動かし誘う。動画ではそんな内容をお届けしている。

月下美人EX 57UL-T ~燕(EN)~の特長

そんな時に、57UL-T ~燕(EN)~は欠かせないという。

タクト(指揮棒)のように操ることができ、超繊細なチューブラティップはバイトを引き出す様々な誘いにレスポンスよく、バイトがあればその響くような感度で逃さない。

ULクラスのしなやかさからは想像できないシャープに誘って掛ける使用感のブランクは、燕のような軽快な身のこなしで、俊敏かつ正確にターゲットを仕留めることが出来る。

上記が公式サイトの「燕」の短評だが、これまさに。

超繊細チューブラトップ

ティップはチューブラ。ご存じの通り、ソリッドとは異なりティップを継いでいるわけではない。そのままのブランクスで中空となっているわけで非常に感度が高い。わずかなバイトが響くように伝わる手感度はチューブラならでは。

また強度も当然高くなり、かつ軽さにも寄与。ちなみに先のSPEC表をご覧の通り、「燕」の標準自重はわずか42g! ただし、数字上の軽さだけでなく、先がモタれるようなことがないため実際に持った時の持ち重り感を全く感じないという。

これが横アクションだけでなく、縦アクションも多用する渡邉さんにとってはすこぶるチョーシがイイそうだ。

圧倒的な軽量感でダルさもないわけで、その操作性が極めてシャープ。イメージした通りにリグを動かせる。先にも触れた「タクトのよう」という渡邉さんの言葉は、実に的確だ。

その軽さ・感度・操作性を持って、なおかつグリップエンドにかけてはショート設計となっていて、あらゆるハンドリングでも軽快! 操作時にこのエンドの適度な短さが邪魔にならないところもお気に入りなんだとか。

そんな個性がある「燕」だが、当然ながら月下美人EXシリーズに共通するハイスペックなテクノロジー・パーツマテリアルを採用。

ブランクスには「SVFナノプラス」。レジン量を減らしカーボン繊維を密にしたSVF、ここに東レのナノアロイ技術をダイワの独自製法で組み合わせた軽量・高感度ブランクス。

ここにバイアスクロスといえるX45フルシールド。さらにブレがなくなり、ネジレ剛性も高い。

ガイドはAGS(エアガイドシステム) 。いわずと知れた超高感度カーボンフレームガイドだ。AGS TYPE-Rのショートフットタイプを採用されているのも繊細なアジングロッドにはドンピシャ。

アジングにおいて、特に近距離戦のジグ単攻略では一度体感してしまうと元に戻れないクオリティを感じさせてくれるモデルとなっている。

感じていなかったことを感じるタックル

アイテム 標準自重(g) 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転) ギア比 標準巻糸量ナイロン(lb-m) 標準巻糸量PE(号ーm) ハンドルアーム長(mm) ベアリング(ボール/ローラー) 最大ドラグ力(kg) スプール寸法(径mm) ハンドルノブ仕様 ボディ素材 ボディ構成 ローター スプール メーカー希望本体価格(円)
23AIRITY ST SF1000S-P 130 57 4.6 2.5-100 0.3-200 35 10/1 3 40 HG-Iフィネス マグネシウム 1部品(モノコック) ZAION 薄肉アルミ 63,500
23AIRITY ST SF2000SS-P 130 60 4.6 2.5-100 0.3-200 40 10/1 3 42 HG-Iフィネス マグネシウム 1部品(モノコック) ZAION 薄肉アルミ 63,500
23AIRITY ST SF2000SS-H 130 74 5.7 2.5-100 0.3-200 45 10/1 3 42 HG-Iフィネス マグネシウム 1部品(モノコック) ZAION 薄肉アルミ 63,500
23AIRITY ST SF2500SS-H-QD 135 80 5.7 3-150 0.4-200 45 10/1 3 45 HG-Iライト マグネシウム 1部品(モノコック) ZAION 薄肉アルミ 66,000
23AIRITY ST LT2000S-P 145 64 4.9 3-150 0.4-200 40 11/1 5 42 HG-Iライト マグネシウム 1部品(モノコック) ZAION 薄肉アルミ 63,500
23AIRITY ST LT2500S-XH-QD 150 87 6.2 4-150 0.6-200 50 11/1 5 45 HG-Iライト マグネシウム 1部品(モノコック) ZAION 薄肉アルミ 66,000

合わせたリールは、もうすっかりスーパーフィネス好きなアングラーを虜にしてしまった「エアリティST 」。渡邉さんが使用したのはエアリティST SF 2000SS-H。エアリティSTはスーパーセンシティブを意味し、SFはスーパーフィネスを意味する。

その自重130g。ある程度の強度を犠牲にしてでも圧倒的軽さを手に入れ、かつ超極細ラインを用いてバイトや水中の情報を手に入れるためのスペシャルなモデル。フィネスを超えた世界を感じさせてくれるスピニングリール。

つまり、「月下美人EX 57UL-T ~燕(EN)~」と「エアリティST SF 2000SS-H」の組み合わせでは、合計重量172g……。ちょっと衝撃がスギる(笑)。

ラインはUVF月下美人 デュラセンサー+Si2 0.15号、リーダーは月下美人 フロロリーダー 3lb。この超極細ラインセッティングが活きる

渡邉さんが、こんなことをポツリと。「今まで感じていなかったことがあったんだな…と感じさせてくれるタックルですね」。

まだ見ぬ世界へ、足を踏み入れたいアジンガーは各タックルをチェックしてみてはいかが? もしかしたら沼への入り口かもしれませんが(笑)。

 

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ダイワ(DAIWA)

1958年の創業、リール、ロッド、ルアー、用品などあらゆる釣り物のフィッシングタックルを扱う総合ブランドとして、国内、海外に多くのファンを抱えている。ジャパンクオリティの品質の高いアイテムを日々開発、その過程で、世界初となるテクノロジーも数多く輩出している!