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【どんな時に何を使って何処を狙う?】“永野総一朗”がシャローと沖の釣り分け術を解説!

連載:永野総一朗「たまらんばいスポット大捜査」
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まだまだミッドスポーン感のある南湖。

ただ、南エリアは徐々にアフターが増加傾向。沖を狙うか、シャローを狙うかが難しいGW終わりの琵琶湖です! いつも上手くいくかどうかは別として、狙い分けについて、今回は解説していきます。

永野総一朗 Nagano Soichiro プロフィール

思い出に残る楽しいガイドサービスをモットーに連日出撃中の人気プロガイド「たまらんばい永野」とは彼のこと!! 巻きから繊細な食わせまで幅広く柔軟にこなす人物で、ご存知「高菜漬け」も好評発売中!!  1988年2月生まれ、滋賀で頑張る福岡県人!

大潮以降数日の暖かい日はシャローが狙い目

どんな時にシャロー、どんな時に沖を狙うか?

シャロー(この場では2m以浅にあるハードボトム)を狙うタイミングはズバリ! バスがシャローに差してくるタイミングとなりますが、それは“大潮以降数日の暖かい日“です。

今までは何となく感覚で思っていた感がありましたが、今更ではあるものの、昨年から南湖北湖共にシャローのネストの状態なども良く見に行くようになり、自分の目で毎回見ていたからこそ実感できました。

この大潮以降数日(3〜4日間)で暖かい日があると、一気にシャローで見えるバスが増えます、超顕著です。そうした日は、バスが動く→新しい場所に入ってくる→バスの状態がフレッシュということでサイト、ブラインド拘らずSNSを見ていても良い釣果が上がっていることが多いです。

こんなタイミングは本当にシャロー狙い。南湖で狙っている所で言えば、ミック前、下物水門前、大津港一文字周り、北山田シャローなど。

お世話になった大津港一文字のハードボトム

他、各西岸ミオスジやシャローにあるウイードパッチも狙い目になってきます。浚渫のハンプトップもこんなタイミングが◎です。

他の条件時は沖を攻める

一方、沖を狙うのは上記以外のタイミング。

特に風があって寒いタイミングに当たると中々厳しいですが、そんなバスの動かない状態のシャローはさらに厳しいので、そんな時は沖狙い。沖の3〜4mにある、ウイードパッチ、および少し高さのある沈みものなど。そんな場所が狙い目です。

最近で言えば、北山田沖ウイードパッチ、プリンス沖ウイードパッチ、大津港ミオスジ内などの3〜4mをメインとした場所。

という感じで、狙い分けをお届けしましたが、暖かい大潮周りのタイミングであれば、どちらでも反応が出やすいのも事実ではありますが、このポストスポーン時期に、大潮でもなくただ寒い日に「春はシャローだっ!」と浅い所に狙いを絞るのは超危険。

何度も地獄を見ました(笑)。

使用リグについて

次に大事な使うリグについて。

基本的にはボトムを取ったネッチリ系が無難。以下がオススメリグとルアーになります。ご参考までに。

ネコリグ(0.9g)

スワンプクローラー【ZBC】

HP 3D-Wacky【O.S.P】

5″カットテールワーム【ゲーリーヤマモト】

ダウンショットリグ(1.8g)

サカマタシャッド4in【デプス】

スタッガースティック3.3in【ハイドアップ】

ハイドアップ公式「スタッガースティック3.3in」詳細ページはこちら

などのライトリグ系が安定しています。

昨年や一昨年に比べて何故か高比重系が少し難しく、ライトなリグに軍配が上がっている模様です。このGWも軽めのリグを中心に乗り切っていきました。

5月中くらいは似たような釣りが成立していくかと思われるので、シャローと沖を狙い分けながら釣っていきましょう!

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