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【狙うは大鯛】数も型も狙える!YBフィールドスタッフによるディープタイラバ実釣レポート

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こんにちは!ヤマガブランクス広報部です!

今回は新潟県在住のヤマガブランクスフィールドスタッフ猪俣氏より、ディープタイラバゲームのレポートを頂きましたので、ルアーニュースRをご覧の皆様にご紹介します。

今回使用しているロッドは、ヤマガブランクスのシーウォークタイラバ611Dになります。

ロッド名にも付いている「D」はディープの意味で、開発当初よりディープエリアでのタイラバゲームをいかに快適に行えるかを考えて、ロッドの調子やグリップの仕様を突き詰めたモデルです。

ディープエリア以外にも潮流の早い海況エリアや80g~100gのタイラバも十分扱える1本ですので、パワーのあるタイラバロッドが好みの方には是非試していただきたいモデルとなっています。

ディープタイラバの魅力

ディープタイラバとは、代替水深80m以深のディープを狙うタイラバのこと。

その一番の魅力は、やはり良型が釣れることでしょう!70、80cmクラスの大鯛が混ざりながら、数も狙えるということでハマる方が続出しているようです。

釣りとしては、ドテラ流しがメインとなり通常のタイラバと同じく“ただ巻くだけ”ではありますが、バイトゾーンの見極めやフックセッティング、巻き速度などで釣果に差が出るという奥の深い釣りでもあります。

特に水深は100mを超えることも多くなりますので、ロッドはやはりディープ攻略に特化したモデルの方が安定したリーディングが可能になり、身体的にも負担が少ないです。

まだ水温が上がりきっていない今時期は、特にディープエリアでのタイラバゲームが熱い時期ですね!

実釣レポート

朝5時の外気温マイナス2度。

真冬らしい新潟県の気候の中、ここ数年人気を集めるディープタイラバを楽しんで来ました。今回お世話になったのは、県のほぼ中央に位置する長岡市・寺泊港から出船されているなかくに丸さん。

親子2艘 体制で出船し、近海から佐渡島海域まで、四季の釣りモノを案内してくれる船宿さんです。今回は若船長の舵で、目指すディープエリアへと出船しました。

水深130mからスタート

1時間ほどで到着したのは、水深が130m前後のエリア。風が弱く潮もゆるい為150gのヘッドからスタートしました。

ロッドはSeaWalk Tairubber611D。水深とヘッドの重さが合っている様で、ロッドの曲がり抵抗が海面から45度くらいの角度で構えて、丁度良い感じでストレス無く等速巻きができる状況です。

ディープタイラバの場合は、マダイ独特の細かく連続したバイトでは無く、突然ズッシリと重くなる感じでヒットします。その状態で巻き続けるか、アワセを入れるかはアングラーによって異なりますが、私の場合は巻続けて乗せる感じでフッキングさせます。

この日は、かなりスローの巻きに反応が良く、休憩中の置き竿にもヒットする状況でした。

深場でゆっくり魅せる釣りでは、つい巻きスピードが速くなりがちですが、ディープでも変わらず一定の速度で巻き続ける事が枚数を伸ばすコツだったように思います。

なぜ611Dなのか

この日の竿頭の方が同じく「611D」を使用していたので、許可を得てタックル写真を撮らせて頂き、少しお話を聞いてみました。

“繊細なバイトを掛けるには、ソリッドのティップやもっと柔らかいロッドが良い。少し硬い印象があるが、ディープの釣りで積極的にアワセて掛ける釣り方で重宝している”とのこと。

フックのこだわり

最後に余談ではありますが、最も拘っているタイラバフックについて少し触れてみようと思います。

私は毎回自作の3本フックを使用しています。2本は距離を短く、1本をかなり長くして、フックはエサ釣用の中でもかなり細軸を選びます。この細軸を使って“触れた瞬間に奥まで深く刺さる事”が最も重要で、バラシがほとんど無くなります。

アワセを入れる釣り方をしないので、ヒットしたらその場で少しマダイを暴れさせて、フッキングを確認します。長い時で10秒くらい確認する事もありますが、この時に外れなければフッキング完了です。

ディープタイラバでも同様のフックを使いますが、伸ばされる事も無く同じ方法で枚数を伸ばすことができました。最大で3キロオーバーのマダイをキャッチしましたが、追従しての出てくれる「611D」のティップからベリーまでのバランスが良いため、フックにも優しい設計になっています。

寒い時期で防寒着を着込んだ状態でも、しっかりホールド可能なリアグリップも快適に釣りができるポイントです。

季節が進み、水深が浅くなると他のモデルの出番となりますが、潮流が速いエリアでは必須かと思います。状況に合わせたタックルセッティングで「611D」を1本持ち込んでおけば安心かもしれません。

ロッド・SeaWalk Tairubber611D
リール・シマノ 23カルカッタコンクエストMD300XG
ライン・XBRAID ボーンラッシュWX8 1.0号400m
リーダー・フロロカーボン5号 
ルアー・タイラバヘッド120g~200g ※メインは120g~150g

関連動画&ブログ

SeaWalk Tairubber 611D × 玄界灘ディープタイラバで大型真鯛を狙う

出典:YouTubeチャンネル「YAMAGABlanks」

SeaWalk Tairubber 611D / type : DEEP / 製品インプレッション

出典:YouTubeチャンネル「YAMAGABlanks」

シーウォークタイラバシリーズ~徹底解説~

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ヤマガブランクス(YAMAGA Blanks)

釣竿製造の株式会社山鹿釣具のオリジナルブランドとして2008年に誕生したロッドメーカー「ヤマガブランクス」。より良い製品づくりを目指し、工場内で設計者と職人がコミュニケーションを取れるように、また多くのプロトロッドのテスト・改良をスピーディーに繰り返すために、ブランクの設計・巻きつけ・塗装・組み立て・出荷まで全てを国内自社工場で一貫生産し、その高品質なロッドに定評がある。