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【編集部の釣行日記#2】宿泊先で心霊現象&飛行機乗り遅れ…編集部が経験した海外釣行の失敗談

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お久しぶりです。ルアーニュース編集部のはらせと申します。

前回はこれから海外釣行へ行きたい方にオススメの場所、台湾(高雄)を紹介しました。

【編集部の釣行日記#1】バラマンディやピーコックバスが釣れる!初めての海外釣行に行くなら台湾の高雄が熱い!

やはり、海外では日本では体験できないことが多々あります。ちょっとした冒険心も芽生えて、いろいろ経験したくなっちゃう!なんて、はしゃいでしまうのはきっとワタクシだけではないはず。

しかし、その経験がすべて良いものとは限りませんし、どうしてもトラブルや事件はつきもの。

ということで、今回は記者が経験した海外釣行でのトラブル&失敗談についてお話しできたらと思います。

はらせ(Harase) プロフィール

釣りと魚が大好きな編集部。前職は超絶ブラック会社員で、フィッシングショーで某プロアングラーに「それなら辞めちゃえば!」と言われ、ルアーニュースに入社を決意。年々、部屋に水槽が増えていった結果、彼女に「水槽と私、どっちか選択して!」と迫られ、水槽を選択した過去を持つ

失敗談その①:安すぎるホテルはワケアリだった?

まず最初は、海外での宿泊先について。

これは先日の釣行での失敗談なのですが、結論:安すぎるホテルは避けましょう!

過去にドミトリーなどにも泊まったこともあり、比較的どこでも寝れる体質なのですが、今回ばかりは本当に後悔しました。

ビジネスホテル?に予約したはずでしたが、まずロビーについた瞬間に違和感。

カウンターに意味深に置かれている日本人形も怖い…

どう見てもラ〇ホでは…と疑う内装。

これはやらかしたかも…と思いながら受付を済ませ、部屋に向かうも悪い予感は的中。ディズニーランドのホーンテッドマンションさながら、ホラー映画やゲームで見たことがあるような部屋でした。

謎に壁に飾ってある絵画も怖い…絵の裏側は怖くて見れませんでした

おそらく、しばらく使われていない部屋をあてがわれたのかと…

さらに部屋に入った瞬間からカビの臭いとホコリがひどく、それでいてエアコンもなし。

扇風機が一台あるものの、何年も使っていない&掃除もしていないのかホコリまみれでした。

なにより、空調もなくじんわりと汗がにじむほど蒸し暑いはずなのに、部屋に入ると悪寒と鳥肌が止まらず、明らかに異質なものを感じる部屋でした…。

なぜかテレビの裏に、水?の入った紙コップが放置されており明らかに様子がおかしい

それでいてベッドにもうっすらとホコリが蓄積されており、アレルギー性鼻炎持ちにとってはこれ以上なく地獄な部屋でした。


公式HPに記載してあった部屋の画像…あまりにも違いすぎるだろ…

ちなみにこの部屋には3泊しましたが、深夜2時半ごろに部屋の電話が1コールだけなったり、シャワー中に浴室の扉をノックされるといった、不可解なことにも遭遇。

これまでゴロタ浜や磯などでも眠ることができましたが、ホコリ×カビ×超常現象のトリプルコンボは正直辛かったです。もちろんワタクシ自身、霊感などはなく、過去に事故物件だった場所に2年ほど住んでも平気でしたが、正直この部屋だけは定期的に異質なものを感じました。

現地の友人に伺ったところ、高雄ではビジネスホテルの相場はおおよそ1500~2000台湾ドル(日本円で約7000~9000円)だそうで、それ以下の金額のホテルはちょっと怪しいとのこと。

今回のホテルの宿泊は約4000円ほどだったので、相場の約半額。安かったから文句は言えませんが、次回から“普通”のホテルに泊まろうと思いました。

失敗談その②:海外だからって簡単には釣れない…

海外というと、巨大な怪魚や珍しい魚がバンバン釣れる!なんて幻想を抱いてはいませんか?

しかし、当然ながら現実はどこの国も甘くはありません。そして釣り人も多いです。

管理釣り場などはそれなりに魚も釣れて楽しめるのですが、野池や河川などの反応は日本と同様、一筋縄ではいきません。

むしろベイトパターンやコンディションも掴みにくいため、想像以上に苦戦します。

旅行出発前は、ビッグベイトで“ピーコックバスを釣るんだー!”と息巻いていたものの、あまりの反応のなさに最終的にアジング用ワームをダウンショットで目の前の小バスをなんとか釣ろうとしたことも…。

そんな苦労して釣れた一匹だからこそ嬉しかったりもするのですが、海外だから釣れる!といった考えは非常に危険です…。

失敗談その③:格安航空で行く際は時間厳守!

上記の失敗談はまだ笑える程度のものでしたが、三つ目は本当に笑えなく、今もなお後悔&反省していること。

LCCは低予算で海外に行けるメリットもありますが、その分でリスクも高く、急なトラブル対応や時間的余裕がない側面があります。

過去に一度だけ乗り逃したことがありまして、その際も容赦なくカウンターでシャットアウトされてしまいました。

LCCでは予約の際に、サイト中の文言でほぼ必ず“いかなる場合であっても規定時刻以外では受け付けられません”といったことが記載されています。

乗り逃した時も成田に向かう最中に電車で人身事故が発生し、大幅に遅延。その結果、チェックインの受付に間に合わず、飛行機に乗り遅れてしまいました。

もちろん他の便で行くこともかなわず、空港から家へとんぼ返りした経験があります。当然、払い戻しやキャンセル料はなく、その時の支払い済みの旅費、約4万円は泣き寝入りとなりました…。

なので格安航空を利用する際は、十分に時間に余裕をもって行動しましょう!

ほかにも過去にいろいろとやらかしてはいますが、今となってはどれも良い思い出です。思い通りにいかないこともありますが、それを含めて楽しめるのが海外釣行の良いところ!

ただ、これを読んだみなさんが私と同じ失敗をしないことを願っています…。

次回は海外の釣具屋さんのレポートをお伝えします。