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【小さい秋みつけた】ベコン西山の「秋バスの見つけ方」のテッパン3選

寄稿:西山 英司
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秋のバス釣り特集

使用するのはベイトに合わせた小さなワームを

どんなルアーを使うか…なんですが、これは沖で好んで捕食されているベイトに合わせてローテーションしていくイメージです。これからの時期は、小さなブルーギルやワカサギ、オイカワ、小バスなどが沖のベイトになりますので、ため池をよく観察したり、どんなルアーに反応があるかを見ていくことが重要です。

自分のホームでは今年は小さめのワームへの反応がすこぶる良く、スモールベイトを多用しています。

①小さなブルーギルを捕食しているケース

小さなブルーギルを食ってる時はブルフラット ノンソルトマテリアルの3インチを使用しています。

リグはフリーリグで、シンカーは5.0gを基準に、地形やストラクチャー、レンジなどに合わせて調整しています。

 

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②ワカサギ・オイカワ・小バスなどを捕食しているケース

一方、ワカサギやオイカワ、小バスなど細長いシルエットのベイトを食ってる時はデスアダースティック 4.5インチデスアダー 4インチ/5インチを使用。こちらはダウンショットリグとフリーリグで使用しています。

フリーリグを多用する理由ですが、フリーリグはルアーとシンカーがフリーになり離れやすく、ルアーが泥やウィードに埋まりすぎず上に乗せやすいんですね。ダウンショットではウィードに絡みすぎる、アクションさせにくい等の場合はフリーリグ一択となります。

アクションに関しては、①も②も基本はボトムシェイク。引いてきて何かの変化を感じたら、そこで跳ねさせたり、止めたり…の強弱で食わせます。

 

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③ゴリを捕食しているケース

基本的にどこのため池にも生息している「ゴリ」系のベイトももちろん捕食の対象。そんな時はカバースキャット2.5インチを使用します。これはノーシンカーリグに1g程度のネイルシンカーをプラス。これは飛距離アップと沈下速度アップが目的です。

こちらのアクションはボトムでチョンチョン→ステイの繰り返し。たまにゴリが逃げ惑うような連続ボトムジャークも入れて、リアクションバイトを誘うと食ってくることもあります。

 

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カラーローテが何気に重要

ここで結構キモなのが“ルアーカラーをローテーションさせる”ということ。

秋が進むにつれてバスの目がよくなるのか、好き嫌いがはっきりしてくるのか…カラーで釣果に差が出ることがけっこうあるんです。なのでカラーローテーションが何気に大事だったりします。個人的に、特に今年はバスがカラーをよく見てる?ような印象を持っています。

どんなカラーを選ぶか、なんですが、特に変わったことはせず普通にベイトに寄せていってOK。

ブルフラットノンソルト3インチなら「#64ブルーギル」「#123グリパン/ブルーフレーク・スモーク/ブルーフレーク」など。

デスアダースティック4.5インチとデスアダー4インチ、5インチは「#22ゴールデンシャイナー」「#21パンプキングリーンバック」など。

カバースキャット2.5インチは「#144ゴリ」「#96ワカサギ」など。

タックルについて

続いてタックルですが、上記のいずれの釣りも、使用しているのはスピニングタックル+PEラインのタックル。現在使用しているロッドは、僕が開発させていただいているプロトのロングスピニングロッド「リンガルス(仮名称)」です。

こちらは8.2ftのロングロッドで、対応ルアーはスモールベイトがメインとなり「小さく軽いルアーを今まで届かなかった所まで届かせる」というのが一番のコンセプト。

「遥か彼方のウィードエッジやブレイクに届かせたい」「対岸に届かせたい」オカッパリアングラーなら、誰しもそんな思いをしたことがあると思います。しかも、小さいルアーでのアプローチが可能になれば最高ですよね!今まで重いヘビキャロやヘビーテキサス、ボリュームのある高比重ワームで遠方のポイントを釣っていましたが、そこに細めのPEライン+ロングロッドで遥か彼方にスモールベイトを投入できることによって今まで獲ることができなかった魚を獲りにいけるようになります。

ロッドの特長としては「バーサタイル」を目指しています。ソフトルアーもハードルアーも使用可能で、シェイク、ズル引き、巻き…と何でもOK!「ターゲットは沖のバス」まさに今回の秋バス攻略にばっちりなロッドです。思いっきり実釣テスト中ですので、お楽しみに!!

こちらのタックルでの使用ラインはPE0.6号+リーダーはフロロの10lb。また、根ズレが怖いエリアではPE0.8号+リーダーはフロロの12lbを使っています。使用するフックについてのポイントは、近距離戦とは違い沖の釣りになるので距離がありパワーが伝わりにくい。より刺さりやすい細軸のオフセットフックがおすすめです!

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