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業界を20年渡り歩いたからこそわかる”釣りがうまい人の特長

連載:トモ清水「ガッ釣りソルト」
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WEB連載「トモ清水のガッ釣りソルト」第200回
業界を20年渡り歩いたからこそわかる”釣りがうまい

トモ清水(Shimizu Tomo) プロフィール

20年以上ロッド開発者として釣り具業界に携わるスーパーマルチアングラー。ロッド開発を手掛けたブランドは、国内、海外、自社、OEM問わず、20社にも及ぶ。現場主義、実績主義をモットーに全国各地、世界各地、釣りに飛び回るガッつり系。常に自然と魚をリスペクトし、次世代の楽しいものづくりに挑戦し続け、世界トップクラスのロッド開発者を目指す。1977年9月生まれ。本名は清水智一(しみず・ともかず)

こんにちは!トモ清水です。

今回で連載第200回、お陰様で10年以上この連載を続けられました!

ガッ釣りソルトということで、海のルアーフィッシングをメインに、釣りの楽しさや釣りの魅力を伝えてきました。今後もあなたの人生をさらに豊かにしてくれる「釣り」という魅力を伝えていきたいと思います。

夏の終わりを感じる今日この頃。海の中も変化があるようで、秋らしい魚達に出会えるようになりました。

来週はいよいよ北陸の方へ、秋のアオリイカ調査にでも行こうかな、と計画しています。

秋と言えばメッキ。プラッギングで楽しめます。夏の最後の旅行にと伊豆へ。夕方のちょっと空いた時間に、ベイトフィネスで小型のプラグをキャストすると、メッキが数匹遊んでくれました♪

秋は青物の回遊が多くなり、サイズも上がってくるので、本格的なスタートはこれからですね!

サーフからのショアジギングもアツい季節です! アブガルシアからもサーフ専用ロッドが発売されるので注目です!

ソルティーステージ プロトタイプ サーフスレイヤー【アブガルシア】

2023年9月登場

TAF製法のブランクスで、軽いキャストで大遠投出来る、誰でも遠投可能なおすすめロッドです。

さらにベイトモデルもラインナップされているのに注目です♪

 

製品名 タイプ 継数 全長(ft) 全長(cm) 標準自重(g) 仕舞寸法(cm) 先径(mm) ルアー(g) Bestルアー(g) PE Line(号) リーダー(lb) パワー アクション ティップ 使用材料 製法 税別価格
XSFS-1072ML SP 2 10’7″ 322.6 178 165.3 1.80 7 – 45 30 0.8 – 2 Max 30 ML F Tublar カーボン100% TAF ¥34,000
XSFS-1082M SP 2 10’8″ 325.1 188 166.5 2.00 8 – 50 40 0.8 – 2 Max 40 M F Tublar カーボン100% TAF ¥34,000
XSFS-1042MH SP 2 10’4″ 315.0 196 161.5 2.00 10 – 60 45 0.8 – 2 Max 40 MH F Tublar カーボン100% TAF ¥34,000
XSFC-1032M BC 2 10’3″ 312.4 178 160.2 1.95 7 – 50 40 0.8 – 2.5 Max 40 M RF Tublar カーボン100% TAF ¥34,000

アブガルシア公式「ソルティーステージ プロトタイプ サーフスレイヤー」の詳細ページはコチラ

アマゾン販売ページはコチラ

オススメジグは
「サーフスレイヤー」

製品名 カラーバリエーション 自重 ボディ全長 税別価格
サーフスレイヤー 11 30g 85mm ¥950
40g 93mm ¥1,000

アブガルシア公式「サーフスレイヤー」の詳細ページはコチラ

アマゾン販売ページはコチラ

今年の秋、色々ターゲット盛り沢山で、どの釣りに行こうか、迷うのも楽しいところです。

さて今回は、以前にも書いた「釣りがうまい人の特長」について、おさらいしていきたいと思います。

その特長を知るだけでも、意識するだけで今後ますます、釣りは上達していくハズです!

釣りがうまい人の特長とは?

わたくしトモ清水は、ロッド開発者、設計者として、今まで20年間以上、バスプロや凄腕船長、プロアングラー、時には鮎の友釣り名手や埼玉のへらぶな釣り堀のオーナーなど、数々の釣りウマな方達と一緒にフィールドテストを行い、間近に彼らの釣りを見てきました。

そこから「釣りがうまい人」のある共通点が見えてきます。

その共通点を理解し、意識して真似ることで必ず釣果アップに繋がります。

「釣りがうまい人」の共通点

・釣りが好き

・トラブルが少ない(根掛かり、ライントラブルなど)

・釣りが丁寧

・無駄がない

・基本に忠実

・トリッキーなことはしない

・ラインメンディングが上手(糸フケコントロール、あまり糸を張り過ぎない)

・常に考える釣りを実戦

・常に「なぜ?」「どうして?」という風に、状況を把握しようと考えている。

・タックルバランスが完璧

・目的意識を持っている

典型的な共通点を挙げてみました。

もちろん、これに行きつくためには経験も必要でしょう。

でもこの点を意識し、釣りを実戦することで、あなたはもっと釣りが上手になっていきます。

でもプロや達人も、何だかんだ言って、釣りが大好きなんだなぁ~って思います。

釣りがウマい人は、好奇心が非常に高く、今までアレやコレや色々試してきています。

そのたくさんの失敗や経験をしたことで、無駄がなくなり、何が大切なのか、必要なのか、というのが見えているんですよね。

発想の転換だけで釣果アップ!?
もっと魚を釣る方法とは。

釣りの目的って人それぞれ。海釣りの場合は、やはり「釣った魚を美味しく食べたい!」という目的の釣り人が多いのではないでしょうか。また仕事帰りにちょっと遊べればいいかな、息抜きになればOK、という方もいるでしょう。価値観は人それぞれですが、やはりお魚が釣れたことに越したことはないと思います。

そこでいつもと違う発想に転換するだけで、今後の釣果が劇的にアップしますので、是非参考にしてみてください。

その日の釣行で出た答えに対し「なぜ?」と問いかけをふやしてみてください。

また釣りをしている時に、常に「なぜ?」を意識してみてください。

・なぜ釣れなかったのか?

・なぜ釣れたのか?

・なぜあそこのポイントで釣れたのか?

・なぜあの時間帯に釣れたのか?

・なぜショートバイトしかなかったのか?

・なぜバレてしまったのか?

・なぜ入れ食いになったのか?

・なぜルアーを変えたら釣れるようになったのか?

・なぜこの色は釣れるのか?

・なぜこのルアーは釣れるのか?

・なぜタックルを替えたら釣れたのか?

・なぜあの人は釣れているのか?

こうやって、自分に対し「なぜ?なぜ?」と繰り返すことによって釣りに「考える力」がつきます。

考える力が衰えてはいませんか?

「どうして?」「どういった理由で?」「これなんで?」と自分たちが子供のころ、色々な物事に対し、興味や疑問を誰しもが持っていたと思います。

子供は興味深の塊みたいなもので、どんどん成長していきます。ところが大人になると、すでに考える力をなくしているので、釣りで起こる出来事に対して深く追及もしなくなくなり、「なぜ?」という考えることをやめてしまう傾向があります。

はっきり言いますが、これでは成長はほぼないでしょう。

やはり人間、考える生き物。

常に頭で意識し、考えることで釣りは簡単に上達し、結果釣果アップに繋がります。

考察は非常に大切です。ノートにその日の状況をメモるのも良いと思います。

釣れる人、釣れない人の違い

最後にまとめとして、釣れる人の特徴と釣れない人の特徴を挙げるならば、それは考えるか考えていないか、の違いと言っても過言ではないかもしれませんね。

ボ~っと何となく釣りをするのではなく、考える癖をつけると今後、自然と釣果は伸びていきます。

「あの時はこれをやって釣れたから今度はあれを試してみよう」ってな感じで、次に繋がるわけですね。

また考えることは、ルアーフィッシングの面白さの一つであって、ゲームプランを練ることで、よりワクワク感やドキドキ感も増し、次の釣行も待ち遠しくなるほど、釣り自体が楽しくなります。

釣りは遊び、考える釣りはきっと大人の遊びとして、さらにあなたの人生を豊かにしてくれるでしょう。

トモ清水でした!

See you next time!

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