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平村尚也コラム【琵琶湖リサーチ】猛暑の7月後半のパターンとは②

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=全開放流後のパターン=「ハネ系パターン」

問題となるのは7月20日頃に予想される放流量の低下後のパターンだろう。まず、水がクリアなうちは今と同様のハネ系パターンが成立するだろう。カナダモの上にネコリグやジグヘッドでワームを落とし、クイックにリフトするハネ系パターンは、中層に回遊する個体もフォーリングで反応させると同時に、ボトムのカナダモに入りやすいことからウイード内のバスも反応させられる両方を狙う展開だ。
ジグヘッドでは1/8㌉ぐらい、ネコリグでは3/32㌉ぐらいのウエイトが主流となってくる。私の場合はネコリグで、ネコシュリンプを使用して尻尾側に3/64㌉、ボディに3/64㌉をセットして合計で3/32㌉にして狙っている。エビモのエリアでも、カナダモのエリアでも使用しているが、エビモエリアはエビモに掛けて落すので、アクションはスローにポロっと外してフォールさせるパターンなのでロッドのアクションは地味にできるだけ動かさない。

ネコシュリンプでロクマル。ウエイトは3/64㌉×2の3/32㌉セッティングで

一方、カナダモのエリアはカナダモの上を跳ねさせて落としてを繰り返すので、ロッドアクションはクイックに上下させる派手な動きとなる。
今夏はカナダモの高さがそれほどなく水面下2㍍以下の場所が多いので、メインチャンネル付近のカナダモにかけては、このハネ系パターンが主役を続けると予想される。エリアとしては、木ノ浜沖、アクティバ沖、下物沖、浜大津沖、貝捨て場となってくるだろう。

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