【遂に放たれます】ハードとソフト素材が融合した“超特殊構造ビッグベイト”「火蓮（カレン）」！師範代“浦川正則“的使いこなし術に必見！

2023年07月28日

ボディ前半がハードで後半がソフト素材。

いよいよ世に放たれますね。O.S.P初のビッグベイト、その名も「火蓮（カレン）」。リリースを待ち望まれている方も多かったのではないでしょうか？　本体特長については本記事をご覧になられている方はお分かりいただいていると思いますが、もう1度おさらいを兼ねてチェックしたいという方はぜひ以下の記事を参考にしてみてください。

「ハードとソフトの融合」待望のハイブリッドボディ“ビッグベイト”遂に姿を現す「火蓮（カレン）」

さて、今回お伝えする内容は「火蓮（カレン）」でデカバスを釣るための実践的内容。以前、ロケでもカナリの炸裂っぷりを魅せてくれた、旧吉野川水系をメインフィールドに“師範代”という名を持つデカバスハンター“浦川正則”さんにバスを釣る為の極意を色々教えていただきました。では、伺った内容に沿ってお伝えしていきますね！

浦川正則（Masanori Urakawa）プロフィール

旧吉野川水系をメインフィールドとし、オカッパリ、ボートを問わない自由なスタイルで年間約50本の50アップを仕留めるデカバスハンター。四国エリアの名だたるアングラーがその実力を認め、ついた呼び名が「師範代」という浦川。類まれなテクニックでメジャーフィールドを攻略するスーパーマルチアングラー。

完成版を実際触ってみた感想について

まずはこちらの質問について。

完成版を手に取って感じたことについて伺うと、まず“動きと見た目がプロト時よりもシャープになった気がする”とコメント。製品版は硬さとハリが増しているように感じると話されていて、その分タダ巻き時のアクション性が向上したような？…とのこと。動きも見た目も中々イケています！という風におっしゃっていました。

“浦川正則”さん的ハードとソフト素材のメリット

「火蓮（カレン）」の最も大きな特長、ハードとソフト素材によるメリットを“浦川正則”さんはどう捉えているのか？　やはり後ろのワーム素材が助けてくれる場面がカナリ多いそうで、全身ソフトや全身ハードなルアーはこの世に多数存在しますが、ハイブリッドは中々少ない。ハードルアーなのにソフトな動きも生み出せてバスを引き寄せて口を使わせられるのは「火蓮（カレン）」だからこそこなせる技。ソフトな素材が水中で動かしていても止めていてもナチュラルに漂ってくれる為、ブラインドはモチロン、サイトフィッシングでもカナリ効果を発揮してくれるとおっしゃっていました。見切られそうな時でも口を使わせることができるのは、ハイブリッド構造ならでは。

有効な季節

有効な季節についてもヒヤリング。

基本的にはオールシーズン活躍してくれるそうですが、特に良い時期を挙げるのであれば秋口と春先。巻いて釣るルアーなので、巻きモノの良い季節に使うと魚のキャッチに直結するのではないかとコメント。春先に完しては、まだ速い動きに対応しきれないバスも多いので、レンジに入れてスローリトリーブでアプローチ。秋口は速い動きにもシッカリ対応してくれるシーズンなので、リトリーブスピードも速めでOK。

出しドコロ

季節問わずベイトを追っている時が最も有効。

ウグイ、オイカワ、アユ、ハスといった大型ベイトを捕食している際に効果を発揮。後はシャローにバスが差してきている状況で投入すると良く釣れるとのこと。

狙う場所

シャローカバー周りやストラクチャー周辺がメインになるそう。カバー以外にも、マンメイドストラクチャーやテトラ周辺でも可能性は大いにあるとおっしゃっていました。“何かしら変化があるような所に投げる”ことがポイント。釣れる場所も色々で、どこでも可能性があり、ベイトが絡めばなおさら◎。

オススメアクションについて

オススメアクションについても教えていただきました。

基本はユックリ巻くことが大事。動くギリギリのスピード、極力遅く巻くことでナチュラルアクションを生んでくれるそうです。それから早巻きも効果的、巻ける最大限の速度で巻くことで見切られず、反射的に口を使わすことが可能。リトリーブ速度が速くても動きが破断することなく、真っすぐ突き進み、タイトアクションで強すぎない点も◎。他はトゥイッチも有効な場面が多く、優しくドッグウォークをさせるイメージでアクションを付けてあげることでワーム部分が特殊な動きを演出し、口を使ってくれることも多々アリ。超デッドスローの表層I字引きも◎。リップで水は受けているがボディが動かない速度で引くことによって、後ろのテールだけが漂ってくれるそう。完全放置も実は効果的、こちらもお試しを。