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よく似た2種類の「スピードメタル エギドロッパー」には、やっぱりそれぞれ得意な状況がある

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ラグゼのイカメタルゲームシリーズといえば「スピードメタル」。

ロッド・メタルスッテ・ドロッパー各種とラインナップも年々充実してきていますが、今回はそのスピードメタルシリーズから2種のよく似たドロッパーをご紹介。

パッと見は似ているけれど、やっぱり似て非なるアイテムであって、タフコンでこそ、そんな2つを使い分けられればきっと釣果に結びつくハズ。

似て非なるスピードメタルエギドロッパー

その2つが、スピードメタルエギドロッパー1.8とスピードメタルエギドロッパーFタイプ。

まずスピードメタルエギドロッパー1.8。スピードメタルエギドロッパーには1.8と2.5があるのですが、基本的には2.5号はオモリグ用エギとしての役割が大きいので、1.8との使い分けという部分でお伝えします。

最初に簡単にスペックを。

スピードメタル エギドロッパー1.8

全長:80mm
フォールスピード:約10秒/m
カラー:全16色
希望本体価格:1,150円(税別)
スピードメタルエギドロッパー1.8詳細ページはこちら

スピードメタル エギドロッパーFタイプ

全長:80mm
カラー:全16色
希望本体価格:1,150円(税別)
スピードメタル エギドロッパーFタイプ詳細ページはこちら

決定的な「1.8」と「Fタイプ」の違い

まず決定的に違うのは。エギドロッパー1.8は、ドロッパー用のエギです。つまりは基本的に潮流などが全くないと仮定したら、沈みます。

Fタイプは、Fがフロートを表していて、つまりは浮く。エギのような形状だけれどフロートとなっています。

速潮も得意な1.8

 

エギドロッパー1.8は、そのため潮に乗るとイカが抱きやすい設計を基本としています。そして速潮時にも対応力が高く、例えば少し長めの枝スを取って潮に乗せるといった攻略も得意。

 

一方エギドロッパーFタイプは基本的に浮くので、潮が緩慢な時などに浮力を活かしてオートマチックに良い姿勢を保ってくれるのが魅力。

遅潮で!キビキビと!Fタイプ

Fタイプのシンカーは比較すると小さく、フロート時の姿勢を良くするためのバランサーウエイトとイメージしてもらうと良いかもしれません。

また、浮力があるだけにアクションにレスボンスよく反応するのでキビキビした誘いにも好適。メリハリをつけたアクション後にステイを織り交ぜ、その刹那の触りを掛けていきたい場合にもオススメ!

使い比べてみるのも大切

またオリジナルのスピードメタルエギドロッパー1.8&2.5号、そしてフロート仕様のFタイプがラインナップされたことで、シンプルにローテの幅が広くなったのもウレしいところ。

1.8号と2.5号のサイズローテがハマる時もあれば、そもそもFタイプに変えた瞬間に連発…なんてこともあります。それは基本はありながらも、意外やその日その日で違ってくることも多いので、アタリが遠くなったら積極的にローテしてみるのが吉。

また、スピードメタルエギドロッパーシリーズはとにかくカラーも豊富なだけに、種類だけでなくカラーローテも楽しんでみると、きっとパターンのようなモノが見えてくるのではないでしょうか?

がまかつ(がまかつ)

1955年創業。大阪府大阪市に本社を置き、シンガポールに本店を置く。釣り竿、釣り針、ウェアなどをメインに製品を開発・製造・販売を行っており、ルアー部門では「ラグゼ シリーズ」が有名である。