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バルキーカーリーで大型マダイが乱舞!ハヤブサスタッフ・西村光平が魅せる玄界灘タイラバ攻略術!

寄稿:西村光平
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みなさま、初めまして!

ハヤブサフィールドスタッフとして活動しております西村光平です。

西村光平(にしむらこうへい) プロフィール

釣りを始めたきっかけは、幼い頃父に連れられて行った鯛の手釣り(ビシヨマ)。 そしてビシヨマの釣りから派生した「タイラバ」にのめり込み、玄界灘や響灘など、九州をホームグラウンドに活躍する新進気鋭のタイラバ名手。 あらゆる状況を楽しむことを信条に、タイラバ以外にもジギング、船イカ、一つテンヤ、ワカサギなど様々な釣りの楽しみを伝えるマルチアングラー。

タイラバはビシヨマやテンヤと違い、エサを付けず、ネクタイラバーやスカートラバー、ヘッドを組み合わせたルアーフィッシング。このパーツの色や形、素材等のチョイスで釣果に差がでる…この“選択”がまた面白いんです。

それぞれのアングラーによるこだわりが出るのもタイラバの魅力ですね。

極厚のネクタイ「バルキーカーリー」に新色登場!

今回使用したのは、「フリースライド カスタムネクタイ バルキーカーリー シングル/ ダブル」の新色3色!

新色は、「ブライトオレンジゼブラ」・「ダークレッドゼブラ」・「トリプルオレンジゼブラ」の3種類。

「フリースライド カスタムネクタイ バルキーカーリー」はバルキーという名の通り、素材の厚みを強めたネクタイ。一般的なシートの約2倍にあたる0.6mm極厚シリコンシートを使用しています。極厚にすることで、フック絡みが激減するとともに、力強い水押しによる強波動を発生させます。

ネクタイのタイプも「シングルカーリーモデル」と「ダブルカーリーモデル」の2種類があり、「シングルカーリーモデル」はいかなる状況でもアクションが破綻せず、規則正しくアクションし続けるトラブルレス&強波動アピールに特化しているのが特長。

モデル カラー 入数 メーカー希望小売価格
(税込)
フリースライド カスタムネクタイ バルキーカーリーシングル 8色展開 3本入り ¥473

ハヤブサ公式「フリースライド カスタムネクタイ バルキーカーリーシングル」詳細ページはコチラ

対して、「ダブルカーリーモデル」は遠くの真鯛にも気づかせやすい「大きな波動を生むワイドカーリー」と、マダイを喰わせやすい「細かな波動を生むショートカーリー」と、異なる2つの形状のカーリーが融合したモデルとなります。

モデル カラー 入数 メーカー希望小売価格
(税込)
フリースライド カスタムネクタイ バルキーカーリーダブル 8色展開 3本入り ¥605

ハヤブサ公式「フリースライド カスタムネクタイ バルキーカーリーダブル」詳細ページはコチラ

新色の詳細について

新たに追加されたカラーはいずれも釣れる要素満載のラインナップとなります。

ダークレッドゼブラ

色の濃さから産卵で深場に落ちたマダイにシルエットでアピールできる「ダークレッドゼブラ」。

ブライトオレンジゼブラ

定番のオレンジにゼブラブラックの明滅でレンジに関わらずオールマイティに攻める「ブライトオレンジゼブラ」。

トリプルオレンジゼブラ

そして産卵時期センシティブになっている魚に複数のオレンジでナチュラルにアピールできる「トリプルオレンジゼブラ」。

この使い分けで玄界灘で5キロオーバーの大型のマダイが乱舞しました。

玄界灘でタイラバ爆釣劇!

今回の舞台は玄界灘。世界遺産、神の島と呼ばれる沖ノ島近海です!

パラシュートアンカーやスパンカーなしのドテラタイラバ。

風任せ、潮任せで船を流しながら糸を斜めにしてノッコミ大型マダイが潜むレンジを横引き。

序盤は水深50メートル程と比較的浅く、産卵に向けてベイトを捕食し体力をつけようとしている産卵準備期の大型マダイを狙っていきます。

活発にベイトを追っているのがアタリの多さから容易に想像できます。

ここで意識したいのが、“マダイに自分のタイラバを気付かせること”

早巻きでバルキーでの強烈な波動を発生させ、さらに水押しで食い気のあるマダイに強烈アピール。

そして、カラーは水深も考えオレンジが3色入っているバルキーカーリーダブルの「トリプルオレンジゼブラ」をチョイス。

間違いないパーツを組み合わせたこだわりのセッティング。自分が考えたチョイスでマダイにアピールすると、狙い通りヒット。サイズは中型ながら、元気のいい真鯛。

キレイなピンクと青い斑点、さらに映えるアイラインが素晴らしい。まずは作戦成功です。

水深約80メートルで大型個体を狙う

ポイント移動後、沖ノ島近海水深約80メートル。

産卵に向けて大型のマダイたちが集まるポイントとのこと。気合が入ります。ここでは水深を考慮し、シルエットが強くでるブラックが入ったバルキーカーリーダブルの「ブライトオレンジゼブラ」をチョイス。

ヘッドの重さも120gをチョイスし、中層までリトリーブ。

産卵前のマダイはとても神経質になっているはず。ここでは前のポイントよりもゆっくり巻いていきます。

ここで船長から「ボトムに反応」と神の一声。ボトムの大型マダイを掛けるためにも中層まで巻いて、マダイの視界からタイラバを消して、何度もバルキーで強烈に誘います。ドテラで糸を出しながら何度もボトム付近にいるであろう個体にアプローチすると…マダイ特有のアタリがロッドに伝わりました!

上がってきたのは婚姻色が入り始めたオスのマダイ。

ここから玄界灘定番になりつつあるフエフキダイが好反応。

ボトムは大型のマダイとフエフキダイが混在していることが分かります。

ここで考えるのは、バルキーカーリーに様々な魚が反応しているということ、さらに使っているタイラバが間違いないということです。

バルキーカーリーの集魚力で、魚にとって触れたいタイラバがチョイスできているので、このまま信じて巻き続けます。

ここでチョイスしたのがタングステン素材の「フリースライド TGヘッド」。

ウエイトは125gでカラーはサンセットオレンジをチョイス。ヘッドをコンパクトにしてフォールスピードを速めてボトムからのタッチアップ、攻めたいレンジを効率よく巻いて大型マダイ狙いに変更!

フリースライド TGヘッド

モデル 重さ(g) カラー
フリースライド TGヘッド 125g 13色展開
160g 13色展開
220g 13色展開

ハヤブサ公式「フリースライド TGヘッド」詳細ページはコチラ

カラーローテーションすることでアタリを絞ることが可能

しばらくすると、やはりマダイが反応しはじめます。

ここで小型のアタリが連発したため、ネクタイをバルキーカーリーの「ダークレッドゼブラ」に変更。

さらにアタリを絞るためにグリーンを差し色にチョイス。カラーローテーションのコツとして、そのカラーに反応が強すぎる場合には、カラーを濃くしたり、系統を変えたりして小型が反応しすぎないカラーをチョイスしたいところ。

そしてやはり変えてすぐに結果が出ました。

ボトムから追ってきて巻きでヒット!!良型のメスのマダイをゲットできました。

深場のマダイに、濃い色のシルエットとバルキーカーリーネクタイの強波動で狙い通りにマダイを掛けていくタイラバゲーム。

そこからはダークレッドゼブラとストレートスリムのグリーンでマダイを連発! やはりその日、その時間、そのタイミングでカラーローテーションすることで釣果が変わってきます。

バルキーカーリーネクタイの集魚力、さらにこの明滅カラー。そこでのカラーローテーションで良い釣果が出せました。

釣りは楽しいことが大前提です。タイラバの楽しみは、ヘッドやネクタイ、フックなど自分で多数ある選択の中からチョイスをしながらこだわりのタイラバをチョイス、そしてそのこだわりのタイラバで釣る大型マダイ。

ぜひみなさんもバルキーカーリーネクタイを武器にタイラバ釣行に行ってみてください!

今回の釣行はYouTube『ハヤブサ公式チャンネル』でも公開中です!ぜひご覧ください!

乗っ込みにはバルキーが効く!?強波動の極厚ネクタイ【玄界灘ノッコミタイラバ】

出典:YouTube公式「HAYABUSA公式チャンネル」

ハヤブサ(HAYABUSA )

日本有数の金物のまち、兵庫県・播州三木を拠点とする1970年設立の老舗ハリメーカー。多数の釣魚種に対応した高品質なフックを多数輩出中! バスブランド「ハヤブサBASS」やアパレルブランド「FREE KNOT(フリーノット)」、トーナメントブランド『鬼掛(ONIGAKE)』など多くの人気ブランドを展開中。