ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

平村尚也コラム【琵琶湖リサーチ】記録的豪雨!4日間で98㌢増水②

  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

前半は濁りでクランク・スピナーベイト

雨の降っていた8日までは濁りも強くスピナーベイト、チャター、クランク展開が炸裂。ゲストさんがドーン1/2㌉のカラーブレードモデルでキャッチ

今回の大雨により流入河川から濁水が入ってくる。濁り水で景気がよくなるのはクランクベイト。シャローフラットではマグナムクランク炸裂となり、ディープ側ではディープクランクの出番となる。
ウイードの濃い場所ではスピナーベイトの出番となり、いずれも波動の強いルアーたちで濁りの中のバスたちに気づいてもらう展開となる。

台風後の大増水と同様に、北湖もこうしたハードルアー展開が好調となるが、濁りが薄くなると同時に、一気にパターンは沈黙してくる。そのため、この濁りが入っている期間限定ということもあり、全開放流が終わるまでのパターンとなる可能性が高い。
さらに、今回の大雨が終了して梅雨明けというのも、ハードルアー一本槍で通じない理由の1つだ。

9日には梅雨明け宣言。これでハードルアー展開がキビしくなり、ウイード内や上でのワーム展開へと変わることに

梅雨明けとなり、晴天の日が続くようになるとバスはウイード内からでにくくなり、釣り方としてはパンチショットリグ(リーダーレスダウンショット)やノーシンカー、ネコリグなどスローな釣りが主流となってくる。
「濁り」と「天気」によっては、クランクベイト、スピナーベイトといったパターンは早々に崩壊する可能性が高いのだ。

3 / 5
前へ 次へ