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もはやエビよりもエビなエギ。シマノ「セフィア クリンチ エビ シリーズ フラッシュブースト 3.5号」

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エビか? いやエギだ。

シマノの人気シリーズ「セフィア クリンチフラッシュブースト」シリーズに、その名も“エビ”シリーズが登場。

もう実物は見ましたか? 見た目、質感、生命感、かなり…エビです。

セフィア クリンチ “エビ シリーズ” フラッシュブースト 3.5号

今回フラッシュブーストシリーズにラインナップされた「エビシリーズ」。その名の通り、エビ模様に目もエビの如く真っ黒。もう完全にエビ。

むしろエビよりエビなエギ

ツルっとしているように見えるエビ柄プリントですが、触ってみると絶妙な凹凸感。

触感までエビの殻を再現しているという。加えてフラッシュブーストがチラチラとアピールする様は、まさに水中で透けて見えるエビのエラそのもの。

なぜ、エビ?

イカの大好物といえばアジ。ヤエン釣りなんかで執拗なまでに、狂ったようにアジを追うイカを見ると「ほんとにアジが好きなんだなぁ」と感心するほど。

で、なぜエビなのか。インストラクターの湯川 マサタカさんはこう語る。

アオリイカの胃の内容物を調べると、実際はアジなどの小魚よりエビやカニなどの甲殻類を捕食していることのほうが多い。やはり動きの速い小魚より、エビやカニのほうが捕食しやすいんでしょうね。エギングでも普通にシャクってフォールで見せて反応しないときに、ドラグを緩めてシャクって、ジージー滑ってエギがダートしないようにボトム付近を探ると喰うことがあります。底を這う甲殻類に近い動きです。

だったら動きだけでなく、エビをイミテートしたエギという発想も当然生まれてきます。市場にもエビを意識したエギが出回っていますが、クリンチエビシリーズはカラーやフォルムだけでなく触り心地までエビをイミテートした目の付け所がすごいですよね。クリアボディに本物のエビのような透明感のあるカラーリングで、表面はツルッとしていそうに見えて触ると甲殻類のようなザラつき感があります。通常のエギはイカが触ったときに違和感を与えないように布を巻きますが、クリンチエビシリーズはそこからさらに踏み込んで触手の触り心地でも誘える。触覚へのアピールを狙った新しい着眼点を持つエギです。

出典:シマノ公式HP

出典:YouTube「SHIMANO TV公式チャンネル」

スペック&カラーラインナップ

スペック
品番 カラー タイプ 全長(mm) サイズ(号) 重量(g) 沈降速度(参考値)(秒/m) 本体価格(円)
QE-X35W 5色 スローシンキング 106 3.5 19 3.7 1,330円
カラーラインナップ

リアルなプリントに加えフラッシュブースト、そして全カラーにケイムラが採用されています。フラッシング+ケイムラのW視覚アピール。

ケイムラエビ

ピンクエビK

チャートエビK

パープルエビK

ブルーエビK

エビ好きまっしぐら。春のエギングハイシーズンに“エビ”という選択肢を。

シマノ(Shimano)

1921年創業。1970年に「レジャーを通して人々の健康に寄与する 」という企業哲学のもと、釣具事業部が発足。リール、ロッド、ルアー、用品などクオリティの高いアイテムの開発、製造、販売までを行い、釣具の総合ブランドとして、国内外問わず多くのファンを抱えている。独自の技術も数多く、世界に誇るジャパンクオリティを提供し続けている。