シリテンバイブ。
使ったことの無い方でも名前は聞いたことがあるハズ。オヌマンこと”小沼正弥”さん監修、シリコンボディを採用した「MADNESS」のシーバス用バイブレーション。
小沼 正弥(Masaya Onuma) プロフィール
現在のラインナップとして、オリジナルモデルの「シリテンバイブ73」をはじめ、「シリテンバイブ33」、「シリテンバイブ43」、「シリテンバイブ53」、「シリテンバイブ80」、「シリテンバイブ93」の6サイズが展開されていて「シリテンバイブ53」のみタングステンモデルが揃っているため、現在は計7種類がラインナップされています。
豊富なモデル数ではありますが、実釣性能にカナリ優れていて多くのシーバスアングラーから絶大な支持を誇るロングセラールアーなだけあり、最近では釣具店でも姿を目にすることが少なかったり、ネットショップでも品切れ中なんてことも…。欲しくても入手することが難しいルアーではありますが、これから各釣具店にボチボチ入荷しはじめるという情報も…。さて! 今回はそんなシリテンバイブシリーズの中でも比較的出番の多い「シリテンバイブ53」と「シリテンバイブ43」の各モデルごとの特長を詳しく紹介! ぜひショップでお見かけした際は参考にしてみてくださいね。
シリテンバイブ53・43【MADNESS】
シーバスアングラーならお世話になったという方も多いハズ「シリテンバイブ53」と「シリテンバイブ43」。
ルアー自体の魅力も後程解説させていただきますが、まずは2サイズならではの魅力についてお伝えしていきます。
まずは「シリテンバイブ53」について。
こちらのサイズは小沼正弥さん自身最も溺愛しているモデル。動画ロケでは50尾以上ヒットさせたという実績のあるタイプであり、唯一4桁釣っているのも「シリテンバイブ53」だそう。比較的セレクティブな個体を狙うのに有効で、「あと1尾釣っておきたい」というような渋い状況で効果を発揮するサイズ。またサイズ感的にシーバスのみに限らずロックフィッシュやトラウトにも効果抜群とのこと。
そんな「シリテンバイブ53」で食わないようなタフなシチュエーションでは、サイズダウンして「シリテンバイブ43」を。5cmにも満たないようなベイトを捕食している状況、マイクロベイトパターンなどに試したいサイズ感ですよね! またこのサイズによって、アジ、メバル、カマス、メッキなどの小型回遊魚などにも有効。
つまり、まとめると「シリテンバイブ53」と「シリテンバイブ43」の2サイズ。
どうしても釣りたい時に重宝するモデル! 激戦区などのハイプレッシャーフィールドや、夏や秋に比較的多いマイクロベイトパターンなど! まさにこれからの時期に重宝しそうな2サイズとなっていますので、もし発見した時は検討してみては如何でしょうか?
サイレント仕様、シリコンボディによるメリットとは?
ルアー本体の魅力も引き続きお伝していきます。他サイズと同様、最大の特長は「シリコンボディ」。ボディ素材にシリコンが採用されているというトコロです。
そもそも、シリコン素材が採用されたキッカケというのも、小沼正弥さんが大阪フィッシングショーで「MADNESS」がシリコン製の製品作りを得意としていることを知り、ワームがシーバスにカナリ効くということも認知されていたので、「シリコンでバイブレーションを作ったら柔らかいバイブレーションができるのでは?」という発想から、「MADNESS」と共に開発したことが、シリコン素材を採用した理由で、このルアーが生まれたキッカケ。
では、そんなシリコン素材によるメリットとは? 詳しく解説していきますね!
シリコンボディによる最大のメリットは、通常のプラグでは出すことのできない波動、水押し、そしてフックとボディが干渉する音ですら出ない”無音”を実現するトコロ。追尾してきたシーバスが本物のエサだと認識してバイトに至らせる力を秘めています。特に無音という点は注目すべきポイントで、柔らかいボディによって着水音もカナリ静か。小沼正弥さん曰く、水中映像を撮影している時にダイバーの方が着水音に気付かなかったというエピソードも。それだけシリコンボディがもたらす威力は凄まじく、何度もプラグで釣られたシーバスであったり、小沼正弥さんの経験談では、沖堤防でキャストしていて、シーバスが泳いでいるなと観察していたら、そのままシリテンバイブを追っかけて躊躇なしにバイトしたというような話も。
「シリテンバイブ53」と「シリテンバイブ43」はモチロン、他サイズにも言えることですが、使いドコロは「他のルアーが苦手とする状況」。具体的に説明するとクリアな場所や浅い場所などでカナリ効果的。ぜひ参考に。
使い方について
小沼正弥さんが推奨する使い方も解説すると、「着水後、スグにタダ巻き」、「底まで取ってからのタダ巻き」、「中層でのリフト&フォール」。また、「水面でのリフト&フォール」もカナリ効果的とのこと。4つの使用方法を軸に、状況に応じたアクションを使い分けているそうです。
カラーバリエーション
最後に「シリテンバイブ53」と「シリテンバイブ43」の全カラーを紹介していきます。豊富に揃っていますので、様々なシチュエーションに対応してくれそうですよね!
製品名 | サイズ | ウエイト | フック | 税込価格 |
シリテンバイブ53 | 53mm | 8.5g | カルティバ ST-46 #10 | ¥1,760 |
シリテンバイブ43 | 43mm | 4.5g | デコイ Y-F33#14 | ¥1,540 |
2022年秋頃出荷を控えた「シリテンバイブ53」と「シリテンバイブ43」。ぜひ見かけした際は、お早めに!
こちらの動画も参考に!
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