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【ブレードの魔法!?】この秋ショアSWで試したい「メタルエフェクト・ブレード」の魅力

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SLS(スーパーライトショアジギング)のメタルジグとして人気の高いジャクソンの「メタルエフェクト」シリーズには、現在2種が展開されています。

釣りジャック黒豹「井熊 亮」さんプロデュースのメタルエフェクト、ひとつは「メタルエフェクト・ステイフォール」、もうひとつが今回ピックアップしたい「メタルエフェクト・ブレード」

メタルエフェクトシリーズを釣りジャック黒豹・井熊亮がナマ解説

出典:YouTubeチャンネル「LureNews.TV 

SLSで人気のジャクソン「メタルエフェクト」2種

中でもSLSで使用するとなると10~20gといったウエイトが人気。両者の違いはご覧の通りで、パッと見で分かるの最大の違いはブレードの有無。メタルエフェクトブレードは、その名の通りブレードが付きます。

メタルエフェクト・ステイフォール【ジャクソン】

出典:ジャクソン公式メタルエフェクト・ステイフォール詳細ページ

Name / Weight Size Hook 価格(税込)
メタルエフェクト ステイフォール / 10g 46mm F#6 R#12 ¥660
メタルエフェクト ステイフォール / 15g 56mm F#8 R#10 ¥688

ちなみに今回はスーパーライトショアジギングに主題を置いて話を進めるため、10g&15gをスペック表記しましたが、メタルエフェクト・ステイフォールには10g&15gのほか、20g・30g・40g・60g・80g・100gもあり、ディープや沖磯などもカバーするサイズ展開。

ジャクソン公式メタルエフェクト ステイフォール15g20g詳細ページはこちら

メタルエフェクト・ブレード

出典:ジャクソン公式メタルエフェクト・ブレード詳細ページ

Name / Weight Size Hook 価格(税込)
メタルエフェクトブレード / 20g 56mm F#11 R#S ¥880
メタルエフェクトブレード / 30g 64.5mm F#12 R#M ¥924
メタルエフェクトブレード / 40g 71mm F#13 R#L ¥968

ジャクソン公式メタルエフェクト・ブレード詳細ページはこちら

縦のステイフォール、横のブレード

両者のコンセプトも明確で分かりやすい。メタルエフェクトステイフォールは、ジャーク(シャクリ)後のユラユラとしたシミーフォールがバイトトリガーとなって、各魚種をメロメロにしちゃう。いわばフォールで魅了、食わせの間を与えるコンセプト。

そして、メタルエフェクト第二弾となるブレード付きの「メタルエフェクトブレード」は、横の釣りを意識したもの。つまりは〝巻き〟重視ですね。

メタルエフェクト・ブレードの特長

さて、今回ピックアップする「メタルエフェクトブレード」。その特徴は、ブレードによる集魚効果とボディの直進安定性。リトリーブすると、ボディは真っすぐに進む(回らずに微振動して直進)、ブレードは回転するというモノ。

もちろん、メタルエフェクト共通の特徴である窪んだボディが、光を拡散し、直進していてもオートマチックにフラッシング。これに加えてブレードのフラッシング&波動で、ストレートに素早く進みながら、巻いているだけでアピールしてくれるのです。

△熱収縮チューブで可動域を半固定化。これによりリーダーを拾うといったトラブルを解消。リトリーブではもちろん、この工夫はフォールやジャークでのトラブルも軽減させる

そして、ブレードとフックが絡んだり…といったトラブルも非常に少なく、アクションが破綻しないのも魅力。要は、基本的に巻くだけで攻略できちゃう! しかもトラブルを気にしなくていいので、速巻きでスピードで騙すなんてことも可能。青物攻略なんかにも、もってこいですよね。

ボディのクボみのエッジに違い

またメタルエフェクトステイフォールとの比較で挙げると、先に述べたボディのクボみがステイフォールではクボんだカップのフチ、エッジの片方は立っていて、もう片方は丸みを帯びた設計(左右非対称)。

そしてメタルエフェクトブレードでは両面対象。これは、ステイフォールがエッジの形状に差をつけることで水の受け流し方が変わり、フォール時の揺らぎをオートマチックに出せるのに対し、ブレードはどちらもエッジが同じ形状なので水の受け流し方に差がなく、だから直進性が増すという仕組み。

コレ、2つ持っておいたら、とりあえずライトショア系ゲームなんでも成立しちゃうやつでは!

強度に優れたシングルフック

△先日公開した、滑谷 徹さんからのレポートでも、シイラがガッツリとフックアップ

また、フックは強度重視のシングルを採用。メタルエフェクトブレードは、巻きの釣りで真骨頂を発揮するのは述べた通り。そのためリアクションバイトも多く、それがトルクある青物であれば、瞬間的な負荷はガッツリ掛かります。その瞬間的な高負荷に対応すべく、強度の高いシングルフックを採用しているのです。

この夏、ショアSWでブレードルアー攻めが熱い! 【新作メタルエフェクトブレード解説】

ステイフォールとブレード、2つあれば完璧!?

というわけで、メタルエフェクトブレードをご紹介してきましたが、同ステイフォールと併用すれば鬼に金棒!?

青物、フラットフィッシュをはじめ「様々な魚に効果アリ」ってのも魅力のブレードジグですので、ぜひチェックしてみてください。

ジャクソン

1980年設立、静岡に自社工場を持つルアーメーカー。 ロングラン人気を誇るアスリートシリーズなどシーバスルアーをはじめ、サゴシ、チヌ、青物、ロックフィッシュ、アジ、メバルなどSW各ジャンルのルアーやロッドなどのアイテムを続々と発表。またソルトだけでなくまたバスやトラウトアイテムも豊富。 様々なルアーターゲットに向けたこだわりのルアー、タックルを輩出している。