秋のコノシロパターン

例年、東京湾はこの時期からコノシロパターンが始まります。比較的大きいコノシロのベイトは、ビッグベイトルアーが効果的。かなりスリリングで、面白いゲーム。しかも釣れるシーバスのサイズはデカいので、年々人気のゲームとなっています。

コノシロパターンが始まったということで、ビッグベイトを投げ続けたのですが、この日は不発。コノシロの群れがまだ固まっていなく、またシーズン初期なので、ムラがあるようです。

40g～50gといった中型ルアーであれば、従来のボートシーバス用のロッドで十分ですが、最近ではかなり大型のルアーも使うので、その場合はビッグベイト用ロッドが必要となってきます。

早川キャプテンと作製した「フェニーチェシリーズ」にも、ビーストという名前の、130gまで扱えるビッグベイト専用のラインナップもあり、2年前発売した時には即完売という人気モデルとなっています。

製品名	継数	全長(ft/cm)	仕舞(cm)	標準自重(g)	先径(mm)/元径(mm)	ルアー(g)	ライン(ｌｂ)	PE(号)	テーパー/アクション	使用材料	税別価格
SPBC-652MH+LIMITED	2	6’5″/195.6	101.1	183	10～130	～40	1～3	MH＋（ミディアムヘビープラス）	レギュラーファースト	ｶｰﾎﾞﾝ95%,ｸﾞﾗｽ5%	¥34,500

アブガルシア公式「ソルティーステージ ピーアールエム フェニーチェ」の詳細ページはコチラ

クロダイは好調

コノシロパターンのシーバスは不発だったので、クロダイ狙いに切り替え。48cmに続き、今度は50cm！

プロトのロッドはいい曲がりで、バレも気にならないくらいの粘り。パワーを残しつつ、バットまでしっかり曲がるロッドが理想です。

ボートゲームではこのように、シーバスだけではなく状況に合わせて色々なターゲットが狙えます。横浜ストライカーの早川キャプテン（Instagram：masa.cap.striker）とは、ソルティーステージやフェニーチェといったボートシーバス専用ロッドを共に開発してきました。

現在、さらなる進化を目指し、新しいボートシーバスロッドをテスト中。ボートシーバスを軸としながらも、サワラキャスティング、ボートチニング、カツオ、メジなどのオフショアキャスティングも可能なロッドを目指し、そのために新しい製法も取り入れて開発しています。

前回の連載でもお伝えしましたが、やはり長年やっていると、欲しいロッドというのは、1本で何でも出来る汎用性の高さ。

20年間、様々な専用ロッドを作ってきたからこそ、そこから見えてくるものを集合させ、1本にあらゆる要素を詰め込んで、最高のバーサタイル性をもったボートゲーム用のロッドになる予定です。