ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

【185gのシンペン】これまで獲れなかった大型魚に「オシア ヘッドディップ 175HS」

  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

GTに、大型青物に…その実績は十分。

シマノの名作「ヘッドディップ175」に、その重さ185gのヘビーシンキングモデルが登場。

沈めて使う?浮かせて使う?その意図とは。

オシア ヘッドディップ 175HS

発売中

シマノ公式「オシア ヘッドディップ 175HS」詳細ページはこちら

なぜヘビーシンキングなのか

その理由は…GTといえばこの人、すでに2023年度の予約もすべて埋まっているという、かのビッグディッパー船長 福井健三郎氏のインプレッションがわかりやすい。

 

ヘッドディップ175HSの最大の特長は水面に飛び出すようなミスアクションが起こりにくいこと。切り立った地形の近くを攻めることが多いトカラのGTゲームでは、風波、潮波に加えて返し波を合わせた3つの波でグチャグチャになることがよくあります。不規則な波の中では普通のダイビングペンシルはどうしても使いにくい。水面から飛び出したり、水面上を転がったり、フックとリーダーが絡まるトラブルが多発します。こうした状況では、ヘッドディップ175HSを使って水面下、50cm、1mを引いてくるというアプローチがとても有効です。ウェイトがあるので飛距離を出しやすいですし、フローティングタイプに比べてフッキング率が高い点も長所ですね。

出典:シマノ公式HP

いかにターゲットに効果的なダイペンと言えど、荒波や不規則な波の状況下では使いにくい訳です。水面に飛び出したり。そこで、ヘビーシンキング。水面下50cm~1mを引くことで飛び出しにくくなり、魚にしっかりアピールできる。

…それが一番の理由。また、ヘビーウエイトになることで飛距離アップにも繋がり、またフッキング率も良くなる。加えてアクションにも幅を持たせられるという。

ボディの最も後方に配置した専用成形ウェイトで、向かい風をものともしない優れた飛距離と、素早い底取りを実現

使い方やセッティングについて

アクションは基本的にしっかり沈めてタダ巻き、もしくは軽くトゥイッチを入れて巻いてくるだけ。巻いてきても沈め直さず、そのままノンストップで巻き続けることがキモとのこと。また福井氏いわく、フォール中にGTがルアーについていっている?と感じることがあるそうで、巻き始めは特に要注意。また、フォール中にバイトすることもあり、なかなか気の抜けないルアーになっているようです。

カラー&スペック

実績のあるカラーを揃えたという、ベイトフィッシュを意識したカラーラインナップは全6色。

Aタイプのスケールブーストをベースにナチュラルカラーで仕上げられた「Aカタクチ」はギラつく反射光で強烈にアピール。Nタイプのスケールブーストを採用したカラーは、それぞれ個性的な印象の「Nピンクイワシ」「Nイワシミント」「Nブラック」。また、よりナチュラルなアプローチを考えるなら「アルミマイワシ」「アルミサンマ」といったカラーも注目したい所。

001 Aカタクチ

002 Nピンクイワシ

003 Nイワシミント

004 Nブラック

005 アルミマイワシ

006 アルミサンマ

185gのシンキングペンシル。それは、あまり長さがなくて、しっかり沈み、飛行姿勢が良くて飛距離が出るルアーが欲しい、そんな現場の最前線の声が元となり生まれたルアー。

関連動画もチェック

出典:YouTube「SHIMANO TV公式チャンネル」

シマノ(Shimano)

1921年創業。1970年に「レジャーを通して人々の健康に寄与する 」という企業哲学のもと、釣具事業部が発足。リール、ロッド、ルアー、用品などクオリティの高いアイテムの開発、製造、販売までを行い、釣具の総合ブランドとして、国内外問わず多くのファンを抱えている。独自の技術も数多く、世界に誇るジャパンクオリティを提供し続けている。