皆さんこんにちは。國澤高士です。

春も折り返し地点といったトコロでしょうか？　現在琵琶湖では産卵前や産卵中の個体が混じっている状況で、これからゴールデンウィークが近づくにつれて産卵後のバスも増えはじめ、徐々にそういった個体も視野に入れたアプローチが大切になってきます。

そんなこれからのシーズン。バスを攻略するにあたって、ボートと陸っぱり共にキーになってくるのが「イチ早くポイントや周辺エリアの状況を把握すること」。プリスポーン、ミッドスポーン、アフタースポーンが混在していくため、釣りをする場所の状況をシッカリ把握することで、釣果が上がると共に「狙った魚を釣る」という達成感や楽しさも味わうことができます。

場所のセレクトに関しては日替わりなので、一概に「ココ！」とは言いきれませんが、今回はこの場をお借りして、これからの季節に有効な産卵前から産卵後のバスを狙う方法と、そんなバスを釣るのに相応しいルアーを紹介させていただきたいなと思います。

國澤 高士（Kooshi Kunisawa） プロフィール

琵琶湖北湖DCマリーナを経営しながらガイド業もこなす超ベテランアングラー。琵琶湖オープン’16年AOY獲得 ’18年AOY獲得 ’20年クラシック優勝など、琵琶湖で開催されているトーナメントにおいても数多くの好成績を残すなど、琵琶湖全域の知識量もカナリ豊富。フィネスからパワーゲームまでオールジャンルを得意とするマルチアングラー。

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沈み物や残りウイード周りを重点的に！プリスポーンバスにはミドスト攻めがアツイ

では、早速本題に…。

まずは「プリスポーン」の狙い方について解説していきます。ミオ筋などの一段落ちた水深が広くなっている場所、いわゆるマンメイドストラクチャーや残りウイードを重点的に狙うと比較的プリスポーンの個体を釣ることができます。

そういったストラクチャー周辺にサスペンドしている個体に対して、ミドストで丁寧に通す釣り方がここ最近は好調で、渋い状況でもカナリ効果的。ジグヘッドのウエイトは1.3g、1.8g、2.6gを使用。「ウイードなどに引っ掛かりやすくて抜けやすい重さ」を意識して3種類のウエイトを使い分けるようにしています。

そして使用しているワームに関しては大きく2種類。O.S.Pの「HPミノー」と「ドライブスティックスペック2ノンソルト」を、その時のバスの状態やベイトの種類などに応じてローテーションさせています。

O.S.P公式「HPミノー」詳細ページはこちら

O.S.P公式「ドライブスティックスペック2ノンソルト」詳細ページはこちら

プリスポーンの状態は神経質なことも多く、障害物への激しいコンタクトや動きはマイナス要素になることが多いです。そういった理由もあってミドストを多用しています。

ミドスト以外にも使えるルアーは色々。状況別のオススメルアーも紹介していきます。まず、低気圧などで活性が高そうな時は「ルドラ 130 SP」や「ヴァルナ110 SP」を駆使した、ストップ&ゴーでバスの目線より上を狙ったアプローチが有効！高活性時はスピード感とアピール力を重視するという意味で、これらのルアーが効果的です。

O.S.P公式「ルドラ 130 SP」詳細ページはこちら

O.S.P公式「ヴァルナ110 SP」詳細ページはこちら

また、春のターンオーバーなどで水質の悪い場合は「ハイピッチャーMAX」（1/2ooz）などを使ったスローロールも有効。

O.S.P公式「ハイピッチャーMAX」詳細ページはこちら

逆の展開で水が比較的クリアでベイトも多く、状態的に活性が高そうな時であれば「ドライブシャッド」をセットしたスイムジグ（3/8oz）も有効。サーチ力も高くてバスの居場所を探す上でカナリ効率が上がりますよ。要するにプリスポーンバスはスポーニングエリアに近い一段落ちた水深に居ることが多く、ソフト&スローで横の動きで誘うことがキモになります。

O.S.P公式「ドライブシャッド」詳細ページはこちら