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【春はベイトよりエリアで釣る】クランクを投げる日が年間200日以上。ビッグボーイ上田「春のクランク劇場」

寄稿:上田 直紀
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春のバス釣り特集

みなさん、こんにちは。琵琶湖ガイドの上田 直紀です。

さて、春と言えばMAX級が狙えるタイミング。私もかつて65㎝の5kg超えほか、ロクマルを何本も釣ってます。条件が揃った良い日に当たれば、ゲストさんと50upが爆釣なんて日も。

…実は、これ全部「クランクベイト」での釣果。

というわけで、今回は魅惑の春のクランクパターンについて、ご紹介していきましょう。

上田 直紀(Ueda Naoki) プロフィール

depsプロスタッフにして琵琶湖のプロガイド、通称「ビッグボーイ」。そのスタイルはクランクベイトを中心とした巻きのストロングスタイルで、年間200日はクランクベイトを投げる根っからのハードベイター。デプスの人気ワーム「スターラーテール」を生み出したことでも有名。

 

春は「ベイト<エリア」

春先の3月頭〜5月のアフター手前までを考えると、ベイトは無視して結構です。

この時期というのは産卵前~産卵直前といった、様々な状況の魚が混在している状況。ベイトで絞り込むと、その状況にある魚しか釣れない。つまり釣れる魚の“幅”が狭くなってしまうんですね。

 

基本的に狙うのは産卵前の荒食いのバスなんですが、混在しているため食性で食ってくる個体もいれば、威嚇やリアクション的な要素で食ってくる個体も混ざってきます。

だからこそ、重要なのはベイトよりも魚がいるであろうエリアを釣っていくことなんです。

 

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